2007年にニンテンドーDSで第一作が発売され
その後、いかにもアトラスらしい、硬派な難易度の作りと
ニンテンドーDSの下画面を活かして、自分で手書きで地図が描けるということから
主にゲーマーからの強い支持を得たダンジョンRPGである世界樹の迷宮シリーズ。
真・女神転生シリーズで、3DダンジョンRPGに定評があった
アトラスが独自に開発した新規IPとして、コアなファンを獲得するに至り
現在、DSで1~3、3DSで4と5、また3DSで1と2をリメイクした
新・世界樹の迷宮、派生作として最近新作が出た世界樹と不思議のダンジョンが2作
すべて、ニンテンドーDS系統の携帯機で発売されている。
管理人も新作が出るたびに楽しませてもらっているタイトルだが
下画面を使って、自分でマッピングしていけるというのが一つの醍醐味であったため
タッチペンで擬似的に地図を描いている気分になれる、DS系統ならではのゲームだった。
世界樹の迷宮5がナンバリングとしては、一旦最後になるといった話が
以前出ていたようだが、現在この世界樹の迷宮シリーズの最新作を
ニンテンドー3DSで開発中であると、製作者がインタビューで明かしている!
どうやら、最後のお祭り的作品となりそうだ!
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発売されるのは新・世界樹の迷宮3か?ニンテンドー3DSで下画面を使って地図を描く世界樹は最後と明言される!
世界樹の迷宮シリーズは、前述しているとおり、自分で下画面に
手書きで地図を描いていくのが醍醐味の作品である。
その世界樹の迷宮、以前からニンテンドー3DS以外にプラットフォームを
移すのでは?という憶測があったが、どうやらそれが現実になりそうである。
──『III』以来、小森さんが久しぶりに手掛けたナンバリング作品が、昨年発売された『世界樹の迷宮V 長き神話の果て』でした。そのときのインタビューでは、『V』をシリーズの“集大成”として作ったと仰っていましたね。
小森 はい。冒険の舞台と職業を一新し、キャラクターメイクや育成システムなどにも新しい試みを取り入れて、僕たちが培ってきたノウハウを結実させるという思いを込めたのが『V』です。僕としては、ゲームの作り手として、シリーズを重ねるならば毎回新しいことを考えていかねばならないと思っていて、その観点における集大成と位置付けていました。
中略
とくに最近の数ヵ月間は、『世界樹と不思議のダンジョン2』の発売に加えて、ファミ通さんが企画してくださった『世界樹Walker』(※詳しくはこちら)が夏コミで先行販売されたり、シリーズ10周年記念のさまざまなグッズがまもなく発売されることもあって(※アトラスDショップで予約受付中)、シリーズファンの方のお声をSNSなどで見掛けることが多くなり、そこには、シリーズに対して深い愛情を持ってくださっているコメントが溢れていました。この温かいファンの皆様にお応えするべく、もうひとつの集大成とも言えるような、“お祭り”的な作品をお届けしたい。そのような思いに至りまして、現在、新作の開発を進めているところです。
──おお! それはうれしい明言です……!
小森 これが、ニンテンドー3DSで下画面に地図を書く、最後のシリーズ作品になります。具体的な内容などについては、正式に発表できる日までお待ちいただければと思います。
引用元: 新作の言及も! 10周年を迎えたRPG『世界樹の迷宮』シリーズのこれまでを振り返り、これからを望む。【アトラス・小森成雄氏インタビュー】
というわけで、世界樹の迷宮ファンにとっては朗報である。
ナンバリングは5が一旦の区切りということもあったので
今度出るのは、お祭り的な作品とあるので、おそらくDSで出た
最後の作品である3のリメイク版…つまり新・世界樹の迷宮3ではないかと予想する。
3といえば、1と2で迷宮のみだったのが、大航海マップということで船を使って
海を探索できるという要素があり、そこには個別クエストで個性的なNPCや
過去作品のボスが出てきたという要素があった。これを現在の3DSでリメイクするのであれば
なかなかにお祭り感ある作品に仕上がるのではないかと考えている。
そして気になるのは、そのお祭り的作品が出た後の展開をどうするかということだ。
3DSでなくなれば、世界樹の迷宮がウリにしていた要素の一つ、手書きマッピングができなくなる。
可能性としては、タッチパネル機能があるスイッチのテーブルモード・携帯モードが
有力となるが、ただそれだと2画面の恩恵が受けられなくなる。1画面でどのように展開するのか。
また、TVモードのときはタッチパネルが使えないという状況にもなる。
果たして、次にアトラスが打つ一手はどうなるのか?世界樹の新作の情報が出たときには
次からの展開は明かされないだろうが、10年以上続いた固定層の居るIPである。
アトラスとしても、何かやり方を今から模索しているのかもしれない。