発売以来、ずっと好調を維持し続け、既に全世界で1500万台以上の
普及が進んでいるニンテンドースイッチ。
前世代のWii Uの5 年以上かけた売った台数より、既に多くの本体を売り上げており
2017年のゲーム業界は、間違いなく全世界でスイッチが主役であったことは間違いない。
今年も、今後様々なソフトが出ることがアナウンスされており、スイッチユーザーとしては
今年も充実したゲームライフを送れそうである。
スイッチが爆売れしているため、全世界でスイッチに参入しようという流れが
去年の中盤頃からっ見られるようになり、今は更にその勢いが増している。
国内外で、このメーカーが任天堂に来るか!と思わせるタイトルの参入が相次いでいるが
国内では、ついのモバイル専用だったあの会社までが参入することになったようだ!
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まさかのグリーが「釣り★スタ」をスイッチでグローバル配信することを発表!これが任天堂の倒し方?
というわけで、タイトルで既に書いているとおりであるが
今回、ニンテンドースイッチに参入を表明したのは、今は
スマホアプリで様々なゲームを展開するGREE(グリー)である。
グリーが公式で発表したニュースリリースを引用する。
グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:田中良和、以下「グリー」)は、市場拡大が今後期待される家庭用ゲーム機などのモバイル以外のプラットフォームに、ゲームタイトルの配信を拡大していくことをお知らせします。第1弾は、グリーの自社IPである「釣り★スタ」のNintendo Switch版をグローバル配信予定です。
2017年の家庭用ゲーム市場規模は、ハード・ソフト合計で昨年比130.8%の3917.5億円となりました。ハードとソフトの市場規模がともに前年比プラスとなるのは、2006年以来、11年ぶりとなります。(※1)
また、2016年の世界ゲームコンテンツ市場規模は、8兆9977億円となり、その内家庭用およびPC向けパッケージゲーム市場は1兆1531億円、デジタル配信ゲーム市場(モバイルゲーム、PC配信ゲーム、家庭用ゲームデジタル配信)は7兆8445億円となりました。(※2)
パッケージゲーム市場は微減したものの、家庭用ゲームを含むデジタル配信ゲーム市場は前年より10%以上拡大し、市場全体が伸長する結果となりました。(※3)グリーでは、「エンジン×IP×グローバル」という戦略を掲げ、自社ゲーム用に開発した「エンジン」を強化しながら、自社以外の共同原作・他社「IP」を活用したゲームも開発し、「グローバル」での展開を進めています。これまではスマートフォンなどのモバイル端末向けを中心にゲームエンジンの開発・コンテンツ配信を行ってきましたが、今後は家庭用ゲーム市場の伸びに期待し、事業領域を拡大していきます。
家庭用ゲーム参入第1弾としては、2018年内にNintendo Switch向け「釣り★スタ」をグローバルに配信し、以後も自社および他社のIPを活用したタイトルを配信していく予定です。
というわけで、まさかのグリーがCS市場に参入である。
CSでDL販売などのデジタル販売市場が伸びた事を受けての参入のようだ。
正直、今の日本ではスマホゲー市場のほうがCS市場の3倍近い市場規模があるので
そちらで稼げば良いと思うが、こうやって展開しなければ今後どうなるかわからない…
といった経営判断があるのかもしれない。いやはや、DMM GAMESのスイッチ参入と言い
スイッチが出てから、どんどんCSハード業界ではにわかに信じがたいことばかり起こる。
そういえば、グリーと言えば、昔産経が運営するゴシップ情報サイトである
ZAKZAKで家庭用ゲームを作っていた経験のある、面接に来た人に向かって
若い面接官が任天堂の倒し方を知っていると
息巻いていたという話が、報じられた(事実かどうかは不明)ことがあるが
今回のこの釣り★スタでの参入は任天堂を倒す第一歩…の訳はないか(当たり前)
いずれにせよ、スイッチがCS業界どころか、ソシャゲ界隈も巻き込みつつあることは
余りにも驚異的である話と言っていいだろう。GREEは釣り★スタだけではなく
その他のゲームも、出していく予定であるということで、かなり力を入れているとも言えそうだ。
正直、グリーがどこまでやれるかは未知数であるが、参入する以上は、手を抜かないで
ちゃんとしたゲームを出してほしいと願うばかりである。