スクウェア・エニックスが『PARANORMASIGHT』『THE PORTOPIA SERIAL MURDER CASE(ポートピア連続殺人事件)』の商標を2022年11月10日に出願していたことが明らかになりました。

これは特許庁が発行する公開商標広報により確認でき、『PARANORMASIGHT』は出願番号2022128871、『THE PORTOPIA SERIAL MURDER CASE』は出願番号2022128962となっています。

両方とも区分は第9類(機械器具)や第28類(おもちゃ)などとなっており、業務用テレビゲーム機用ソフトウェア、業務用テレビゲーム機用プログラム、コンピュータゲーム用ソフトウェア、バーチャルリアリティゲーム用ソフトウェアの他、数多くの分野での商標出願が行われています。

『ポートピア連続殺人事件』は、後に『ドラゴンクエスト』を開発する堀井雄二氏と中村光一氏が開発した推理アドベンチャーで、ファミリーコンピュータでは1985年(昭和60年)11月29日に発売されていました。なお、日本語の『ポートピア連続殺人事件』の商標出願は1985年10月31日に行われています。

この出願によって『PARANORMASIGHT』『THE PORTOPIA SERIAL MURDER CASE』にどのような動きがあるかは明らかになっていませんが、今後のスクウェア・エニックスからの情報発信が待たれます。

元はPCゲームで1983年に発売、1985年にファミコン初のADVとして移植もされた

当時のエニックスのゲームであるポートピア連続殺人事件

海外名:The Portopia Serial Murder Caseとして

商標登録が行われていることが確認されているというニュースです。

また同時に出された商標ということで、PARANORMASIGHTという

完全に新規タイトルと思われる商標も登録されているとのこと。


ポートピア連続殺人事件といえば、ゲームをやったことがない人でも

犯人を知っている、日本で最も有名なアドベンチャーゲームと言っても過言ではないタイトルw

元は、堀井雄二氏がPCでポートピア連続殺人事件、オホーツクに消ゆ、そして軽井沢誘拐案内の

3つのアドベンチャーをリリースしており、ポートピアとオホーツクはFCに移植されていますが

軽井沢誘拐案内は、今のところ移植はされていないタイトルとなっています。

ポートピア連続殺人事件は、犯人が既にネタにされているほど知られている状況であり

今更リメイクだったとしても、なかなか難しいところがあると思いますが

それでもヤス視点の物語だったり、前日譚的な話は作れるのではないかなとも思ったりします。

個人的には、オホーツクに消ゆが人生の中のベストゲームの一つになっていたりもするので

このポートピア連続殺人事件のリメイク?かもしれないタイトルが始動するのであれば

家庭用移植が行われていない、軽井沢誘拐案内も含めて堀井雄二原作ADV3部作を

家庭用にまとめて移植とか、まぁそんな展開があっても良いのかもしれません。

もっとも、時代が既に40年ほど前ですので、今の時代とそぐわない部分もあるのですが

その部分を現代的にしての移植というのはありのような気もします。

もっとも、商標が登録されただけで今後展開されるのかどうかは現時点では不透明ですが

堀井雄二氏のドラクエではない、これらのアドベンチャーにも往年のファンが居るのは間違いないですので

そんなファンが喜ぶような展開がされることを今は待つとしましょうか。


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