管理人がゲーム業界で使われるネタにされる言葉…すなわちよく分からない言葉を
よく分かるように解説するコンテンツの第14回目です。
先の作業用ゲーム音楽記事でも書きましたが、2017年も今日で終わりということで
不定期になっているコンテンツの更新を行おうというのが、今回の更新の切っ掛けです←
どんな題材がいいかなと思い、思考をめぐらしてみた所
明日から今度は正月に入るということで、正月には欠かせない食材の
かまぼこを思い浮かべました。
ゲームのブログなのに、かまぼこの画像を貼るとは思いませんでしたが←
今回はそのかまぼこから連想した「かまぼこ工場」について
解説したいと思います。一体、どんなところで使われる言葉なのでしょうか?
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第14回 かまぼこ工場とは?
かまぼこ工場…この言葉を全く知らない人から見れば、何かRPGとかで変な場所があるのか?と
想像するやもしれません。そりゃ、工場という名称であれば、そんなイメージが出てきても不思議ではないでしょう。
しかし、この用語が使われるゲームはなぜかbeatmania IIDXなんですw
まさかの音ゲーで使われる用語とは…。
全く言葉の意味を知らない人には、想定外な結果ではないでしょうか?
では、bematmania IIDXのどういった場面で、このかまぼこ工場が使われるかというと
ズバリ、スクラッチが多いテクニカルな曲のことを総称した言葉なんです。
忘れている人もいるかもしれませんが、1997年にアーケードでコナミが稼働を開始した
beatmaniaのゲームジャンルは、DJシミュレーションです。
DJといえば、やはりスクラッチ…つまり、例のキュキュキュと回すアレです。
そのスクラッチだけではゲーム性を確立するのは難しかったのか(後にセガからクラッキンDJってゲームも出てますけどね…)
鍵盤が5つついているのが、beatmania。そして、その上位Verが現在メインで稼働している
スクラッチと7鍵盤のbeatmania IIDXというわけです。
元々はDJシミュレーションゲームで、最初はそういったややコアよりな楽曲が多かったのですが
シリーズを重ねるに連れて、ポップな曲も増えていき、これはクラブでは使わないだろう…といった
曲も多く収録されるようになりました。シリーズ延命のためには不可欠だったこととはいえ
昔からの楽曲を好む層には、今なお、批判的に捉えられる部分でもあります。
現在は、鍵盤の配置を多くするいわゆる物量譜面で、ユーザーを殺しにかかってくることが多いですが
スクラッチを大量に配置した、本格的なDJ気分を味わえるような曲ももちろんあります。
そういった曲は、スクラッチ曲ではなく、ターンテーブルを皿に見立てて皿曲と言われたりします。
今のbeatmania界隈ですと、スクラッチ=皿というスラングが完全に定着しています。
beatmaniaのキモのスクラッチ(皿)について触れたところで、いよいよかまぼこ工場の具体的な説明をします。
先に、スクラッチが多い曲と書いたわけですが、beatmaniaは画面上部からオブジェが降ってきて
それが判定ラインに重なるのと同時に、スクラッチを回す、または対応する鍵盤を押して、タイミングがあっていれば
ゲージが上昇していくシステムを取っています(余談ですが、この上から降ってくる譜面の方式はコナミが特許をとっており他の会社は使うことが出来ません)
beatmaniaの譜面は、以下のような画像のようになっています。
画面の一番左がスクラッチオブジェ。そして白と黒が交互に来るのが鍵盤部分のオブジェです。
なお、IIDXの場合は、右サイドだと右にスクラッチオブジェが来ます。
このオブジェの配色と場所は、初代の5鍵時代から全く変わっておらず、まさに
beatmaniaを象徴するものなのですが、スクラッチ部分は見ての通り、少し幅広で
赤のようなオレンジのような線が降ってくるようになっています。
かまぼこ工場は、スクラッチが連続する譜面でスクラッチオブジェが重なって見えるような場合に
まるでかまぼこのように見えるということから、名付けられたスラングなのです。
これは画面写真を見ると一目瞭然な話なので、実際かまぼこ工場と呼ばれる譜面をお見せしましょう。
上記の画像は、PCでbeatmaniaの譜面を作れるようなツールで作ったもので
実際に収録されているものではありませんが、イメージはわかっていただけると思います。
実際に収録されている曲で、極端な皿曲には以下のような譜面があります。
スクラッチは前か後ろに一回少しでも動かせば入力が認識されますが
このレベルだと、前後運動が激しくなりすぎて、非常に疲れることうけあいですw
というか、管理人はこのレベルは無理ですね…w
ちなみに、この曲’(灼熱Pt.2 Long Train Running)につけられているVJ(演奏中に流れているPVVみたいなもの)には
かまぼこが登場しており、かまぼこ工場はコナミも認知する公式ネタとなっていますw
ネタ譜面として捉えられがちなかまぼこ工場ですが、DJシミュレーションという
beatmaniaの本来の立ち位置から考えると、正当な高難易度譜面ということになります。
お正月は、おせちのかまぼこを食べながら、かまぼこ工場に思いを馳せるのもいいかもしれませんね(謎)