スクウェア・エニックス・ホールディングス(HD)は21日、同社が運営するオンラインRPG(ロールプレイングゲーム)「ドラゴンクエスト10」に米グーグルの生成AI(人工知能)「Gemini(ジェミニ)」を搭載すると発表した。ゲーム内でプレーヤーと会話できる対話型のキャラクターとして登場する。音声や文字入力、ゲーム画面を認識してプレーヤーへの応答を自動生成する。
AIを搭載するのはゲーム内の対話型バディ「おしゃべりスラミィ」。「死神見習い」との設定で、プレーヤーのゲーム履歴を「死神手帳」に記録する。日常会話のようなコミュニケーションのほか、ゲームを進めるための助言などもくれる。
ゲーム外の現実世界の情報や質問には対応しない。自分のバディ以外の会話は学習されず、公開もされない。不適切な回答が出ないようAIによるチェックもするようにした。30日までベータテスト(試験提供)の参加者を募集している。
生成AIのゲーム開発や、実際のゲームへの導入については未だに賛否というか
ゲーム好きの間では、どちらかというと拒否反応的な態度を示す人が多いように感じていますが
今回のスクエニの試みはなかなか面白いものではないかなと思いますね。
従来のゲームでは、どうしても多くの街の住民に多くのセリフを用意するのは難しいもので
何かしらのフラグが経った時に、言うことが変わるとか、会話を数パターン用意してランダムに表示するとか
どうしても実際の人間が行う自然な会話は出来ないのが当然ではあります。(それをメタ的にネタにしたフィクション作品も多数あり)
AIについては、実際に使ったことがある人なら分かる通り、同じ質問(プロンプト)を書いても
生成される結果は、一定ではなく毎回違うものが出力されるので、こういう本来であれば
ランダム性の高い、人との会話というものとは非常に相性が良いと個人的には考えます。
AIだと、ある程度の癖付けも固定プロンプトでできるので、とある街に住人が20人いるとして
それぞれのキャラに細かなキャラクター設定を行っておけば、あたかも自然に会話しているような
結果が、会話する度に出力される可能性はだいぶ高くなるのではないかなと思います。
(とはいっても、現時点ではバディのおしゃべりスラミィのみの搭載だそうですが…でも面白い使い方はできそうですね)
ゲーム画面の認識ということであれば、身につけている装備を褒めたり、センスが悪いとか言ったり
あるいは、パーティが全て同じ種族、あるいはバラバラの種族でパーティ編成について言及するとか
そんな会話を自然に住民が行うという、面白いセリフが見られるかも知れません。そのうち実装されることを期待してもいいのかな?
その場合は配信映えも結構すると思うので、個人的にはこういったAIの使い方は面白くて挑戦的だと思いますが、いかがでしょうか?





