今を遡ること、27年前の1990年。アメリカで任天堂が行ったゲーム大会で
ニンテンドーワールドチャンピオンシップという大会がありました。
この時に使われたROMは、現在世界で最も高額で取引されるゲームソフトで
オークションサイトなどで出品された場合は100万を超える値段が付きます。
それから25年後の2015年。任天堂はこの世界的ゲーム大会を
25年ぶりに復活させました。2015年のE3で、アメリカ国内の予選を勝ち上がった
15名の選手と任天堂からの招待選手1人をあわせた16人でマリオメーカーの
鬼畜オリジナルコースで、大会の優勝者を決めたのでした。
この時は、まだ発売前だったマリオメーカーで作られた大会専用コースが
お披露目されたこともあり、大きく盛り上がった大会となりました。
その25年ぶりに蘇った、ワールドチャンピオンシップから2年。
2017年も、このニンテンドーワールドチャンピオンシップが
開催されることが決定しました!
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お題はマリオカート7。会場ではマリオオデッセイやサムスリターンズリメイクの試遊も!
2017年、ニンテンドースイッチが絶好調の任天堂の年となっている今年は
任天堂としても攻めの姿勢があるのだと思われます。
今年のワールドチャンピオンシップの題材として選ばれるのはマリオカート7。
日本では発売から297週経っているにも関わらず、未だに週販TOP20位以内に顔を出すような
怪物ソフトですが、アメリカではこの大会のお陰で、更に売り上げを伸ばしそうですね(汗
25年の時を経て、2015年に復活して多くの人々に興奮をもたらした任天堂ワールド・チャンピオンシップが2017年にも還ってきます。今回の大会では対象となるゲームが「マリオカート7」に絞り込まれ、全ての年齢層が参加できる大会になっていますが、地域がアメリカに限られるなど前回大会とはやや異なる内容になっているようです。
Nintendo World Championships 2017 ? Official Site
http://nwc.nintendo.com/Nintendo World Championships return on October 7th
https://www.engadget.com/2017/08/08/nintendo-world-championships-2017/任天堂ワールドチャンピオンシップの公式サイトで公表された内容によると、2017年大会は全米8カ所で予選が開催され、それぞれの地区で上位に入ったプレイヤーが2017年10月7日にニューヨークで開催されるチャンピオン決定戦に参加することができます。
予選が開催されるのは8つの都市で、2017年8月19日と20日がニューヨークとサンフランシスコ・ベイエリア、8月26日と27日がシカゴとロサンゼルス、9月2日と3日にミネアポリスとダラス、そして9月9日と10日にシアトルとマイアミが選ばれています。会場はそれぞれの都市にある量販店「Best Buy」の店舗となっています。
戦いは「12歳以下」と「13歳以上」の2クラス制となっており、ゲームはニンテンドー3DS用ソフト「マリオカート7」が選ばれています。バトルの内容は「タイムアタック」で、プレイヤーは2回の挑戦を行って良かったほうのタイムを申請することができ、それぞれのクラスで最も速かった人が地区代表のプレイヤーとしてニューヨークでの決戦に望むことができます。
12歳以下と13歳以上の2つの部門があり、選べるキャラとカートの装備、コースなどが
すべて固定されているというところがミソですね。全員同条件の中でのチャンピオンシップということで
これは白熱した戦いが繰り広げられそうです。
また、会場ではマリオオデッセイ、3DSのサムスリターンズの試遊もあるとのことで
いずれも海外人気が高いタイトルなので、こちらにも人が集まりそうですね。
予選を行った後、本戦は10月7日に行われるとのことで、この決勝の様子などは
おそらく、Youtubeなどで配信されることでしょうから、海外の人たちの上手い
プレイを見るのも面白そうですね。今年の任天堂は大いに攻めてますね!