元々、ポケモンのフォロワー的なタイトルとして、様々な機種で発売されながらも
主にPS関連で展開してきたIPである、デジモンワールドシリーズ。
バンダイが男の子向けに「戦うたまごっち」というコンセプトのもと展開した、デジタルモンスターの
RPGゲームで、デジモンワールドは1999年からプレイステーションメインで今も続いている。
最新作は、14日に発売されたデジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー。
2015年にCitaで発売されたデジモンストーリー サイバースルゥースの続編となり
この作品には前作のデジモンストーリー サイバースルゥースが特典として丸々ついてくる。
デジモンシリーズの最新作は、しかし売り上げとしてはあまり芳しくなかった。
詳しくは、以前書いたランキング記事での売り上げを確認していただきたい。
【速報】ニンテンドースイッチ42週目は22.1万台を売り上げる!妖怪ウォッチバスターズ2が20.8万本を売り上げトップに!
先に更新した先週の週販ではすでに、ランク外になっているので、どう考えても現在の売り上げは
最大限多く見積もっても、7万本程度ということになるが、どうやら売れ行きは想像以上に
開発者にとっては、厳しいものとなっているようだ。
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開発者が売り上げを苦戦しているとつぶやく。次回作の為に購入をお願いする見苦しさ。
今回のデジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリーについては
売り上げが苦戦していると、当のプロデューサーがツイッターで吐露している。
ハカメモ、売上的に少し苦戦しております…。次回作の為にも、もし購入を迷っている方が居りましたらオススメ頂ければ幸いです。
何卒宜しくお願い申し上げます。— ハブ (@habumon) 2017年12月25日
少し苦戦がどの程度を指すかはわからないが、目標に届いていないというのが現状なのは間違いないだろう。
クリスマスイヴの日につぶやかれているので、この手のゲームは今が一番の売り時であろうから
やはり、相当に売り上げについては目標を下回っているということなのだろう。
しかし、その事をツイートして、あまつさえ、売れないと次回作に影響する可能性もあることを
匂わせているのはどうなのか。自分たちの発言でデジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリーの
価値を貶めているとも言えるし、定価で買ってくれたお客さんにも失礼な話である。
また、買わないと次回作が出ないというような、人質商法(?)も
非常に印象が悪い。この手の商法はかつて、スターオーシャンなどでも見たことがあるが
個人的には、こういう呼びかけをされると却って萎えてしまう…。皆さんはどう思われるだろうか?
いずれにせよ、現状のPSのユーザー層とデジモンが客層的にあわないというのは感じるところである。
たとえ、今までPSでメインにリリースされてきたタイトルであっても、そこは柔軟に対応していかなければ
待っているのは緩やかな死である。一応、過去3DSでもシリーズの一部がリリースされたこともある
タイトルであるので、メインハードを変えること自体はできそうな気もするが…。
ハブ氏が言うように、色々と大人の事情があるのだろうか。