3月3日に発売され、未だに全世界で品薄状態が継続している

大ヒット商品となっているニンテンドースイッチ



据え置きと携帯機のハイブリッドという構成は、元々強い任天堂IPも活かし

更に、インディーズなどの小粒タイトルも開発者の想定を上回る売り上げを記録する事例が多く報告されている。

任天堂としても、想定を上回るほどの人気ハードとなっている。


現時点でもロンチのゼルダ、1・2SWITCHに始まり、マリオカート8DX、ARMS、スプラトゥーン2

そして、今後も今週の金曜日に発売するスーパーマリオオデッセイ、そして年末に向けたゼノブレイド2と

任天堂のソフトだけで、十二分に楽しめるラインナップが定期的にリリースされている。



新ハードのロンチとしては、あまりにも充実したラインナップであるが

まだまだ発売されていない、任天堂の強力IPタイトルはこれからも控えている。

実際に、スイッチはかなり綿密にゲームソフトのリリースを調整しているということを

任天堂の小泉歓晃氏が語っていたが、その告知通り、来年以降もニンテンドースイッチの

ラインナップは期待して良いものになりそうだ。小泉氏が4gamerのインタビューに答え

来年以降のスイッチの展開について、語っている。


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来年以降もスイッチは息切れさせること無くソフトを展開予定!サードタイトルも沢山出るとの発言も!

小泉氏が、日本のゲームメディアの一つである4gamerに来年以降の

スイッチの展開予定について、語ったインタビューが更新されている。以下引用する。

小泉氏:
 ゲーム機の立ち上げは最初が大事です。また,ゲームソフトは数だけではなく,満足して遊んでいただける期間の長さが重要だと考えています。商戦が盛んな年末ではなく3月という時期に出すうえでは,商戦期を迎えるまでにNintendo Switchという遊びをイメージしてもらいやすいものを,ちゃんと順序良くそろえる必要があったんです。

4Gamer:
 もう少し具体的に教えていただけますか?

小泉氏:
 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドの場合は,「Nintendo Switchは据え置き機クオリティのものを持ち歩ける」ということに驚きを感じていただきたかった。そして,Joy-Conを説明するために「1-2-Switch」を,おすそわけを実践してもらうのにマリオカート8 デラックスを用意しました。そして持ち寄りのローカル対戦の楽しさを伝えるためにスプラトゥーン2も用意しつつ,新規IPも作っていますよということでARMSを出す。そしてタイミングを計ってスーパーマリオ オデッセイを発売し,本格的なRPGが欲しいという方に向けてゼノブレイド2を用意する。
 ……という感じです。ただ,これらのタイトルをきっちり間に合わせるのはすごく大変でしたね。

4Gamer:
 それぞれのタイトルに役割があるだけに,タイミングも大事になりますからね。

小泉氏:
 そうです。新しいIPを作るにしても,どの層の人にどう遊ばれることを期待しているかを伝えたほうが,開発もしやすいんです。ソフトメーカーさんとのやり取りも濃密になりまして,任天堂がそう動くなら,我々としてはこうした役割ができるかもしれない……というご提案をいただけています。

4Gamer:
 これだけたくさんの主力級ソフトが出ると,来年以降の息切れが心配ですが。

小泉氏:
 息切れはしないように編成をしています。任天堂のIPもまだまだ残っていますし。また,ハードの使い方を研究されたソフトメーカーさんがたくさん出てくるでしょうから,そこにも期待しています。

記事のタイトルにもあるように、元々はマリオオデッセイについてプロデューサーである

小泉氏に色々と話を聞く3ページ分に渡るロングインタビューの中の一節になる。

なお、このインタビューはすごく読み応えがあるので是非そちらもご覧いただきたい。


というわけで、小泉氏から来年以降も息切れしないリリースをしていくことが明言された。

今年出るものでも十分な力があるが、来年以降も既に発売が確定しているヨッシー・カービィの最新作や

海外で爆発的な人気が出るであろうメトロイドプライム4。

そして、明日にはスマホ版の情報が公開されるどうぶつの森や、開発が明言されている

ポケモン本編の最新作など、任天堂にはまだまだスイッチに出せるタイトルがたくさんあるのだ。

今年のリリース戦略を見ればわかるように、任天堂ソフトのリリースの谷間を例えば

モンハンXXだったり、コエテクの様々なタイトルだったり、うまい具合にスケジュールを調整していると

思われるところが見える。来年以降のリリース予定も、小泉氏が言うことは間違いないのだろう。

来年になれば、ドラクエビルダーズだったり、オクトパストラベラーズだったり

開発中のスイッチ版DQ11だったりも出るし、日本の場合であれば洋ゲーの大作スカイリムやDOOM

マリラビなども、来年早々出る予定がある。DLではインディーズタイトルが毎週のように

新作をリリースしているので、やるソフトに困るということは確かに来年も無いだろう。

WiiやWii Uの頃とは違う、スイッチでの任天堂の積極的な戦略は、ユーザーにとっては嬉しい限りである。


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