スイッチを売らないほうがいい理由【徹底解説】

Nintendo Switch 2の登場によって「もう初代Switchはいらないのでは?」と考える方も多いでしょう。

しかし、実際には初代Switchを手放すと後悔するケースが少なくありません。

本記事では、Switchを売却しないほうがいい理由とその活用法を、最新の事情を踏まえて徹底解説します。

買い替え時や売却を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。


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目次

1. 買取価格が安い

初代Switchの買取価格は2025年時点で急落しています。

新型Switch 2の普及に伴い、中古市場には初代Switchの出品が増加し、有機ELモデルでも1万円前後、初期型では5,000円を下回るケースも珍しくありません

また、わずかな傷やバッテリーの劣化があると大幅な減額が発生します。

フリマサイトでは一見高値で出品されていますが、売れるまで時間がかかるリスクも。Switch 2の普及が進めば進むほど相場は下落するため、今売っても大きな利益にはなりにくいのが実情です。

2. Switch 2の容量不足をカバーできる

Switch 2は本体保存メモリーが256GBに拡大されていますが、最新ゲームはデータ容量が大幅増加しており、「ティアーズオブザキングダム」や「Apex Legends」などの人気タイトルだけで100GB超を消費することもあります。

Switch 2対応のmicroSD Expressカードは高価(256GBで7,500円、512GBで2万円前後)なため、ストレージ拡張のハードルが高くなっています。

一方、初代Switchは安価なmicroSDカード(512GBで6,000円前後)が利用でき、パッケージソフトを活用すれば本体容量をほとんど消費しません。

Switch 2には新しい「キーカード」形式のソフトが増え、本体ストレージをより圧迫しやすくなっているため、たまに遊ぶタイトルや容量を節約したい場合は初代Switchをサブ機として活用するのが賢明です。

3. Switch 2よりも携帯機として優れている

Switch 2は高性能化により本体が大型化し、バッテリー持続時間も短めです

また、発売当初は品薄や高額転売が続くことから、不用意な持ち運びには盗難リスクも考慮が必要です。

初代SwitchやSwitch Liteは軽量・コンパクトで、携帯性に優れています

特にSwitch Liteはバッテリー持ちも良く、外出先や通勤通学時のプレイに最適です。

自宅ではSwitch 2、外出時は初代SwitchやLiteと使い分けることで、利便性を最大化できます。

4. 特定のゲーム専用機として活用できる

何度も繰り返すゲーム(フィットネスや音ゲー、学習ソフトなど)は専用機として初代Switchに固定しておくと快適です。

特に「リングフィット アドベンチャー」や「フィットボクシング」など、起動のたびに手順が多いゲームは専用機化することで継続のハードルが下がります

また、子供用や家族用など役割分担して使うことで、家族全員がストレスなく利用できます。

タイトルの入れ替えやセーブデータの管理も容易になるため、2台持ちのメリットは大きいです。

5. パーティーゲームで活用できる

パーティーゲームでは複数のコントローラーが必要ですが、初代Switch付属のJoy-ConはSwitch 2でもペアリングして使用可能です。

新品のコントローラーは高価(Proコントローラーで9,980円、Joy-Conで8,228円)なため、手元の初代Switchのコントローラーを活用すればコストを抑えて多人数プレイが楽しめます

Joy-Conの互換性には一部制限(マウス操作が必要な新作タイトルなど)があるものの、「マリオカート」や「桃鉄」など人気作は問題なくプレイできます。

初代Switchを残しておけば、急な来客や家族・友人と遊ぶ際に大きな助けになるでしょう。

6. YouTubeアプリが使える

初代Switchは公式YouTubeアプリに対応しており、手軽に動画視聴が可能です。

Switch 2は現時点でYouTubeアプリが未対応となっており、今後のアップデート待ちの状態です。

Switch本体をテレビに接続してYouTubeを見るユーザーも多く、スマートフォンやPCを使わず大画面で動画を楽しめるのが魅力です。

YouTube専用機として活用すれば、他のデバイスのバッテリーを気にせず長時間視聴ができます

7. おすそわけ通信にも使える

おすそわけ通信はSwitch 2で追加された新機能で、1本のソフトで複数本体にデータ送信し、マルチプレイが可能です。

初代Switchも受信専用端末として機能するため、家族や友人とゲームを共有して楽しむ際に役立ちます

ローカル通信と異なり、全員分のソフトを用意する必要がなく、対応タイトルも今後増加が見込まれます。

初代Switchを残しておけば、Switch 2との連携による新しい遊び方が広がるでしょう。

結論と注意点

初代Switchは売却よりも有効活用を。ここまで紹介したように、容量問題の解決、携帯性、パーティーゲームやYouTube視聴、通信機能など、多くのシーンで現役活躍が可能です。

  • 買取価格は今後も下落傾向。急いで売っても大きなリターンは望みづらい。
  • microSD Expressカードは高価なため、初代Switchの安価なストレージ拡張が有利。
  • バーチャルゲームカードやダウンロードソフトの仕様など、2台持ちには設定の工夫が必要。
  • 複数台(3台以上)所有の場合は不要な1台を売却しても良いが、2台体制なら活用価値が高い。

Switch 2登場後も初代Switchは多用途で価値あるゲーム機です。特に「容量不足」「携帯性」「多人数プレイ」「動画視聴」などに困っている方は、ぜひ売却を思いとどまり手元に残してみてください。

どうしても現金化が必要な場合や、複数台所有で使い道がない場合は、相場やモデル(限定版など)をよく調べて売却を検討しましょう。

FAQ:よくある質問

Q. 初代Switchを2台持ちするデメリットは?
A. ダウンロードソフトの管理やアカウント設定が複雑になる点、充電や収納場所の確保が必要な点などが挙げられます。
Q. Switch 2だけで十分では?
A. Switch 2本体のストレージや携帯性、コントローラー不足など、実際には初代Switchとの併用が便利な場面が多いです。
Q. Switch LiteはSwitch 2とどちらが携帯性に優れる?
A. 軽量・小型な分、Switch Liteの方が外出先での利用に適しています。
Q. 今後Switch 2でYouTubeアプリは使えるようになる?
A. 将来的なアップデートで対応予定ですが、現時点では未対応です。

まとめ

Switch 2が登場しても、初代Switchには多くの活用法があります。

売却を急ぐ前に、ご自身のゲームスタイルや家族構成、使い道をよく考え、最適な選択をしましょう。

「まだまだ現役」な初代Switch、賢く使いこなしてゲームライフをさらに充実させてください!