PCゲーム「The Day Before」を開発したFntasticは12月11日(現地時間)、スタジオを閉鎖すると明らかにした。Steamで早期アクセス版の配信を7日に始めたばかりだった。

 Fntasticは「経済的に失敗し、資金が不足している」と説明。アーリーアクセス版の収益はパートナーへの借金の返済に充て、開発を継続する余裕はないとしている。

「私たちはすべてのリソースをThe Day Beforeの開発につぎ込んだ。新しいパッチをリリースしたかったが、残念ながら作業を継続するための資金がない」

 すでにSteamでの販売は停止。サーバの運営は続いているが、同時接続数は配信開始直後の3万8000をピークに減り続け、現在は1000に近づいている(12日正午時点)。

 早期アクセス版は7日に40ドル(日本向けは4500円)で発売した。事前発表では“サバイバルMMO”になる予定だったが、実際に出てきたのはシューティング中心の異なるゲームだった。バグも多く、Steam上のユーザーレビューはポジティブ評価が3753に対し、ネガティブ評価が1万6890と圧倒的に多い。

 Fntasticは2015年設立。これまでに「Dead Dozen」「Propnight」などのゲームをリリースしている。


12月7日にSteamでアーリーアクセスとしてリリースされたサバイバルMMO(ただしゲームはそのジャンルとは程遠い)

The Day Beforeの開発スタジオであるFntastic

サービス開始後からわずか4日で廃業を告知したということで、大きな話題になっています。

Steamの洋ゲーは守備範囲ではなく、このゲーム、管理人は全然知らなかったのですが

Steamでの評価は正直、圧倒的不評と言わざるを得ないレベルであったということで

基本的に非常に極端な悪い評価は出にくいSteamにおいても、確実に見える地雷としての評価となっています。


引用記事や他の記事を読む限り、ゲーム性云々がとかではなく、バグなどで

もはやゲームになっていないレベルというのが正しい解釈のようで

しかもお値段が日本円で4500円だったというのですから

ユーザーからすれば売り逃げ詐欺といって過言ではないレベルかと思います。



開発スタジオは閉鎖され、このゲームが今後アップデートされることもまずは無くなりましたが

唯一の救いとしては、購入者には返金対応を行うという告知がされているということでしょうか。



いずれにせよ、計画性も感じられるような、売り逃げ…いや夜逃げといったレベルの

スタジオ閉鎖劇であり、年末に2023年のゲーム業界での大きな汚点が刻まれたなというのが個人的に感じるところであります。


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