3月3日に発売されたあと、全世界で強い需要を保ち続け

そのままの状態で初のホリデーシーズンを迎えることとなったニンテンドースイッチ



日本での大人気は言うに及ばず、11月の第4金曜日である北米の

ブラックフライデーにおいても

オンライン通販で、全てのジャンルで集計してももっとも売れた商品になったことを

先日このブログでも記事にさせていただいた。


【大人気】ニンテンドースイッチ、米ブラックフライデーにオンラインで最も売れた商品となる!


海外でのブラックフライデーの週に、日本でもニンテンドースイッチは14.5万台という

驚異の売り上げを記録しており、増産体制が整って多くの出荷が出来るようになったという

君島社長の発言は、本当であることが改めて明らかになっている。

もともと最大の商戦期でもあるため、それなりの数のストックも用意したのだろうが

それでも、国内外でやはり売り切れ状態にすぐになってしまうというとんでもない状況になっている。


さて、ブラックフライデーのオンラインでの販売が最大だったことは判明していたが

もう一つ、北米で大きな売り上げが上がる日としてサイバーマンデーという日がある。

これは、ブラックフライデーの次に来る月曜日のこと。

サイバーマンデー(英語: Cyber Monday)とは、アメリカ合衆国で感謝祭(11月の第4木曜日)の次の月曜日を指す。この日は、オンラインショップ等におけるホリデーシーズンのセールの開始日と従来考えられており、各社が大々的なキャンペーンを実施し売上が急増する。

このサイバーマンデーでも、スイッチは絶好調だったようだが

この2つの日での、最高の売り上げを記録したのはやはり

ニンテンドースイッチであったことが報じられている!


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2017年は任天堂大復活の年!定価での販売にも関わらず他2機種を圧倒!

ニンテンドースイッチの北米市場での好調を書いているのはIGNである。

北米でNintendo Switchは感謝祭の最もホットな商品だったそうだ。

Adobe Digital InsightsMarkets Insider経由)によると、Switchは通販サイトで感謝祭、ブラックフライデー、サイバーマンデーにかけて最も人気な商品だった。PS4やXbox Oneといった競合はセール対象だったが、それでも通常の値段で販売されたNintendo Switchにはかなわなかったという。

「私たちでもここまで記録を破るような売れ方をするとは思いませんでした」とJefferiesのアナリストであるAtul Goyalはクライアントに向けた手紙に書いている。「この売れ行きを鑑みると、Switchはかなり普及していき、ここ5~7年はソフトウェアもマネタイズしやすくなっていくでしょう」

すでにニンテンドースイッチの勢いは、十分に周知されていたものにも関わらず

このブラックフライデー・サイバーマンデーの売れ行きはアナリストが予想できないほどの

遥かに強い勢いだったとある。ブラックフライデーは、基本的にセールの日なので

目玉商品は大幅な値引きを行う。特にPS4などは通常よりも100ドルの値引きがされて販売されていた。

すでにある程度普及している、PS4とXbox oneという点は考慮に入れなければならないだろうが

それでも、定価販売で全く値引きが行われたスイッチが、セールを行った他2機種が叶わなかったというのは

まさにニンテンドースイッチの現在の勢いをそのまま表していると言えよう。


また、別ゲームメディアで更新された記事には、前年と較べたときの

ニンテンドースイッチの売れ行きは、任天堂の大復活と言うにふさわしい

驚異的な数字が出ていることが明らかになっている。

 IDCのリサーチディレクターであるLewis Ward氏は「私の予備集計によると,2017年の北米(アメリカ+カナダ)での家庭用ゲーム機出荷台数は1500万台近くになり,1160万台売り上げた2016年のほぼ30%増しになります。増えた分のほぼすべてがSwitchによるものです。任天堂が昨年北米で出荷したWii Uは40万台もありません。今年だけでSwitchは520万台もこの地域に出荷されています。これは非常識なくらいの好転です」

 「私が言えるのは,気のために森を失うべきではないということです。2017年の家庭用ゲーム機業界で最大のトピックは任天堂の復活でした。それにも関わらず,私の調査では2017年第4四半期,そして2017年全体を通してPS4がXbox One全体よりも多く販売されることが示唆されています。さらに私の予測では2017年第4四半期のハードウェア出荷台数は,北米における2016年の状況と比べて25%上昇します。私が言ったとおり,この進展の最大の要因は任天堂の復活です」

中略

 「私は全体的に,ハイエンドゲームシステムに対する需要の限界の問題があると思います」とDFC IntelligenceのDavid Cole氏は発言した。「Xbox One Xは現在,多くのお金を持っており,最新・最高を求める人に売られています。しかし,客層はすぐに枯渇するでしょう。PS4は全体的にうまくいっていますが,PS4 Proは伸び悩んでいます」

 「ですので,私は,今回のBlack Fridayは,派手なグラフィックスを求める人は限られており,Switchのようになにか新しくユニークなものを提供すれば消費者は求めようとするということを示しているのではないかと思います」

長年業界を見ているアナリストが「常識はずれ」と評するほどの、ニンテンドースイッチの人気については

今後も衰えることはしばらくはないのだろう。この強い需要を維持したまま、国内外でもっとも

任天堂ハードの需要が高まるクリスマスをこれからいよいよ迎えるわけで、この年末商戦は

またしても、関係者を大きく驚かすようなスイッチの驚異的な売り上げが記録されるかもしれない。

もはや、ニンテンドースイッチの勢いは誰にも止められない。今後しばらくは、ずっと品切れが続き

据置が弱いとされる、日本でも大きなヒットを維持し続けるのは想像に難くない。

任天堂が生み出した傑作ハードは、今後世界累計1億台も狙えるほどの大型商品になりつつあると思う。


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