1999年に、当時PS・SSのブームに乗る形で

当時のKIDから発売された、恋愛SLGである

メモリーズオフ



PCからの移植などではない、完全オリジナルの恋愛SLGで

発売当時は、その電波なシナリオが一部で話題になったりして

その後、家庭用のギャルゲーシリーズとして完全に定着し

スピンオフ作品なども含めると、かなりのタイトルが出ている

家庭用オリジナルのギャルゲーではもっとも成功した一つになると思われる。


恋愛SLGでありながら、かけがえのない想いという

ドラマ性を持たせた作品になっていて、例えば初代は主人公が好きだった人は

既に故人となっている設定から物語が始まったり、後のシリーズでは

選択肢を間違える…すなわちバッドエンドに行くと、ヒロインや関連キャラが

死んでしまったり(ただし直接的な表現は殆ど無い。またヒロインによっては正規のEDが

死んでしまったことを暗喩しているような表現もあったりする)するという

なかなかに人によっては、トラウマにもなり兼ねない表現があったりもする。


シリーズはPS・Xbox系で連綿と続いていたが、2010年に

PS3とXbox360で発売された、ホラー要素もあるゆびきりの記憶が

シリーズ最後の作品となっていた。



ゆびきりの記憶の後は、全くシリーズの音沙汰が無くなっていて

シリーズは終わっていたものだとばかり思っていたが

どうやら、最新作が来年発売することが決定したようだ。


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7年ぶりの新作。冬の湘南を舞台に新たなストーリーが紡がれる。

全く音沙汰がなかった、メモリーズオフの最新作については

既に公式サイトもオープンしているとのこと。まずは、そのニュースを引用する。

 MAGES.は,恋愛アドベンチャーゲーム「メモリーズオフ」シリーズ7年ぶりとなる最新作「メモリーズオフ -Innocent Fille-(イノサンフィーユ)」を発表し,公式サイトを本日(2017年9月30日)公開した。プラットフォームはPlayStation 4,PlayStation Vita,PC(Steam)で,2018年春に発売を予定しているとのこと。

 1999年9月30日に発売された第1作以降,恋愛の切ない想いやはかなさをテーマに,共通の舞台である湘南での,さまざまな物語や恋愛模様が描かれてきた「メモリーズオフ」シリーズ。最新作の「メモリーズオフ -Innocent Fille-」では,冬の湘南を舞台に“最後のメモリーズ”をテーマとした物語が展開するようだ。


というわけで、既にストーリーの概要は出来ており

出て来る主要キャラも公開されている。当然このシリーズにはお馴染みの

稲穂信なども登場するのは間違いないだろう。ヒロインは6のヒロインの妹が居るので

メモオフでは良くある、今までのシリーズキャラがストーリーに関わってくるという

可能性は非常に高いであろう。最終作ということで、もしかしたらオールキャスト…といった

装いになるかもしれない。過去ファンだった人は、きっちりと最終作として終わらせて

もらえるのは嬉しいのではないだろうか。ただ、今のPSにこのシリーズのファンがそれほど

残っているとは思えないが…。また、このシリーズはスピンオフを出すことにも

定評があるので、最終作と言いながら後日談的な作品も出る可能性は十二分にある。


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