ただ、このスペックについては既にリークが何度か登場しており、CPUにはARMのCortex-A78cを8コア、GPUにはAmpereアーキテクチャーベースでCUDAコアを1536コア搭載すると見られ、PS4とPS4 Proの間ぐらいの性能になるのではないかと言われています。しかし、この性能についてはPlayStation 5 (PS5)と比べると大きく劣っており、発売されてすぐにPCやPS5からゲームを移植することが難しくなるのではないかと懸念されています。しかし、この点についてFamiboardsのユーザーでゲーム業界で開発をしているユーザーのMattAgain氏がNintendo Switch 2のハードウェアとPS5など他のゲーム機からの移植難易度について情報を明らかにしています。

MattAgain氏によるとNintendo Switch 2に関してハードウェアについて特段、開発者が頭を抱えるような障害はほとんどないとのことです。特にGPUなどグラフィックス関係においてはPCやPS5向けに開発したものでも、グラフィックス設定を下げるなど比較的簡単な処置をするだけでNintendo Switch 2に最適化することが可能となるようです。一方でCPU側についてはPCやPS5がx86系アーキテクチャーを採用している一方で、Nintendo Switch 2はARM系アーキテクチャーが使われている上に、性能も高いものではありません。そのため、CPUを使う処理は最適合が必要となりますが、それでも「CPU最適化をもう少しきちんとやる必要がある」と言うレベルで、移植を阻む要因にはなり得ないとのことです。

そのため、総合的に見るとPCやPS5向けで開発されたゲームをNintendo Switch 2に移植する作業はかなり容易で、PS4ゲームをNintendo Switchに移植するよりも遥かに簡単であることを明らかにしています。

現時点ではニンテンドースイッチ2のスペックは、一切公式発表はされていませんが

今年発売が決定しているスイッチ2向けのゲーム開発環境などは、当然開発者側には提供されていると思うので

スイッチ2発表前の様々なリークよりは、信憑性はあるとは思います。

とはいえ、まだ今の時点では眉唾で見ておく必要はあるかと思いますが。


別にゲームに性能を個人的には求めていませんが、世界のコアゲーマーには

任天堂ハードを性能不足ということでこき下ろすユーザーが一定数いるのは、既に明らかな事実であり

そういった口さがないユーザーを、ある程度黙らせるぐらいのスペックはスイッチ2にはある可能性は高そうです。

もちろん、性能を上げることによって、スイッチの携帯モード時のバッテリー持ちといった

根幹の部分でのデメリットが出てくるとは思われるので、その匙加減は開発側に委ねられるはずですが

それでも、TVモード前提でスペックをかなり使ったタイトルを出してくるメーカーが出てくるのも十分に予想されます。

いずれにせよ、開発者側からすれば開発の幅が広がるのは間違いない話なので、ユーザーとしても歓迎すべきことでしょう。

4月2日のニンテンドーダイレクトで、様々なスペックも公表されるはずですが

果たしてニンテンドースイッチ2の性能はどうなっているか、正式発表を期待して待つことにしましょう。


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