2024年7月11日にニンテンドースイッチは2017年3月3日の発売から2,687日(約7年4カ月)を迎え、任天堂の据え置きゲーム機の主力実働期間としてはファミリーコンピューター(1983年7月15日発売)からスーパーファミコン(1990年11月21日発売)までの2,686日を超えて歴代トップとなりました。
任天堂の歴代のゲーム機を見ても、10年以上、日数にして4352日も現役を続けたゲームボーイは異例のハードとして、ニンテンドースイッチはそれに次ぐ稼働日数となっています。
このブログでは何度か触れていたことがある、任天堂の据置ハードとしての
次世代機までの期間が、ニンテンドースイッチがこれまでのFC→SFCの期間であった
2686日を抜いたということで、ゲームメディアが記事にしております。
ゲーム好きにとっては、周知の事実ではありますが、こうやってゲームメディアにて
記事にされるというのを見ると、任天堂歴代据置最恐ハードになっているのを改めて感じられますね。
なお、未だに初期スイッチ含めて、発売されたハードは1回も値下げされておらず
通常は、ハードというのは薄利ですが、これだけこなれたものを出してきて
コストもだいぶカットされていると思いますので、ハードでもかなりの儲けが出ているのではないかと思います。
ゲームの売上としても、マリオカート8DXの異次元の売上の他、国内では初の8桁販売となった
あつ森、日本経済の押し上げにも貢献したと思われるゼルダのティアキンなど
まさに社会現象といったようなタイトルも多く発売されているのが凄まじいと言えます。
1000万本超えたタイトルが、過去歴代全てのハードで見てもダントツの21本というとんでもない数が
出ていることも、スイッチが任天堂のみならず歴代最強の据置ハードといって過言ではない状況かと思います。
まだスイッチ後継機の発表はされておらず、この日数はまだまだ伸びるのが確定と言えます。
後継機も流石に、この元祖スイッチの勢いを超えるのは難しいのではないかと思っています。
ゲームキューブを発売した時に宮本さんが「このハード7、8年は行きたい」と発言したことがあったのですが、現実にはその後のハードでも(技術上の問題や他ハードとの競争面で)なかなか実現しませんでした。
スイッチが7年を超え現役であり続けてるのは、本当にすごいことだと思います。
今年後半や来年も、まだまだ盛り上がるソフトには事欠かなさそうで、楽しみが増えるばかりです。
スイッチの発売当初の原価は257ドルでほぼ儲けはなかったとのことですが、おっしゃるように現在はかなり量産効果が出ているはず。 ……ただ今の円安では、国内向けはまた別の事情があるのかもしれません。
後継機はソフトを含め盤石の態勢と思われますが、国内での販売価格だけはちょっと心配ですね……
7年超えて、現役どころか未だ少なくとも日本国内では敵なしですからね!
ここまで息の長いハードは、ゲームの歴史を紐解いても据置では初、携帯機を入れても比肩できるのはGBぐらいなものでしょう。
これはもうコンセプトの勝利で、後継機もいつでもどこでもだれとでもを捨てない限りは、ほぼ成功は確実でしょうね。
ハードはスケールメリットで時間が経てば経つほど利益が出るようにはなりますが、それでもやはり主役はソフトですから、そちらの好調が大きいのは言うまでもありませんね。
後継機の値段は確かに心配ですが、任天堂はその辺り抜かりないようにやってくると思っているのであまり大きな心配は現時点では個人的にはしていないですね。