任天堂が出すタイトルの他、インディーズなどの小粒なタイトルも
非常に好調な売り上げを記録していることが、各所の証言から
明らかになっているニンテンドースイッチ。
サードも含めた、国内外のディベロッパーは、ニンテンドースイッチという市場に
新たな可能性を感じていて、国内外でかなりのペースで新たに参入の意思を表示したり
ゲームを作っていることを公言しているディベロッパーが、毎日のように現れている状況である。
海外のe-Shopでは既に200以上、国内ですらも150ほどのタイトルが既に販売されている
なかなかに、カオスな市場になってきているが、その中でまた一つ、新たにニンテンドースイッチで
ゲーム(?)をリリースすることを発表したところが現れた。
ニンテンドーDS・3DSで販売されたソフトシンセのKORGが
スイッチに発売されるように、開発が進められていることが明らかになった!
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ニッチだが一定の需要があるKORGが据え置き機に初リリースへ!
この度ニンテンドースイッチに、リリースすることを決定したのはKORG。
もしかしたら、あまり聞き慣れないタイトルかもしれないが、これはゲームのタイトルというよりは
シンセサイザーになる。KORGは東京にあるれっきとした
電子楽器を扱う国産メーカーで、YAMAHAなどと比べると知名度は低いが、音楽愛好家にはたまらない
ぶっ飛んだ商品を開発することに定評があり、根強いファンがいるメーカーである。(参照)
実はこのKORG。ニンテンドーDSと3DSに、ゲーム機がそのまま電子楽器になるソフトシンセとして
KORGをリリースしてきたという過去がある。PSやMSにはリリースしたことはない。
そのスジの人が本格的に取り組めば、かなりのクオリティの楽曲を作ることが出来たKORG。
このKORGがニンテンドースイッチに発売されることが密かに決定したようである。
さっそくすげー情報をGETしてきた…本日のM3で初お披露目だとか。 pic.twitter.com/98KNYLOSJj
— 谷6Fab店長@JB福岡M3秋JB12 (@YuhkiTakahashi) 2017年10月29日
佐野電磁さんの口頭でちょい聞きした情報によると、4人までローカル通信で共同制作と可能とのこと!(いわくこれを「バトル」としていて、例えば相手の作ったキックを勝手に作り変えちゃったりできるそうな)
— 谷6Fab店長@JB福岡M3秋JB12 (@YuhkiTakahashi) 2017年10月29日
M3とは音楽・メディアミックス系の同人即売会で昨日29日に開かれたようだ。
既にある程度動かせる状態になっていたようで、動画もツイッターにアップされている。
やばい…やばい…… pic.twitter.com/qPcJWwZnep
— 恵比寿 10/29 M3 え-11a (@Yebisu303) 2017年10月29日
当たり前の話ではあるが、こういったゲーム(?)は基本的に売れるものではなく
一部の愛好者に需要があるタイトルとなる。つまり本体がある程度普及していないと
こういったソフトは作れないということになる。
ただ、今回は国内ではようやく200万台に到達し、3DSの国内普及台数に比べれば
まだ10分の1にも達していないスイッチでフライング気味に発表があったということは
スイッチで今後売れていくことの可能性を見出したか、あるいはスイッチならではの
操作体系によるギミック(実際にジョイコンを回して、エフェクターのツマミを回すような操作が出来るとか?)が
あるために、早々とスイッチに出すことを決定したのか。いや、両方の理由なのかもしれない。
とにかく、こういったニッチなタイトルがリリースされるということが、スイッチの勢いを
表す事象と言っても過言ではなく、今後もこういったニッチなタイトルがスイッチには多数リリースされてくるかもしれない。
詳しくない人達は入門用と言ってましたが
私自身、3DS版持ってますけど所謂ガチな作りなので入門用にはキツイですよこれ!
何の説明も無いですからね…
逆に言えば超ニッチかつファンはツールとして買うかもしれない作品です
昔、かなで~るをいじったことぐらいしか無い自分には
確実に豚に真珠なものになりそうです。作曲なんて出来ないので買うことはありませんけどw
重要なのは、まだ普及段階にあるスイッチでこのようなソフトがリリースされるという事実にあると考えています。
つまり、スイッチのギミックが面白いとか、ニッチでも絶対に買う層がいるはずと確信されているということでしょうからね。このタイトルの意義は、意外に大きいものではないかと個人的には捉えています。