小学館が発行し、特に小学生高学年ぐらいまでの男児をメインターゲットに据えた
児童コミック誌であるコロコロコミック。
現在の日本では、最も男児への訴求力が高い雑誌となり
このコロコロコミックに取り上げられ、プッシュされたタイトルは
社会現象を巻き起こしたモノも少なくない。
現在でも人気があるミニ四駆や、ベイブレードなどのおもちゃ。
そして、ポケモンや妖怪ウォッチなどのゲーム関連のコンテンツも
コロコロコミックが、その人気を更に上げることに一役買っているのは間違いない。
そのコロコロコミックは、最近は不況とも言われる出版雑誌業界において
様々な雑誌が、電子媒体などに移ったり街の本屋さんが減った結果部数を落としているのに対して
まだまだ気を吐いている雑誌の一つである。少子高齢化が進み、子供が少なくなっている
現代日本では、特に男児向けという狭い客層相手に商売しているにしては
かなり健闘している雑誌だといえる。電子書籍化していないのもその理由の一つにもなるのだろうが。
しかし、ここ最近はさすがのコロコロコミックも発行部数は下がっている。
社団法人日本雑誌業界が調査し、公表している部数によれば
今年の1~3月、4~6月、7~9月においての平均の発行部数は77万部ほどになっている。
出典:月刊コロコロコミックより
さすがのコロコロも、現在の日本ではかなり苦戦していることだろうか。
しかし、12月15日に発売される予定である最新のコロコロコミックはなんと
100万部発行という強気の策を打ち出すようだ!
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妖怪ウォッチなど多数の豪華付録が付属!スプラトゥーン2の限定ギアが注目を浴びる!
12月15日に発売されるのは、コロコロコミック2018年の1月号となる。
今年に入ってからは、大体77万部ペースで発行してきたコロコロコミックが
なんとこの1月号は、100万部刷ることを決めたとのこと!
コロコロコミックの公式ブログがその事を直接告知している。
理由は、付録が超豪華だからということらしい。
そうです!
12月15日ごろ発売!
月刊コロコロコミック1月号は!
100万部です!!!!興奮しすぎて、2000年代テキストサイトのテンションが出てしまいました…
でもそれほど100万部発行はスゴイんです!なので、お祭り大好きコロコロ編集部(編集長は浅草出身)、ここに
百万祭(ひゃくまんさい)
の開催を宣言いたします!これから1週間! 毎日更新で! コロコロニュースとコロコロチャンネルで! 月刊コロコロコミック1月号を猛プッシュお祭り騒ぎします!
何せ1日じゃ伝えきれないほど今回の号は……大攻勢!
コロコロ編集部の総力を結集し、100万部にふさわしい、チョ〜強力なふろく・まんが・スクープがてんこ盛り!
もうすでにネットで話題になっているものの特別情報から、まだ皆さまの目に届いていない激レア限定品まで、ガンガン特集してまいります!
今年の今までの発行部数から、25万部ほど増やした100万部は確かに編集部が言うとおり、相当にすごいことである。
現在の出版業界だと、あの少年三大誌のマガジンがちょうど100万部近くほどのようなので
雑誌が売れないと言われている昨今では、かなりの冒険と言っていいのだろう。
もちろん、これだけ強気に出るのは記事内にもあるとおり
豪華な付録があるとのことで、それに相当な自信があるということだろう。
上記の記事では、先日発売したばかりの妖怪ウォッチバスターズ2の
情報について公開されているが、現在は妖怪ウォッチは全盛期ほどの勢いはない。
コロコロコミックがこれだけの強気な発行に出たのはずばり
↓の付録がかなりのウェイトを占めるのではないかと思っている。
コロコロコミックとイカ研究所とのコラボ企画「エンペラー計画」の特大スクープが『月刊コロコロコミック』12月号で発覚!
以前より、任天堂とコロコロの共同で作成していると告知していた「エンペラー」の「ギア」。この度、完成した「エンペラーギア」が、ニンテンドースイッチソフト『スプラトゥーン2』のゲーム中で使用できることが判明! さらに「エンペラーギア」を入手できるシリアルコードが、『月刊コロコロコミック』1月号(12月15日ごろ発売)の付録として付いてくるのだ!!
漫画に登場するエンペラーと同じ格好になれる、通常では手に入らない超レアなギア3点セットを入手せよ!!
漫画でのエンペラーの動き、戦闘力を再現するため、本作開発のイカ研究所とコロコロが共同で作り上げた3種の至高のギア。詳しい情報は『月刊コロコロコミック』12月号で独占スクープとして公開中! エンペラー計画最終局面のスクープも見逃すな!!
出典:【特大スクープ】コロコロ完全限定! 1月号のシリアルコードで「エンペラーギア」が君臨!!!!より
コロコロとスプラトゥーンのコラボは、1からあり、その時はアップデートによる
全ユーザーへの配信となっていたが、今回のこのエンペラーギア三種は
今の時点ではコロコロコミック限定のギアという触れ込みになっている。
コミックファンもそうだろうが、ゲーム自体のギアとしてもガチプレイヤーからは
このギアを欲しいという声が上がっているようだ。その結果、今回のコロコロを
子供ぶり以来に買うとか、そんな発言がネット上では散見されている。
その結果、上に貼ったAmazonのリンク先では、すでに在庫なしになっているという事態に…。
すでに任天堂の発表で、国内には160万以上(任天堂が3Q終了時点で公表したのは国内156万本だが
それから売れている数字を加味すれば、まず160万本以上の売上になっているのは間違いない)の
ユーザーが居ることになっていて、そのユーザーの半分でもギアを手に入れたいと思えば
それだけで80万部の売り上げが出るということになる。コロコロコミックの100万部発行は
確かにかなりの発行部数だが、こういった既存の数字から考えれば、無理ではないと
編集部が判断したであろうことは想像に難くない。もちろんそれ以外の付録目当ての
人も当然居るので、その数も勘案しての100万部発行なのだろう。
この出版不況のご時世に、大人にすら雑誌を買わせようという動機づけになる
スプラトゥーンというコンテンツの凄まじさを、改めて感じられる話である。
コロコロコミックとしては、十分勝算アリの話なので、スプラトゥーン様々といったところなのかもしれない。
コロコロ百万部の付録に混じるゴンじろー
ゴンじろーは要らないでしょう。今の時点ではw
これからキッズの星のメインになるわけですが、どうなることやら。
エンペラーギア、デザインも良いですがギアパワーもイカ速等使いやすい構成なのでありがたいですね!メインターゲットの子どもたち以外の需要が高そうなので100万部でも足りるか不安になってしまいますが…
個人的には、これを機に連載中のスプラトゥーン漫画がもっと注目されると嬉しいです。
現在、Amazonでは在庫切れになってますし、スプラ人口を考えると
100万部でも本当足りなそうです。限定ギアと言っているだけに
救済措置が後であるとも考えづらいですし…。
スプラトゥーンの漫画は、今看板的扱いになっているようですね。
ひのでや参吉先生のコミカライズも非常に力が入っていて大人でも楽しめますよね。