(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)
ニューヨークの任天堂直営店「Nintendo New York」に展示されていた湾岸戦争でボロボロになったゲームボーイ、通称「Gulf War Game Boy(湾岸戦争ゲームボーイ)」が、2023年2月ごろに撤去されていたことが判明しました。
The Game Boy that survived the Gulf War has been removed from Nintendo New York – The Verge
https://www.theverge.com/2023/6/30/23780549/gulf-war-game-boy-nintendo-nycレトロゲームのアートワークや資料の公開を行っているTwitterアカウントのVideoGameArt&Tidbitsは2023年6月のツイートで、「湾岸戦争ゲームボーイがNintendo New Yorkの展示から正式に引退しました」と報告しました。しばらく展示が行われていないことに気づいたVideoGameArt&Tidbitsが従業員に確認を取ったところ、湾岸戦争ゲームボーイはワシントン州レドモンドにある任天堂アメリカの本社に送られたとのこと。
中略
このゲームボーイは、看護師として砂漠の嵐作戦に参加していたステファン・スコギンズ氏が所有していたものです。「爆撃を受けた」というエピソードが紹介されることがありますが、The Vergeがスコギンズ氏に連絡を取ったところ、正確には爆撃ではなく駐屯地で発生した火災でテントが焼けた時に損傷したものだとのこと。
ギガジンの記事で、更新日は一ヶ月半ほど前ですが、こんなニュースが報じられていたとは…
任天堂ハードのゲームボーイの堅牢さを示す事例として、湾岸戦争の爆撃に耐えた本体ということで
海外の任天堂ショップでの展示が行われていた本体が、今年の2月頃に退役していたということです。
今まで自分も湾岸戦争の爆撃を耐えたというふうに認識しておりましたが
今回のギガジンの記事では、それは違っているということがはっきり否定されていますね。
まぁ、火事で焼けたにしろ、前面がほぼ原型をとどめていないこの状態で
本体の機能自体に一切問題が無いのはやはり凄まじい堅牢性ですがw(液晶だけは交換していたかと思います。)
そういや、最近XSXが燃えて大丈夫だったなんてニュースもありましたな。
任天堂もMSも堅牢性が凄まじいですねw
Wikipediaにも言及と写真があるぐらい有名なこのゲームボーイでしたが
流石に、本体自体はもう30年以上前ですから、機械の寿命なども考えて退役したのかなといったところでしょうか。
いずれにせよ、長い間ずっとテトリスのデモ画面を稼働させ続けてきた湾岸戦争ゲームボーイ。
長い間の稼働、本当にお疲れさまでした。
湾岸戦争を生き延びたというゲームボーイですから、退役という言葉はまさにしっくりくる言葉ですね。その言葉のセンスには脱毛もとい脱帽です。
液晶画面の交換があったとはいえ、内部のCPU等には問題がなく動作してたというわけですから、当時から堅牢性まで考えて設計・開発されてたということですしね。
何はともあれ、お疲れ様でした。
ちなみに、今もまだ使っていらっしゃるかはわかりませんが、チップチューンアーティストのTORIENAさんという方が初期型のゲームボーイ実機を使って作曲してたという話が何年か前にあって、それが面白いなと思って。
本来の用途とは違うものの、意外とまだ可能性を秘めてたというのに、本当に驚いたものです。