毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。
ニンテンドースイッチが発売されてから、312週目となる2023年2月第3週の週販ランキングが
先程ファミ通で更新された!
2023年に入って、スイッチは安定飛行。PS5は今までの鬱憤を晴らすかのような売上の数字を記録し続けている。
これから年度末に入っていく中で、本来であれば、年末商戦が任天堂が強いために
その時期を避けるかのように、1月終わり~年度末までが今までのPSの売上が一番伸びることが
多かったので、その形に今年は戻っているという見方もできるのだろう。
スイッチは、明日にカービィWiiデラックスと、サードのソフトとして
オクトパストラベラーII(こちらは今回は同発のマルチだが)が発売される予定となっていて
また一つの盛り上がりが来ることが予想されている。ただ先週も注目ソフトは出ている。
ソフトにおいては、まずスクエニの音ゲーの集大成的タイトルである
シアトリズム ファイナルバーラインが発売されている。
ファイナルファンタジーシリーズの楽曲を使うことから始まったこの音ゲーも
ドラクエものが発売され、最終的に原点のファイナルファンタジーシリーズを
メインとした音ゲーとしての集大成が発売されている。
ただ、原点の3DSで利用できたタッチペンを使ったスライド操作が
PS4とマルチにしたせいでなくなることになり、やはり過去作をやっている人からの評判は悪い。
ボリューム的には間違いなく最大なのに、マルチにしたせいで面白みを失ってしまったタイトルと言える。
もっともそれでも、数字的には注目タイトルのひとつなので売上はでるだろう。
あとは、海外ではモンハンの亜種的な捉え方をされていて、特にXbox版の評価がかなり高い、EAのタイトルである
WILD HEARTSが、日本ではパッケージはPS5版のみ発売されている。
舞台が日本となっているタイトルで、発売元こそEAだがゲームの開発はコエテクとなっている。
コエテクといえば、この手のゲームで仁王と言ったゲームを発売していて
そちらが結構な評価を得ているので、このゲームもそのノウハウが活かされたということだろう。
PS4版は輸入版の販売がアマゾンなどであるが、国内パッケージはPS5版のみとなっているので
先週のホグワーツ・レガシーに引き続き、こちらも良いセールスを見せると予想する。
あとは、ニンテンドーダイレクトで初報が出たテイルズオブシンフォニアの
リマスターが発売されているが、かなりの残念移植となっているようだが結果は?
こんなところが気になる312週目だが、果たして結果やいかに?
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ニンテンドースイッチ312週目は合算で4.8万台を売り上げる!WILD HEARTSが2.6万本売り上げる!
先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。
ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。
ファミ通発表の売上ランキング。今回は2023年2月13日~2月19日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。
魔法を駆使した爽快なアクションをはじめ、やり込み要素も満載のオープンワールド・アクションRPG『ホグワーツ・レガシー』が2週連続で首位を獲得。累計販売本数は10万4154本を記録し、今後も好調な売り上げが期待できる。
続いて2位以降には、初登場のタイトルが3作品(機種別にカウントすると4作品)もランクイン。順に見ていくと、2位の『WILD HEARTS』は和風の世界で展開するハンティングアクションで、26905本を販売。
4位と8位には『テイルズ オブ シンフォニア リマスター』のNintendo Switch版とプレイステーション4版が並び、両バージョン合算の販売本数は29363本となっている。
また6位には、『ファイナルファンタジー』シリーズの楽曲が多数収録されたリズムゲーム『シアトリズム ファイナルバーライン』が食い込んだ。
ソフト推定販売本数TOP10
1位(前回1位) PS5 ホグワーツ・レガシー
36958本(累計10万4154本)/WB Games/2023年2月10日2位(初登場) PS5 WILD HEARTS
26905本(累計26905本)/エレクトロニック・アーツ/2023年2月17日3位(前回2位) Switch ポケットモンスター スカーレット・バイオレット
23593本(累計486万103本)/ポケモン/2022年11月18日4位(初登場) Switch テイルズ オブ シンフォニア リマスター
21860本(累計21860本)/バンダイナムコエンターテインメント/2023年2月16日5位(前回3位) Switch スプラトゥーン3
12958本(累計388万9142本)/任天堂/2022年9月9日6位(初登場) Switch シアトリズム ファイナルバーライン
11565本(累計11565本)/スクウェア・エニックス/2023年2月16日7位(前回4位) Switch マリオカート8 デラックス
9227本(累計516万3206本)/任天堂/2017年4月28日8位(初登場) PS4 テイルズ オブ シンフォニア リマスター
7503本(累計7503本)/バンダイナムコエンターテインメント/2023年2月16日9位(前回5位) Switch Minecraft
6573本(累計304万6881本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日10位(前回7位) Switch Nintendo Switch Sports
5773本(累計100万7103本)/任天堂/2022年4月29日中略
※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。
ハード推定販売台数
Switch/10729台(累計1918万6280台)
Switch Lite/8710台(累計521万4465台)
Nintendo Switch(有機ELモデル)/29457台(累計391万1062台)
PS5/75518台(累計250万333台)
PS5 デジタル・エディション/13135台(累計38万6638台)
Xbox Series X/4015台(累計17万8406台)
Xbox Series S/2585台(累計25万169台)
PS4/1581台(累計785万4525台)
Newニンテンドー2DS LL/79台(累計119万620台)
というわけで、ニンテンドースイッチの312週目はノーマルスイッチが10,729台
Liteが8,710台、そして有機ELモデルが29,457台を売り上げ
前週からの累計売上台数は合算で28,311,807台となった。
スイッチはだいぶ落ち着いているが、何度も言うように7年目突入が目前に迫ったハードで
小売閑散期でこれだけ売れば、立派というものであるのは間違いない。
PS5は安定起動に入ったが、今後時期を問わず売れ続ける定番が増えているかといえば…
今後もソフト売上の方では、苦戦する状況が続くと思われる。
ソフトでは、本当に珍しいPS5のソフトであるホグワーツ・レガシーが先週に引き続き
3.6万本を売上げ、2週連続トップを奪取。更には、WILD HEARTSも2.6万本を記録し
PS5のソフトがワンツーフィニッシュとなっている、非常に珍しい光景と言える。
また、前段では特に詳しく触れなかったテイルズオブシンフォニアのリマスターだが
マルチ両機種がトップ10に入っている状況となっている。
やはり、スイッチ版のほうが上だが、やはりテイルズ自体はまだ新作さえ出せれば
まだ国内ではやっていけるIPなのだなと思う結果でもある。
それ故に、手抜きリマスターであったことは残念至極としか言いようがない。
シアトリズム ファイナルバーラインはまさかのスイッチのテイルズオブシンフォニアの
リマスターよりも売れていないという、結果としては大爆死というレベルになってしまった。
やはり、今までのシリーズとしてメインでったタッチ式の直感的操作を
全く無くしてしまったのは、もはや無謀というしか他に無かったという結果になる。
一つの売りだった操作体系を一切合切削ってしまったがゆえに、この売上になったということを
言われても、おそらく誰も反論できないほどの有様である。
スクエニの迷走はまだまだ終わらないのだろうと予感させるタイトルとなってしまった。