株式会社トーセは7月4日、2024年8月期の第3四半期の連結決算を発表した。ゲームソフト関連で複数の案件が中止となったことなどにより、デジタルエンターテイメント事業で大幅な減収となったことが伝えられている。
中略
今回トーセは、2024年8月期の第3四半期決算を発表した。売上高は32億4300万円で前年同期比27.6%減。営業損益は5億9900万円の赤字、経常損益は5億8000万円の赤字、最終損益は3億6700万円の赤字となった。
大幅な赤字を招いたのは、デジタルエンタテインメント事業における。売上高は29億7800万円で前年同期比29.2%減となっている。この背景として、ゲームソフト関連では顧客の方針転換等により、開発案件の中止が複数件発生したことが伝えられている。一部案件では顧客からの引き合いに基づき、当連結会計年度の期初から制作が進められていたものの、中止により進めていた部分の売上が見込めず大きな損失を招いたとのこと。
あっ…(察し
上記リンクの最初の方は、欧州ですが日本でも巨額の特損だしていたことが既に報じられていますので
まぁ、その煽りをずっと下請けをやっているトーセは大きく食らってしまったということですね…。
パブリッシャーではないトーセは、パブリッシャーから多くの開発案件を受注しなければ
やっていけないのは当然で、特に開発中のタイトルを複数中止したバンナムは
トーセ以外にも多くのところに迷惑をかけているのは想像に難くないですね。
トーセもこういうことがあるのはリスク管理として織り込み済みでしょうが…。
そのリスク管理を上回る想定外の開発中止案件があったということなのでしょうね。
娯楽事業は浮き沈みが激しいのは周知とはいえ…トーセとしては今後巻き返しができるのかが焦点となりそうです。
ちょうどここが開発したスタフィーを遊んでたのでなんともタイムリーな話が…
ほとんど自分たちが開発したって公表しないところですけど、それ故に縁の下の力持ち的な存在で潰れられると困るので、どうにか巻き返してほしいところです。
ファミコン時代から、各メーカーの開発下請けをしている、仰るとおりの縁の下の力持ちといった会社なので、本当に何とか持ち直してほしいところですね。
下請けはこれがきついですよね…。