据え置き機と携帯機のハイブリッドハードであるニンテンドースイッチ。
PSとXboxとは違う、高性能路線から外れ、2つのモードを程々の性能にしたことによって
他のハードにはない唯一無二の特徴を得るに至ったスイッチは、その狙いが怖いほど
的中し、今だ全世界で入手が困難になっているほどの大人気となっている。
日本では特に、携帯機と言えば3DSとPS Vitaがそれぞれ争っていたが
この2台でいえば、完全にPS Vitaは空気状態になりつつある。
日本ではそれなりに売ったが、海外が壊滅的で、PSPのときよりも
大きく売り上げも存在感も落とすことになった。
しかし、そのPS Vitaに出続けているジャンルのゲームとして
美少女ゲーの類が挙げられる。
元々がアダルトゲーの家庭用移植だったり、3DSではおそらく客層が合わないであろうことから
PSPの後継機であるVitaがその役目を引き継いだ(PSPも美少女ゲーは多く出ている)
しかし、Vitaよりも高性能なスイッチが携帯機の役目も果たすことができ
Vitaは普及台数的にも、これ以上の売り上げが望めないことから
既に、スイッチで今まではPSでしか出なかったような美少女ゲーが発売する予定がいくつも出ている。
【この手のゲームまでも…】PS4で発売された恋愛SLG「Song of Memories」がスイッチに移植決定。
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Vitaでの商売が立ち行かなくなったのかはわからないが
今までであれば、Vitaがマルチ先として選択されていたようなゲームでも
スイッチにリリースされる例が増えている。
Vitaのみで出ていたゲームは、早晩スイッチに移ってくると思ってはいたが
その流れは予想以上に早いものになりそうだ。
遂に、乙女ゲーと言われるジャンルのゲームも
スイッチに発売するメーカーが現れたようだ!
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Vitaにも出していたスマホの乙女ゲーが、スイッチでリリースされることが明らかに!
乙女ゲーは、いわゆる美少女ゲーとは逆…すなわち、女主人公に複数男性キャラと
恋愛するタイプのゲームである。もちろん男性はいわゆるイケメン的なキャラが用意される。
この乙女ゲーの走りは、おそらく当時のコーエーがSFCで出したアンジェリークだと思われる。
少女漫画的なノリだが、コーエーは他にも金色のコルダとか、遙かなる時空の中でといったタイトルを
シリーズ化させてネオロマンスシリーズとして一括りにしてリリースを行っていた。
この手のタイトルは、PSなどが出るとそちらにプラットフォームを移行していき
任天堂ハードでは出なくなった。その後に続く乙女ゲーも基本的に任天堂ハードには
DSで一部タイトルがあったぐらいで、積極的にリリースされることはなくなり
大体PSPかVitaにゲームを出す流れが常態化していった。
その乙女ゲーというジャンルのタイトルすらも、遂にスイッチがリリース先に選ばれることになったようだ。
D3が元々スマホ向けのアプリとして配信していた、逆転吉原というタイトルで
制作はディースリー・パブリッシャーである。
出典:https://www.d3p.co.jp/sumakare/gyakuten/
このタイトルの、2作がスイッチに出ることが確定したようだ。
・ω・)b<Folloωくんです。【ビーズログ1月号】PS Vita版『男遊郭』の原作にあたるスマホアプリ『逆転吉原~菊屋編~』と、シリーズ第二弾として配信された『~扇屋編~』が、Nintendo Switchでリリース。男が生まれない島の遊郭での恋の行方ハ!? #bslog
— ビーズログ編集部 (@bslog) 2017年11月20日
雑誌の内容の告知ということであろうから、今後詳細が明かされていくだろうが
個人的には、この手のゲームはもう少し後でスイッチに本格参入してくると予想していた。
色々要因はあるのだろうが、Vitaが予想以上に衰退が早いのと、スイッチの新たなユーザー層を
見込んで、この決断を下したのではないかと思われる。
この手のゲームがいよいよスイッチにもリリースされてくるとなると、Vitaはその存在感を
ほとんど失うと言っても良い。Vitaもそろそろ発売から6年経つわけだが
3DSよりも早く、その役割を終えることになりそうである。
SIEはこのあと、新携帯機を出すのか、それともPS4一本槍で行くのかが注目である。
vitaの勢いが今年になって激減してる(まだ去年の半分も本体が売れてない)ことと
vitaが発売後2年とちょっとで売り上げた台数約230万に対し
現時点でのswitchの販売台数が約220万なので
switchをvita後継機としてみた場合乗り換えるには十分な規模に達してそうなことが
乙女ゲーが思ったより早くswitchに来た理由かなと思いました
もうVitaは何もかも終わりですね。やはり、ファーストが早々に見限ってゲームを出さなくなったのが一番かと。
それにしても、本当に何もかもが中途半端なハードで、存在意義が全く見えなかったハードでした。
これから徐々に緩やかにVita市場は死んでいくのでしょう。スイッチがその後釜に完全になってしまいましたからね。
今まで任天堂タイトルにほとんど出ることがなかった乙女ゲーの移植は、その事を象徴する出来事かもしれません。
スイッチは任天堂タイトルがあるおかげで、女性にも売れるハードなので、新たなユーザー層も期待できるかもしれませんね。