(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)
先日、カプコンの1Q決算の話を取り上げた際に、カプコンが
スマッシュヒットという表現を使って
売れ行きの好調さを表現したウルトラストリートファイター2。
元々、スト2シリーズのスーパーストリートファイター2Xをベースに
微調整と新キャラの追加を行った作品であり、基が既にできているゲームであることから
そこまで開発費自体はかかっていないと思われる本作。
このウルトラストリートファイター2が、全世界で45万本を売り上げて
カプコンの1Q業績に、多大に貢献したという話は以前記事にした。
【好調】カプコン決算「ウルスト2のスマッシュヒットなどが業績に貢献した」
他にも売り上げを上げたタイトルがいくつかあった中で、特段スマッシュヒットという
表現で売れ行きを示したのは、カプコン側としても想定外の反響があったからであろうと思われることを
以前の記事内では書かせていただいた。その本数は全世界で45万本だったことがわかっていた。
では、具体的に日本とそれ以外の世界でどれだけ売れたのか?
日本国内のランキングでは、パッケージ版が初週に2万本ほど売り上げ
その後は、ランキングからは早めに落ちたので、個人的に4万本ぐらいかと
予測していたのだが、思いの外日本でもかなりの売り上げを上げていたようである!
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45万本の内訳は、日本10万・欧米35万と判明。
ウルトラストリートファイター2は、日本よりは海外のAmazonランキングなどで
しばらく高い順位をキープしていた事実がある。
なので、海外で爆売れで、日本ではそんなに売れていないのだろうと
個人的には予測していたのだが、どうやらそれは間違いだったようだ。
カプコンが公開した、1Q決算報告の質疑応答では、ウルトラストリートファイター2が
地域ごとにどれだけの売り上げを上げたか、その内訳を公開している。
Q.『ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズ』
(以下『ウルトラストリートファイターII』)の販売本数を地域別で伺いたい。A.日本で10万本、欧米で35万本です。
引用元: http://www.capcom.co.jp/ir/data/pdf/explanation/2018/1st/explanation_2018_1st_02.pdf
というわけで、カプコン公式の回答で、日本国内でも10万本の販売を行っていたことが明らかになった。
週販でのデータで追えたのは、3万本に届くかぐらいの時期までだったので
DL版が相当数売れていると考えるのが妥当ではないだろうか。
カプコンとしても予想外の売れ行きを叩き出し、スマッシュヒットとなった
ウルトラストリートファイター2。この成功を元に、カプコンはもちろん
他の有力IPを持つサードが、スイッチに過去の資産を使ったタイトルを
リバイバルする可能性もある。はたから見れば昔のゲームをそのままというのは
手抜きという批判に繋がるかもしれないが、今のニンテンドースイッチの市場は
そんな過去のIPを持ってきても、相当数売れるポテンシャルがあるのではないかと
今回のウルトラストリートファイター2の売り上げを見て感じるのも事実だ。