メガドラで新作シューティングを作っています。今作ではサウンドだけでなく、ストーリーオブトア以来、ゲームデザイン/ディレクションでも関わっています。ご覧の通り、弾幕系ではなく、80年代の横スクロールシューを彷彿させるデザインです。好き放題、作らせていただきます!! https://t.co/CJVKUPpWcW
— Yuzo Koshiro (@yuzokoshiro) November 30, 2022
というわけで、自身の名前を英語化した会社である
株式会社エインシャントの代表にして、ゲーム音楽作曲家である
古代祐三氏が、80年代を彷彿とさせる新作STGをなんと
メガドライブ向けソフトとして開発しているということが、自身によって明かされています!
現時点では、開発画面の一部が自身によって投稿されているようです。
古代祐三氏といえば、ゲーム音楽好きであれば名を知らない人はいないであろう
現在の日本のゲーム音楽業界においては、レジェンドの一人と言って差し支えないであろう作曲家です。
もともと、ファルコムにアルバイトとして入社し、その類まれなるセンスを活かして
アルバイト時代から、今もシリーズが続く日本ファルコムのイースの音楽作曲に関わったり
ソーサリアンやザナドゥ、ドラゴンスレイヤーと言った、同じくファルコムの名作PCゲームでも楽曲を作っています。
ファルコムの在籍期間は2年程度と短く、その後フリーランスに転身し1990年にエインシャントを設立します。
音源マニアとでもいうぐらいに、特定の音源に強い愛着を示しており、FM音源に対しての
熱量が半端ではないことで知られる作曲家でもあります。
ニンテンドーDSで発売された、世界樹の迷宮シリーズの音楽を担当したときは
サウンドトラックCDにおいて、DS音源版とFM音源版を2バージョン収録するという凝り様で
特にメガドライブで担当した、ベア・ナックルシリーズなどの音楽は
非常に評価が高いタイトルになっていたりします。
エインシャントになってから、リリース頻度は高くないものの
まもって騎士シリーズや、王立穴ポコ学園などのタイトルを出していて
大きく目立ってはいないものの、堅実なタイトルをリリースしてきた古代氏が
ついにメガドライブの80年代を意識したオリジナルSTGを出すということで
これは結構個人的にはやってみたい…!と思わずにはいられないタイトルになりそうです。
音楽も古代氏がやはり担当するようなので、FM音源のスペシャリストが奏でる
新曲もやはり個人的には気になりまくるというものです。
続報は2023年に発表されるようで、結構早い段階で来るのではないでしょうか。期待ですね!
それにしても…メガドライブだけと言わずスイッチなどにも出してほしい…無理か…。
まさかのメガドラ作品とは‥‥‥ (互換機が入手しやすい現在とはいえ)狂ってますねえ(誉め言葉)
やはりFM音源がハード選択の決め手だったのでしょうか。
88年発売のハードにしては、かなりグレードの高い音源だったと思います(ボイスサンプリングは苦手だったようですが)。
以前ゲーム雑誌のコラムで「PCM音源はリアルだが、どうしても本物の楽器のダミー感がつきまとう。 FM音源はそれ自体が全く独自の楽器と呼べる味わいがあるので、自分は一番好き」という記述があり、そういう見方もあるのか~と、感心したことがあります。
90年代前半のPCエンジン・メガドライブ時代のSTGは非常に活気があったので(PS・SS世代に入ると一気に下火になった印象が)、あの頃の作風が感じられる作品になれば個人的にとても嬉しいです。
最近は昔のハード用タイトルが色々出てますよね。
FCやSFCタイトルなども出ていましたし、レトロゲーブームが起こっていて
過去ハードが高騰しているなんていう話も出ていますね。
古代氏といえば、FM音源というレベルでの音源マニアであることが公言されていますので
ゲームの内容とともに音楽もこだわったものが出来上がってくるのでしょうねぇ。
音源はそれぞれのハードで特性があったので、あの頃のゲームは作曲家は
音源のサンプリングなどふくめて、苦心惨憺していた時代ですね。
今は生音などもやろうと思えばできるので、そういったメーカーやハードごとの味がなくなったというのはあります。
メガドライブのSTGというと、サンダーフォースとか色々思い出しますね。
個人的に印象にあるのは、友人が10万近く出して買っていたエリミネートダウンでしょうか。
あの頃はSTGも活況だったので、その熱を思い出せるようなタイトルになっていることを期待したいですね。
かなり前に、作家の岐部昌幸氏が「公式のメガドライブの新作を作りたい」みたいな企画がありましたね。あれからどうなったかがわかりませんが・・・
世に出ていないパターンでいえば、前述の企画内でセガの奥成洋輔氏が「表に出せないけどM2が自分たちのPCの中で動くのを勝手に作ってる」と発言されてましたね。
(ソースは電ファミニコゲーマーです。)
でも、一時期はレトロゲーム風新作(例:ロックマン9、ゲームセンターCXのDS版、等)がそこそこ出ていましたし、自分が買うかどうかは別としてもわくわくするものがありますね。
そういえば、何故か思い出したのですが、ソースは忘れてしまいましたけど、メガドライブは音源がFM音源でしたけど、できることならPCM音源を搭載したかったみたいな話がメガドライブ本体の開発スタッフからあって、それはちょっと意外だったという印象がありましたね。
うろ覚えな話で恐縮ですが・・・(苦笑)
メガドライバーという表現があるように、未だに根強いマニアに支えられているハードですからね。
完全新作の制作が出ていても、なんら驚かないというか。熱量がすごいなと素直に感心します。
レトロゲーの味わいというかは、往年のゲーマーもそうですし、今の若い人にも一定数受け入れられていると感じますね。
だからこそこのような企画が出て、通るわけでもありますし。
今ではホコリを被っていそうなハードの新作はたしかに純粋にワクワクしますね!
音源の話は興味深いですが、ソースがほしいところですね。
自分も大本の記事が見れるのであれば読みたい内容です。