毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日更新となっている。


昨日の速報では、モンハンワイルズが2週連続のトップに。

しかし、その売り上げは10万本ちょっとで、初週から比べると大体数字的には

83%ほど売り上げが落ちているという結果にもなっていた。

パッケージ版の売り上げは、累計で70万本ほどとなっており、2週目でこれだけの売り上げ落差があると

来週は確実に5桁で、3~4万本程度、その次の週は更に落ちると考えると、モンハンワイルズのPS5版の

パッケージだけでのミリオンはかなり厳しい状況になったのではないかと思われる。

先週の時点では、60~80%の消化率となっていたモンハンワイルズだが、70万本売った状況での消化率推移は果たして?

また、2位と3位にマルチで入ったものの、その差は4倍近くある幻想水滸伝リマスターのそれぞれの消化率も注目。

11位以下の新作にも触れていく419週目のTOP30の結果は見出しの後で。


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【ファミ通】2025年03月03日~2025年03月09日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2025年03月03日~2025年03月09日


2週目のモンハンワイルズの消化率だが…赤消化率、すなわち80~100%消化率となっている。

市場での売れ残りは回避されるだろうが、それにしても天下のモンハンが出荷数的に100万本を越えていないのは

PSでの売り上げデバフの脅威を感じざるを得ない。

PS4で発売されたワールドは初週ミリオン余裕だっただけに、その前例からミリオン出荷は

十分にあると思っていたが、この点は個人的な予想を下回った形になる。


幻想水滸伝リマスターの消化率は、スイッチ・PS5いずれも60~80%。

売り上げで4倍弱の差がついているので、スイッチ版が重点を置かれていたのは一目瞭然となっている。

この感じだと、両方とも来週には赤消化率になるとは思われるが、やはりここでも

スイッチとPSの国内での勢いの差が如実に現れた結果が確認できる。


11位以下の新作ランクインは、今は亡きKIDがPSで主に発売していたアドベンチャータイトルの傑作である

Never 7とEver 17をカップリングしたEver 17/Never 7 Double Packがランクインしている。

ちなみに、Ever 17はゲームの内容から、動画サイトでの実況は完全禁止されているタイトルとなっている。

美少女ADVとはいえ、そのシナリオは多くの人から傑作と認定されているので興味がある方はぜひプレイしてみてほしい。

当サイトでも、かなーり昔にEver 17はレビューを書いているタイトルとなっている。


14位にはEAの新作、スプリット・フィクションがランクイン。

そして28位にはSniper EliteがPS5の新作としてランクインしている。

PS5のこの手のソフトは、スイッチでの乙女ゲーのような感じで、発売一週目だけランクインするが

2週目以降は、すっかりランキング圏外になってしまうというのが特徴的である。

この2作も、来週にはランク圏外になるだろうと思われる。


20位にモンハンライズとサンブレイクのセットタイトルが、先週もランクイン。

ベストプライスと銘打っているものの、5800円とそこそこの値段をするこのタイトルが再ランクインしているのは

やはり、モンハンワイルズが呼び水になっているのは間違いないが、こちらのほうが良い出来だと評価する

モンハンフリークも多く、ワイルズにとってはあまり良くない傾向となるのかもしれない。


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