その昔、セガの看板キャラクターとして、一時は特に海外では

マリオに迫る勢いを見せた音速のハリネズミこと

ソニック・ザ・ヘッジホッグ



今現在もシリーズが続いているソニック・ザ・ヘッジホッグを生み出した開発チームとして

ソニックチームという開発部署がセガ内にかつてはあり

その中核メンバーとして開発に大きく関わっていたプログラマーに中裕司氏がいる。


ソニック以外にもアウトランや、Nightsや、PSOなどのセガを代表する

数多くのゲームに関わっており、ゲームクリエイターとしてはかなりの有名人である。


その中氏も、セガからクリエイター支援プログラムを受けて、株式会社プロペという

ゲーム開発会社を立ち上げ、任天堂の一部タイトルの開発に携わったり、近年では主に

スマホ向けのゲームや3DSへのゲームをリリースしていた。


肩書的には、プロペの代表取締役であったはずの中氏。

その中氏が今月に、スクエニに入社していたことが本人から直接明かされた。


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自分の意志?引き抜き?スクエニに入社したことを本人が報告する。

中氏がスクエニ入社という、まさかの報は本人のツイッターアカウントの告知によって明らかとなった。



あまりにも唐突な告知で、状況が整理できないが、可能性として1番ありえるのは

やはり、中氏の実績を買ったスクエニの引き抜きと言ったところだろうか。

当然プロペの代表取締役も辞任しての入社だと思われるが…。

プロペのホームページは昨年の4月から更新が無いとは言え現在も残っている状況ではある。

しかし、プロペの公式ページに有る会社の所在地を検索してみると

現在は、その階は空きが出来ているのが確認できる。


出典:http://prope.jp/corp.html

出典:https://officee.jp/catalog/%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%94%E4%B8%89%E7%94%B0%E3%83%93%E3%83%AB/35717/

※画像加工は管理人によるもの


というわけで、プロペは完全に引き払い、中氏は完全にスクエニ社員として

今後ゲーム開発を行うということなのだろう。

今日の昼に、プロペが配信していたアプリのサービスを今月25日で

サービス終了することも正式に報じられている。

プロペは、『僕と私のキズナモンスター』のサービスを2018年1月25日14時をもって終了する。

本作は、エグゼクティブプロデューサー中 裕司氏、プロデューサー見吉 隆夫氏の日本初のネットワークコンシューマーRPGを創出してきたコンビが贈る本格派冒険育成RPGとして2016年12月14日よりサービスを開始。サービス開始から約1年1ヶ月でのサービス終了となる。

しかし、他にも幾つかサービスインしているアプリがあり

中には去年の12月からサービスインしたものもあり

果たして、今後これらのサービスがどうなるかが気になるところである。

以前から、恐らく決まっていたのであろうが、特に公式サイトなどで

告知があるわけでもないので、その辺りは不誠実にも感じる。

恐らく内部で色々あったであろうことは、想像に難くないが

いずれにせよ、他社の名前の知れたクリエイターがスクエニに

移動する例が見られるようになってきていて、スクエニとしても

人材不足を埋めるための採用ではないかと、色々と勘ぐりたくなる話である。

いずれにせよ、スクエニにはこの貴重な人材を活かせるような登用をしてほしいものだが…。


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