(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)
据え置き機と携帯機のハイブリッド機として、他社ゲームハードとは
一線を画すアイディアを搭載したゲーム機であるニンテンドースイッチ。
総合的なスペックにおいては、PS4やXboxに一歩及ばないところはあるが
よほどグラフィックを重視した海外の開発費が膨大にかかっているような
AAAタイトルでなければ、Nvidiaの技術もあって、他機種と遜色ないゲームをリリースでき
また、おすそ分けやテーブルモードなどで気軽に友人とゲームプレイを楽しめるという強みがある。
こういったゲームハード自体の利便性もあって、特にニンテンドースイッチでは他の機種や
PCではスペックを持て余すような、小粒なインディーズタイトルとことさら相性が良い。
携帯でき、動作も軽快なことから、今まで他機種で発売した数字よりも、最後発である
スイッチ版が売れていると言った事象が多く出ている。それらの話題は定期的に当ブログでも記事にしている。
【衝撃】インディーズ開発者「ワンダーボーイはスイッチ版が、PS4+Xbox one+PCの数字より売り上げている」
【インディーズの楽園】発売から3年経ったショベルナイト。ニンテンドースイッチでの売り上げが一番になる!
【またも大成功】後発マルチのThe Flame in the Floodのスイッチ版が、他の全てのプラットフォームの初日売り上げを足した数より多い売り上げを初日で記録!
発売から一年も経っていないにも関わらず、こういった成功談話は国内外で多く報告されていて
現在のスイッチはまさに、インディーズの楽園とでもいうべき
野心的なゲーム開発者にとって、最大限の成果が得られる大きな市場となりつつある。
海外で、スイッチ向けに発売されたゲームの成功体験はかなり聞こえてきているが
更にその成功の一つに、新たなタイトルが加わったようだ!
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20万DL以上は確実か。インディーズの楽園スイッチの既成事実が着々と。
既に現時点で出ている報告などから、ニンテンドースイッチがインディーズの楽園になっていることは
もはや疑いない事実だが、新たな成功事例が海外からまたしても届いた。
先週の23日に、フライハイワークスによって日本ローカライズ版も発売された
スチームワールドディグ2のニンテンドースイッチ版の売り上げが
スチーム(PC)で販売している数の10倍を超えたことを開発者が明らかにしたとのこと!
今月11月23日にニンテンドースイッチ向け日本語版が配信された『スチームワールド ディグ2』。欧米向けには9月21日より発売されており、発売直後から売れ行きが好調であることが報告されていたが、ニンテンドースイッチ版はSteam版の10倍近く売れていたようだ。YouTubeプログラムGame Twoにて、Image & FormのCEOであるBrjann Sigurgeirsson氏が報告したことから、その事実が判明している。
Sigurgeirsson氏は、ニンテンドースイッチ版『スチームワールド ディグ2』は、同スタジオ史上もっとも成功したローンチになったと語る。また氏は、Steam版の10倍近くを売り上げたと喜びの声を伝え、ニンテンドースイッチの人気を物語っていると話す。また同番組では『ワンダーボーイ ドラゴンの罠』を手がけたOmar Cornut氏も出演。同タイトルのニンテンドースイッチ版は10万本を売り上げており、他の機種の合計を上回る数字であるとも報告している。
中略
では実際、『スチームワールド ディグ2』はどの程度売れたのだろうか。SteamにおいてはSteamSpyと呼ばれる、Steamにまつわるデータを取得するサイトが存在しており、そこからおおよそタイトルの売り上げ本数を見ることができる。『スチームワールド ディグ2』におけるSteam版の所持者(Owner)は、30,955 ± 5,393。SteamSpyの正確性やインタビューの時期を考えて低く見積もったとしても、ニンテンドースイッチ版は20万本以上を売り上げていると考えてもいいだろう。そして『スチームワールド ディグ2』は高い評価を獲得していることから、この数字はクチコミによりさらに伸びていくことが期待される。
引用元: ニンテンドースイッチ版『スチームワールド ディグ2』はSteam版の約10倍売れた、インディーゲーム開発者の成功報告は続く
というわけで、またも驚異的な大成功である。
しかも、この数字は日本版は含まれていないはずなので
日本版も入れれば、かなりの数字になるのではないだろうか。
スチームはもともとPCで全世界規模で配信されているものであるから
その事を考えると、まだ地域限定でもありユーザーがPCと比べれば
全然少ないスイッチ市場と考えると、凄まじい数字と言えよう。
もっとも、記事にもある通り、このタイトルは任天堂もプロモーションをかけていたので
その恩恵もあったことは間違いないだろうが、それにしても…といったところである。
スイッチがインディーズの楽園であることは、次々と出て来る開発者の成功談話から
他のインディーズ開発者にも伝播し、しばらくはこの市場に於いてはインディーズタイトルは
次々と新たなタイトルがリリースされてくることだろう。
もちろん、全て喜ばしいことではなくて、タイトルが増えてくれば中には
粗悪な出来のゲームも出てくるだろうし、何より今現在のスチームが抱えている
問題でもある、ソフトが探しにくい、あるいは日の目を見ることが無いといった
現象も起こりうることが想定される。問題は任天堂が、そのいずれ出て来るであろう
見過ごせない問題をどのように対処していくか…。その点も注目といえるだろう。