毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
昨日の速報ランキングでは、新作ソフトもほぼ発売が無かったために
ポケモンSVが再度首位を奪還する形となっていた。
PS5は合算で9.3万台販売。PS5だけで7.6万台を販売していたが
トップ10に一本もランクインが無く、ソフトが買われず本体だけ売れているという
いつものPSである状況を露呈していたが、歴代ハードの中でも本体の販売台数と
ソフトの販売本数が最もひどいハードになっていることも確認される形となってしまっていた。
いくらなんでも、本体が7.6万台売れていて4480本以上売ったソフトが
一本もないのはひどすぎるということで、今回のTOP30では11位以下に
どれだけPS5のソフトがランクインしているかといったところが注目ポイントの一つ。
2週目で既に4480本未満のフォースポークンであったり、今年最初の目玉タイトル
ワンピースオデッセイなどがどこまで残っているかだが…結果は見出しのあとで。
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【ファミ通】2023年1月30日~2023年2月5日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2023年1月30日~2023年2月5日
まずはここのところの注目ソフト幾つかの消化率だが、FEエンゲージと牧場物語については
初回出荷分はほぼほぼ捌けたと言って間違いない状況になっている。
また、ドラゴンクエストトレジャーズもそろそろ捌けそうといったところで
小売が大きな損失を抱えることは、これらのタイトルではまず無いであろうことが確認できる。
ベヨネッタ3が若干まだ余っているが、こちらもスイッチソフトでじわじわとでも
売れていくのは間違いないであろうし、3月にはスピンオフタイトルも出るわけで
その頃には、確実に初回出荷分は売りさばけるかと思う。
スイッチスポーツとディスカバリーのミリオン到達レースは
どうやらスイッチスポーツが先に到達するのではないかと思われる。
やはり、この手のタイトルの安定感は抜群である。
また、カービィはこのペースだとちょうどカービィWiiデラックスが
発売される週と同時ぐらいに、ミリオン到達というペースとなりそうだ。
また、任天堂タイトルはシリーズの新作が出ると過去作が引っ張られて
売れるということも当たり前のように起こるので、Wiiデラックス発売週には
合わせて数字を伸ばすのではないかとも漠然と予想している。
一方のPS5だが…これはひどいの一言。
どうせ同梱版でランクインしている、GT7とホライゾンを除くと
2週目のフォースポークン、あとはワンピースオデッセイがかろうじてランクインし
その2タイトルの売上合算は、6000本にすら届かない。
(仮に同梱タイトルを計上しても、ようやく5桁をわずかに超える程度なのだが)
フォースポークンは案の定売上を大きく落とし、ディスガイア7に至っては
もうPS版は2機種ともにランクインしていない。なんともはや…。
7万台程度の本体が、ソフトも買われずに本体だけ買われたということで
PS5を買う人は、原神やApexを遊ぶ人ばかりなのかということを思わずにはいられないひどい有様である。
本体が売れること自体は結構だが、ソフトの売上はそれに反比例するかのようにどんどん落ちていく…
PSでのゲームソフトは一体どんなソフトが売れるのだろうか?
別に業界人ではないが、そんなことが気にかかるこの惨憺たる結果である。