ゲーム機の能力が上がった現在、様々なハイクオリティなゲームが

各ハードで、常に一定数リリースされている状態であるが

それとは逆に、廃れてしまったゲームジャンルというのも存在する。


その代表格がADV(アドベンチャー)ゲームだと個人的に思っている。

定義付けを書くと、非常に細分化されるものではあるが、ここでいうアドベンチャーゲームとは

昔の…ファミコン~SS・PS時代ぐらいまでに見られたゲームを指すことにする。


基本的に、一枚絵とテキストウィンドウ、そして複数のコマンドで

構成される、ファミコン時代の代表的なアドベンチャーゲームについては

ゲーム制作側が非常に作りやすく、ファミコン時代には相当数のゲームが発売している。


有名なところでは、犯人のネタバレだけが有名で、事件の真相などはほとんど知られていない

ポートピア連続殺人事件や、任天堂がディスクシステムで

2作続けて発表したファミコン探偵倶楽部などが挙げられるだろう。



こういったゲームは、PS・SS頃までは多く見られたが

徐々に廃れていき、最近では売れ行きも期待できないので

新作を作るメーカーはほとんど居なくなっている。

特に、昔のいわゆる総当り式のコマンド入力を求めるような

クラシックなアドベンチャーゲームはほぼ絶滅したと言っていい。


しかし、こんなADVゲームがほぼ忘れられつつある現代において

3DSとはいえ、かなりチャレンジングなソフトがリリースされることが決定している!


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どこからどう見てもオホーツクに消ゆ!個人的にはかなりやってみたい「偽りの黒真珠」

今回、古き良き総当りコマンド式ADVを取り入れた新作ソフト

偽りの黒真珠Happymealから発売される。

そのPVをまず以下に貼ってみる。



なんだ!?この圧倒的土曜サスペンス劇場感は!?(震え声

というか、歌の感じが昭和かよ!…と。

で、公式サイトはこちらにあるのだが…。



圧倒的・・・圧倒的昭和感!!(カイジ風

この絵柄はなんだろうか。個人的には懐かしい…と思って

キャラクターデザインを見たところ荒井清和とある。

今のゲーマーは知らないだろうが、この荒井清和はその昔、ファミ通(当時はファミコン通信)に

べーしっ君というキャラの漫画を連載していた人物である!



そして、更に個人的な思い入れで言えば、かの堀井雄二がシナリオを担当し

個人的に北海道への憧れを強くさせた

往年の名作ADVである北海道連鎖殺人オホーツクに消ゆ

キャラクターデザインをしている人なのであった。



オホーツクのパッケージに出ている左の男は、サルワタリシュンスケというキャラで

このゲームの主人公の良き相棒となるキャラ。そして右の女性はまきこというキャラ。

どうみても、今回の偽りの黒真珠の開明寺ケンというキャラと浜宮珠海というキャラが

それぞれにかぶるのは気の所為だろうか…。特にこの偽りの黒真珠のウリの一つである

8ビット風ドット絵にした時の、それぞれのキャラの雰囲気がにすぎている!



極めつけは、ゲーム内の風景をドット絵で表した一枚絵。この雰囲気は完全にリスペクトしてるとしか思えない!



他にも、オホーツクに消ゆをやっていた人にとっては、割とニヤリとするような

画像が公式サイトには多く公開されており、その昔オホーツクにハマった人間としては

このソフトはDLせざるを得ない!この偽りの黒真珠が伊勢志摩に旅情を抱かせるような

ゲームになっていることを心から期待したい。


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