2023年9月のPlayStation全体の⽉間アクティブユーザー数(MAU)は、PS5ユーザーの割合が4割強を占めていることが、ソニーグループの2023年度第2四半期決算資料(PDF)で明らかになった。2022年12月のMAUに占めるPS5ユーザーの割合は約3割(2022年度第3四半期の決算資料より)だったので、PS5の普及は着実に進んでいるといえそうだ。

販売台数が4000万台を突破したPS5。年度販売台数を2500万台と定めた2023年度は、第1四半期の330万台と第2四半期の490万台を合わせた820万台のPS5がすでに販売されており、「ほぼ期待通りの実績」と資料では説明されている。

IGNは好意的に書いているけど普通にマズイよ?これ。

現在、発売から4年目に突入し、更に軽量版(値上がり)の新型を出したPS5ですが

PS4からの移行がまだまだ進んでいないというデータになります。


何度もこのブログで、書いていますが、ゲームハードの全盛期は普通

発売から3~4年目にピークが来て、ハードもソフトも売上が最大になる時期であるのが

過去のハードの売上推移から見て、ほぼ定説の状況となっています。

7年目において、過去最高の利益を出しているスイッチの例もありますが

これには、PSやXboxなどが国内では弱い(前者はソフトリリース、後者はハード普及)ことから

ほぼ一強の状態であることも関係はしていますが、それでもスイッチは異次元としか言えません。


スイッチは参考にならないですが、やはり普通は3~4年目が一番売れる時期であるわけです。

3年目については、先週の段階で終わりましたので、4年目が現時点でのPS5ということですが

3年目まで終えても、まだPS4のユーザーの方が多いという結果になっているということになります。

サードは愚か、ファーストすら縦マルチをやめられない(流石に最近は違いますが)のは

ユーザー移行が進んでいないからというのがあるのは間違いないでしょう。

当然100%移行はありえませんが、丸3年経っているのであれば、8割弱ぐらいは移行していてほしいところかと。

アクティブユーザーのうち半分以上が、PS4に留まっていると考えると、やはりソフトの売れなさは

ある程度納得ではありますが、それにしたって本体は450万台ほどは売れているわけですので

もっとアクティブユーザーが多いと思っていましたが、これはちょっと衝撃的な結果と個人的には捉えました。

現時点で、ライブゲームサービスも半分が無期限延期となっていますし、またファーストタイトルも

判明しているタイトルが一本しか無いようで、さっさとファーストが撤退したVitaの

悲劇の再来を予感させるような現状のPS5と言えそうです。


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