毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日更新となっている。


昨日のTOP10においては、バイオハザード RE:4がマルチ合算で17.5万本で2機種でワンツーフィニッシュを飾ることになった。

2005年にゲームキューブにて発売され、その後多数のハードに移植されたバイオハザード4の

リメイクが、カプコンお得意のやり方で発売されたわけだが、過去のREシリーズにおいて

最低の初動であることも確認されている。RE2・RE3の確認できる初動は以下の通り。


265,324本 PS4 バイオハザードRE:2

189,490本 PS4 バイオハザードRE:3


PS4単独だったRE2・RE3の初動よりマルチ合算でも数字が少ないという状況になっており

分散したというより、全体的にユーザーが減っていると捉えるのが正しいのかもしれない。

いずれにせよ、かつて出せば安牌だったバイオハザードシリーズも売上を落としており

他のPSで長くシリーズタイトルと同じ足跡をたどりつつある。

ただ、小売としては消化率がやはり重要なわけで、今回のTOP30で確認できるこれらのタイトルの

消化率がどうなっているのか、また他のライザのアトリエ3などの新作の消化率がどうなっているかも

TOP30にて確認していきたいと思う。見出しのあとから触れていこう。


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【ファミ通】2023年3月20日~2023年3月26日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2023年3月20日~2023年3月26日


まずは消化率。バイオハザードは両機種ともに80~100%で小売店からは捌けたという状況。

消化率的には良いものの、やはり出荷が抑えられているのも間違いない。

PSの影響力はどんどん国内で弱まっている。バイオのような大型タイトルでも例外ではないということ。


ライザのアトリエ3は、どの機種も等しい消化率に。

となると、やはりスイッチ版の出荷が多いということになる。

予想としてはスイッチ版≒PS4+PS5版という感じなのだろう。

この売上なら、全機種ともワゴン行きは避けられるだろう。


昨日の記事で触れた、SD シン・仮面ライダー 乱舞は13位にランクイン。

消化率はそこそこだが、定価が安いのとこの手のタイトルは勢いで売れることがあるので

これも小売を泣かせるまでには至らないであろうと思う。

やはり、原作ありきのタイトルは一定の需要がある。


昨日の記事では触れなかったが、インティ・クリエイツ制作の

ある意味ぎゃるがんシリーズのスピンオフ的なタイトルである

Grim Guardians:Demon Purgeのスイッチ版が12位にランクインしている。

パッケージ版はスイッチ版とPS5版のマルチとなっている(DL版はPS4もあり)のだが

PS5版はTOP30圏外ということで、お色気系タイトルでもここまで差がつくのかと思うといたたまれない。


ベースとなった2がスイッチで出ていたにも関わらず、PS5独占となっていた

R-TYPE FINAL 3 EVOLVEDは、26位にランクイン。STGジャンルがPS5版で売れて

ランクインするのは快挙に近いと思うが、それにしてもスイッチ版を出さないのは

やはり勿体ないなというところなのは間違いないだろう。さすがグランゼーラである。


新作については、結構ランクインしている週であったが

やはりバイオの神通力も徐々に落ち始めていることを新たに確認するランキングともなった。

FF16があと3ヶ月ほどすると出るが、その売上が俄然やばいことになりそうだと感じられるようになってきている。


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