3月に出したニンテンドースイッチが絶好調の任天堂が
本日、株主やメディアに向けた2017年の3月期の決算短信を発表。
今まで、海外の調査会社などがニンテンドースイッチの売れ行きの
推測値を発表していたが、今回は任天堂が主に投資家に向けた
決算短信ということで、より正確な数字が発表されることとなった。
その結果、ニンテンドースイッチ、及びゼルダの伝説ブレスオブザワイルドが
想像以上の売上を叩き出していたことが判明したようである。
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スイッチ274万台、ブレスオブザワイルド384万本と、3月は任天堂の予想を大幅に上回る内容に!
任天堂がリリースした2017年度3月期の決算短信をまとめたページは、以下のリンクで見れる。
総括となっているファイルは、こちらのPDFファイルで見れる。その中から内容を抜き出すと
3月のニンテンドースイッチは、全世界で274万台を売上げ
任天堂が当初予定していた、200万台売上予想から37%増になったことが明らかに。
そして、Wii U最後のタイトルであり、スイッチのロンチとなった
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
Wii Uとスイッチの縦マルチで発売された、ブレスオブザワイルドが
総計384万本売り上げたことも公表されている。
スイッチでの販売本数が276万本となっており
以前、話題にした装着率100%超えは本当だったということの裏付けが取れた形になった。
まさにキラータイトルである。さり気なく、Wii U版も108万本売り上げているのも凄まじい数字だ。
開発費のペイラインは200万本だったことから、既に余裕で元が取れている状態になる。次回作にも期待したいw
あまりにも、スイッチの売れ行きが想定外過ぎだったであろうことを
匂わす記述もある。↓のPDFに短く書いてある。
ここの記述によると、ニンテンドースイッチが想定を上回る売れ行きを見せたため
当初予定していた宣伝広告費を削った…すなわち、露出を少なくしたという趣旨のことが書いてある。
任天堂としては、広告費の削減が出来たと同時に、宣伝を抑えても、なお
とんでもない売上を記録している、スイッチの勢いが凄まじいということになる。
今回の好調を受けて、任天堂は年度内のスイッチの販売台数を
1000万台に設定している。しかし、現状の売れ行きを見る限りでは
この想定もかなり、甘い見積もりと言えるのかもしれない。
少なくとも、明日にはマリオカート8DXが発売し、それから少し
猶予があるとはいえ、マイクラ、ARMS、スプラ2と売上が期待できる
ソフトが続々と投入される予定である。暫く品薄は続くと見るのが自然な見方である。
任天堂の想定の大きく上を飛び越えている、現在のニンテンドースイッチ。
これは、今後の売上についても非常に期待が持てるものとなり、まずは
マリカ8DXが出た週にどれだけ、出荷と売上が伸びるのか。こちらも注目したいと思う。