3月3日に発売された、ニンテンドースイッチ



据え置き機にも、携帯機にもなる特性を持ったニンテンドースイッチは

発売されるや否や、十年に一度の傑作というレベルの、ゼルダという強力なタイトルがロンチに

リリースされたこともあって、全世界で人気が爆発。発売前は、しばらくすれば需要が

落ち着くだろうという見立てを、完全に覆して、発売から5ヶ月が経ちそうな今も

入手は国内外で困難を極める状況になっている。


特に日本では、先日スプラトゥーン2という

キラータイトルが発売されたこともあり、更に在庫の枯渇に拍車がかかっている。



店頭で手に入れるのも、倍率が数十倍という抽選方式が当たり前となっていて

誇張でも何でも無く、争奪戦という言葉がふさわしい様相を呈している。


その凄まじい模様は、このブログでもニュースとして報じられる度に

記事をできるだけ書くようにしているので、すでにご存知の方も多いだろう。

しかしそれでは、実店舗ではなくネットのほうではどうなのか?


実際にリアルの店舗で、並んで購入するのは色々と疲れるものだ。

多数の人が並ぶ中、自分も並んでやっぱり当たらなかったとなれば

落胆の度合いも濃いというものだろう。


それならば家でもワンクリックで、購入が出来るネットならば…

と考える人が多いのか、ネットでの争奪戦も凄まじいものになっていると

量販店の担当者に直撃した内容を書いた記事が更新されている。


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入荷後数秒で売り切れのまさに「瞬殺」抽選方式をとっても、サーバーがパンク…想像を絶する凄まじさ。

250台のスイッチに3000人以上が並んだ時に、長らくゲーム業界というものを

見ている管理人も、ちょっと記憶にないぐらいの反響だと思ったものだが

ネット通販は、更に苛烈な状況になっているようである。目に見えないので意識しにくいが

ネットでの購入も、実店舗…いや、それ以上にハードルが高いのではないかと思われる状況が

現在も継続していると、担当者が語っているというのだ。

抽選販売に切り替えも

スイッチの需要は、17年7月21日に人気対戦ゲーム「スプラトゥーン」の最新作が発売されたことで、さらに高まりを見せている。

ネットオークションの落札情報サイト「aucfan.com」によれば、7月28日時点でスイッチの平均落札価格は約4万9000円。18日時点の平均落札価格は約4万2000円で、たった10日の間に7000円も上昇している。スイッチの定価は2万9980円(税別)だ。

そんなスイッチを定価で入手しようとするユーザーの間では、今も激しい争奪戦が繰り広げられている。ウェブでの先着販売を続けているヨドバシカメラ(東京・新宿区)の広報担当者は28日、J-CASTニュースの取材に対し、

「ウェブでの販売は、まさに『瞬殺』です。本当に、入荷があると一瞬で売り切れとなってしまう状況が続いています」

と話す。

また、「ノジマ電気」を展開するノジマ(横浜市)の広報担当者は、同社のウェブ通販では「販売開始から数秒で売り切れる」と説明。入荷量は決して数台、数十台の規模ではないが、それでも「瞬間」で完売するとしていた。

中略

「改めて最適な販売方法を検討」

また、これまで先着順での販売を行っていたヤマダ電機は、28日に初のウェブ抽選販売を実施した。抽選販売を採用した理由を広報担当者に聞くと、

「従来の先着順での販売ですと、かなりのアクセスが一挙に集まることから、サーバーに大きな負荷がかかっていました。ですので、今回は抽選形式での販売に切り替えた次第です」

と説明する。

だが、サーバーの負荷を理由に「抽選」を採用した今回のウェブ抽選販売で、まさかのトラブルが起きた。本来は28日23時59分まで抽選の応募を受け付ける予定のはずが、急きょ同日13時で応募が打ち切りとなったのだ。

何が起きたのか。事情を広報担当者に聞くと、

「こちらの想定以上の反響で、応募ページにアクセスが集中したため、サーバーに予想を超える負荷がかかってしまいました。結果として、通販サイト全体にアクセス障害が出る事態が起きたため、誠に申し訳ありませんが、急きょ応募を停止する措置を取りました」

としていた。

というわけであまりにも凄まじい現場の状況が、垣間見える。

そもそも、あまりの人気で抽選販売に切り替える措置をとったのだから

アクセスも膨大なものになると予想した、更にその上を超えていったという

ことなのだから、ニンテンドースイッチのこの売り上げは、もはや

誰もが予想できなかったレベルのものであったということは間違いない。


未だに、増産が出来ず出荷量を増やせない任天堂を批判する人々も居るが

こんな状況ですら、ゲーム専門の担当者の予想を大幅に超えてくる

スイッチというハードが、もはや前例のないゲームハードであるということを

改めて認識しなければ行けない段階に来ている。

こうなれば、1日も早い増産体制が整うことを外野の我々は祈るしか無い。


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