今は、ゲームセンターというよりはアミューズメントパークと
表現されることが当たり前になったアーケード。
個人的に、20年ほど前のアーケード格闘ゲーム全盛期に
毎週のように地元のゲーセンに入り浸り、見知らぬ猛者と
対戦を繰り広げ、時にはリアルファイトにも巻き込まれかけたこともある
管理人だが、最近のアミューズメントパークは昔のゲームセンターと比べると
家族連れやお年寄りでも入りやすい、随分まろやかな(?)施設になっている。
昔はアーケードゲームは、筐体に記録を残すか、インターネットが一般的になってからは
最初、登録パスなどを使ってゲームの記録を残していたが、大体12年ほど前ぐらいから
常時インターネットが当たり前となり、ICカードを使って
記録に残すのが一般的となった。現在、アーケードで多数のゲームを展開する
コナミやセガ、タイトーやバンダイナムコなどがそれぞれ独自のICカードを
発行し、アーケードゲームのオンライン周りを充実させている。
しかし、それぞれのメーカーごとで異なる仕様があり
今までは、それぞれのゲームで記録を残しておきたかったら
それぞれのメーカーが発行するICカードを300~400円出して購入する必要があった。
一つのゲームしかプレイしなければ問題ないが、複数の様々なメーカーのゲームをプレイする
ディープなユーザーとしては、それぞれのカードの管理が正直面倒であった。
財布はかさばるし、一度カードを失くしてしまうと、再度カードを購入しなければならない。
恥ずかしい話ではあるが、管理人はコナミのe-AMUSEMENTカードを
恐らく通算で10枚以上は紛失している。←
このカードの管理があり、ゲーム自体はプレイするものの、最近は
ゲーセンから足が遠のいている管理人だが、この度、3社のICカードが
統一規格になることが発表された!
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コナミ・セガ・バンナムのそれぞれのICカードが一枚のカードに夏頃に統一されることが明らかに!
管理人は、コナミの音ゲーをやるので、e-AMUSEMENTを持っている。
また、チュウニズムもやるので、セガのAimeカードも所持している。
昔はグルーヴコースターをやるために、NESiCAも持っていたが
どこかになくしてしまったので、面倒になってそのまま引退した←
バンナムが発行している、パナパスポートだけは所持したことが無い。
ITMediaが報じたところによれば、上記で挙げたカードのうち
コナミのe-AMUSEMENT PASS、セガのAime、バンナムのパナパスポートの
3つのICカードが、夏頃までに一枚のカードで統一されることが明らかになったようだ。
バンダイナムコエンターテインメントとコナミアミューズメント、セガ・インタラクティブの3社は2月9日、アーケードゲーム用ICカードの仕様統一に向けて合意したと発表した。3社が独自で展開してきたICカードの仕様を統一。今夏ごろまでに、3社のゲーム機共通で利用できるようにする。
アーケードゲーム用ICカードは、ゲームのプレイデータなどを記録できるICカード。バンナムは「バナパスポート」、コナミは「e-AMUSEMENT PASS」、セガは「Aime」をそれぞれ独自仕様で展開していた。
合意を受け、夏ごろまでに3社の仕様を統一し、新たに「アミューズメントICカード対応バナパスポートカード」「同e-AMUSEMENT PASSカード」「同Aimeカード」を発行。夏ごろまでに、3社の対応ゲーム機・IDサービスの相互利用を目指す。アミューズメントICカードの共通マークも定める。
カードをなくしまくってしまう管理人としては、朗報である。
一つのカードに統合されれば、財布の中をまさぐる回数も減るし
何より、非常に手軽に各社のゲームをプレイすることが出来る。
この統一企画は、個人的に大歓迎である。
カードの値段などはまだ発表されていないが、このカードが発売されれば
個人的に最近遠のいていた、アーケード熱が復活するかもしれない。
欲を言えば、NESiCAも併せて統合してほしいものだが、流石にそれは高望みか。
カードの管理が非常に楽になる今回の動き。早く続報が出ることを期待したい。