先週に、PS4とVitaのマルチとして
往年の名作RPGであった聖剣伝説2を
リメイクした作品が発売された。
オリジナルは1993年に発売され、既に四半世紀が発売から経とうとしているが
このSFCの名作のリメイク、国内もそうだが、海外でもJRPGファンにとっては
なかなかに注目のタイトルになっていたようだ。
普通に考えれば、元々あるものをキレイにリメイクすれば
そんなに手間もかからず、それなりのゲームが出来るだろうと思うのだが…。
そんな聖剣伝説2、非常に酷評をされてしまっているようである。
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オリジナル…いや、それ以上の多数のバグ報告に低評価が相次ぐ。
元々、日本人のレビューというのは、海外と比べて低評価が付きやすいとされる。
減点方式で点数を決めるので、極端な点数が出やすいのが特徴で
特に低評価については、ネガキャン的なものも含めて、多くの評価がされ
不当な低評価といったタイトルは、プラットフォーム問わずに起きることがある。
しかし、残念ながら、今回のPS4版聖剣伝説2は、そんなレベルではなかったようだ。
この記事を更新している時点で、PS4版の聖剣伝説2は60件のカスタマレビューがついているのだが…
その結果は、以下の画像のとおりとなる。
62%が★1の評価…。つまり、37~38件のレビューが★1ということ。
★5と★4はそれぞれ一件ずつ。★5レビューはレビューとも言えないような内容で
ツッコミが入りまくっているので、★3以下のレビューしかない状況である。
レビューの母数は十分とは言えないかもしれないが、★1.6という平均点は正直やばい。
その内容を見ると、やはりバグに関する内容での低評価がほとんどである。
確かに、聖剣伝説2は、ネットも何もない時代でもバグが多いことで
有名になり、小売の売り場には、バグをお詫びする告知文が置かれたものだが…。
そのバグを、何もリメイクでも再現しなくてもいいのに…と思ってしまう。
もっとも、オリジナルより更に酷いバグが多く報告されているようだが…。
ちなみに、Amazon購入者だけのレビューに絞っても
全41件のレビューのうち、★4が1件、★3が5件、★2が8件
そして残り27件が★1となっている。購入者平均で見ると
更に点数が低くなる(小数点第二位以下切り捨てで★1.5となる)のは
もはや救いようがない。バグについては、アップデートで直せば良いと思っているのだろうか?
実際に、パッケージには本ソフトの追加機能を利用するためにはインターネットに
接続が必要との但し書きがあるが…。ゲームをまともにするパッチは追加機能と
言わないとは思うし、今後このバグが修正がかけられることがあるのだろうか?
これなら、M2が移植作業に当たった、スイッチ版の聖剣コレクション内の
オリジナルの聖剣伝説2をやっているほうが余程楽しめると思うが。
どうしてこうも、ユーザーからの信頼を無碍にするようなソフトを
軽はずみに出せるのか。正直理解に苦しむ。