毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、347週目となる2023年10月第3週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


10月もあっという間に終わりを迎えてきており、今年もあと残り2ヶ月ほど。

今年の年末商戦においては、スイッチは7回目ということで、もはや並のハードであれば

次世代機、あるいはもうほぼ全貌が出ているはずの次世代機の影を横目に

静かに市場も落ち着いていくのだが、スイッチは今でも全く落ち着く様子がなく

活発な市場をこの6年半もの間保ち続けている、間違いなく歴代最強のモンスターハードになっている。


一方、SIEのPS5も今年の11月を以て、発売より丸3年を迎える。

通常であれば、ソフトが充実し始める発売からの3~4年目が

一番ハードが売れる時期にあるのだが、たしかにハードは売れてはいるものの

ソフトの売上が全く伴っていない状況が、歴代PSハードでも最もひどい状況になっており

4年目にはいっても、果たして挽回できるのかという状況になっている。

また、発売から丸3年とほぼ同時に、いわゆる軽量版が発売予定となっているが

値段は、今までのPSシリーズの小型化とは違い、更に上がってしまっているという状況になっている。

今は現行モデルの在庫を捌いているのか、本体台数はかなり落ちている状況となっており

この落ち込みは新型が発売されるまでは続くであろうということが予測されている。

スイッチ7年目の衰退期と、全盛期を迎えているはずのPS5の累計売上台数の差は

縮まるどころか、ますます開いているが、先週の結果もまたその差が一方的に開くことになるだろう。


その根拠となるのは、先週発売の任天堂の完全新作で実に新たな2Dマリオシリーズとしては

11年ぶりとなる、スーパーマリオブラザーズワンダーが発売となっている。



個人的にも購入してプレイしているが、新たな2Dマリオのスタンダードということで

Newとは完全に、毛色を変えてきた任天堂らしい一作。

発売日はツイッターで相当話題になるなど、やはりマリオの強さは健在ということを感じさせた一作。

パッケージ版の売上が果たしてどれくらいになるかだが、ファミ通で速報は出ていない?ようなので

売上的にはポケモンやスプラみたいなものではない可能性は高そうだ。

2Dマリオは国内で強いので最終的な売上が今から気になるところ。


そしてPS側にも大きなタイトルが一つ出ている。

Marvel’s Spider-Man 2がファーストタイトルとして発売。



こちらも評価は高いようだが、一方でポリコレに配慮し過ぎという批判もあるようである。

いずれにせよ、ファーストの大型タイトルが同じ週に出ているということで

一位マリオ、二位スパイダーマンになるのは間違いないだろう。

この大型タイトル2本の売上が気になる347週目の結果やいかに?


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ニンテンドースイッチ347週目は合算で6.2万台を売り上げる!マリオワンダーが63.8万本売り上げる!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』が首位スタート! 『スパイダーマン2』も好調な滑り出し【10/16~10/22】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 ファミ通発表の売上ランキング。今回は2023年10月16日~10月22日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。

 『スーパーマリオブラザーズ』シリーズ待望の最新作である『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』が初登場。63万8634本という好セールスを記録し、堂々の首位に輝いた。

 ゾウやドリルといった多彩な姿に変身したりコースに不思議な変化が起こったりとプレイヤーを飽きさせない要素が満載。今後も順調に売り上げを伸ばしていくことが予想される。

 続いて2位には、こちらも初登場の『Marvel’s Spider-Man 2』(スパイダーマン2)がランクイン。

 メーカー発表によると、本作の全世界累計実売本数は発売から24時間で250万本以上(プレイステーション5同梱版を含む)を達成し、プレイステーションスタジオ制作のタイトルとしても史上最速の記録を樹立したとのこと。

 そしてもう1作、初登場で9位に食い込んでいるのがNintendo Switch版『ソニックスーパースターズ』。お馴染みの2D横スクロールアクションに3Dグラフィックの表現が融合したタイトルで、スピーディーかつ爽快な操作性が好評を博し、トップ10入りを果たす結果となった。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(初登場) Switch スーパーマリオブラザーズ ワンダー
63万8634本(累計63万8634本)/任天堂/2023年10月20日

2位(初登場) PS5 Marvel’s Spider-Man 2(スパイダーマン2)
77348本(累計77348本)/ソニー・インタラクティブエンタテインメント/2023年10月20日

3位(前回3位) Switch 人生ゲーム for Nintendo Switch
10554本(累計54264本)/タカラトミー/2023年10月6日

4位(前回2位) Switch ピクミン4
10208本(累計92万2606本)/任天堂/2023年7月21日

5位(前回6位) Switch マリオカート8 デラックス
5305本(累計552万260本)/任天堂/2017年4月28日

6位(前回5位) Switch ポケットモンスター スカーレット・バイオレット
5260本(累計516万3082本)/ポケモン/2022年11月18日

7位(前回7位) Switch Minecraft
4923本(累計329万1621本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

8位(前回1位) Switch 帰ってきた 名探偵ピカチュウ
4718本(累計10万6605本)/ポケモン/2023年10月6日

9位(初登場) Switch ソニックスーパースターズ
4128本(累計4128本)/セガ/2023年10月17日

10位(前回9位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
3615本(累計530万8529本)/任天堂/2018年12月7日

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/5050台(累計1957万6467台)
Switch Lite/5269台(累計552万7830台)
Nintendo Switch(有機ELモデル)/51931台(累計588万4584台)
PS5/8164台(累計392万8515台)
PS5 デジタル・エディション/1680台(累計58万9721台)
Xbox Series X/2585台(累計22万6995台)
Xbox Series S/163台(累計28万9901台)
PS4/1437台(累計790万2387台)
Newニンテンドー2DS LL/27台(累計119万2535台)

というわけで、ニンテンドースイッチの週目はノーマルスイッチが5,050台

Liteが5,269台、そして有機ELモデルが51,931台を売り上げ

前週からの累計売上台数は合算で30,988,881台となった。

マリオワンダーが発売されているが、本体台数はそれにしてはおとなしめという印象だが

2週間前に先行で発売するような形になった、マリオ仕様のスイッチ本体が需要を先取りしていた可能性はあるとも言える。

売上台数の累計はギリギリ3100万台に届かなかったが、来週には確定で3100万台突破となるだろう。

PS5も予想通りの動きで、スパイダーマンが出たにしては本体は5桁を割っているということになる。

問題は、更に高くなった軽量版が果たしてどれだけ売れるかではあるが…。


ソフトは予想通り、マリオとスパイダーマンで1・2フィニッシュとなっている。

マリオはミリオンには遠く届かない63.8万本となっているが、2Dアクションというゲームが

フルプライスのパッケージゲームでは、絶滅危惧種的なジャンルとなっているので

そういうところから売上が鈍いというのはあるかもしれない。

リマスターやマリオメーカーのような特殊なタイトルしか出ていなかったので

ユーザーの関心が薄れていた可能性が高いと考えられるが、前述の通りゲームの評価は高く

またスイッチに関しては口コミでじわじわ売れるのが、もはや当たり前になっているので

これから年末商戦を迎えればミリオンはもちろんのこと、最終的にどこまで売上を伸ばすかは楽しみである。

カタチケでもかなり売れていそうだが、任天堂からは決算待ちとなるのでしばらくは売上がわからない状態が続く。


2位にはスパイダーマンがランクインしているが、こちらも売上は物足りない。

今のPS5では、数少ない超大作になると思うが、売上は10万本も行かないというのはかなり厳しい。

この初動だと最終的な売上は、新型本体などで若干のブーストがかかるとしても20万本も厳しいと予測される。


9位には前段では触れていなかったソニックの新作がランクイン。ただ売上はかなり数字的には寂しい。

海外では一時期、マリオすらも超える可能性があるキャラクターとも言われていたソニックであるが

今では国内では1万本行くのがやっとぐらいの売上となっていて、マリオとは天と地の差がついたというのもしみじみ感じる。


その他には相変わらず、未だ5桁という息が長い売上を維持し続けているピクミン4が

いよいよミリオンが見えてきているということや、人生ゲームがかなり粘ってランクインしているという処。

これから年末商戦で桃鉄も発売されるが、それとは別のベクトルのサクッと遊べる

パーティゲームとして需要がまだ維持される可能性は高い。

やはり、年末商戦ではこういう皆で遊べるのが強いというのをしみじみと感じるランキングでもあった。


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