毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、288週目となる2022年9月第1週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


夏休みが終わり、今月は日本では最大のゲーム発表会である

TGS(東京ゲームショウ)が開催される9月となっている。

ただ、近年のTGSはコンシューマーよりもスマホゲーの割合が多く

E3やGamescomなどと並び称される世界のゲームショウの一つではあるものの

個人的にはそこまで大きな期待を抱いているイベントではない。


それよりも、TGSにほとんど参加しない、しても大きな発表を行うことがほぼ無い

任天堂が、TGS直前にニンテンドーダイレクトを行うのがほぼ毎年の恒例行事となっており

個人的には断然そちらを期待している状況にあるが、昨日行われたのは

ポケモンのスカーレット・バイオレットの新情報配信であり、ニンテンドーダイレクト本編はまだ告知もない。


TGSの前に配信されるのが恒例で、今年は曜日の関係上15日からと早い日程での

開催だけに、今週にニンテンドーダイレクト本編が来なかったのは、どうなるのか?

と言った懸念はあるが、それでも明日には今年のポケモンと並ぶ大本命の

目玉タイトルであるスプラトゥーン3がいよいよリリースされるということもあって

今年のスイッチが現時点のタイトルだけでも、凄まじい勢いを保つのは間違いない。

サードの新作は、6月にメーカーダイレクトもやったということもあるので

TGSのほうでのニンテンドーダイレクトはどうなるのかといったところ。


ニンテンドーダイレクトは個人的に期待するとして、ここからいつもの週販の話に入る。

今年も残り4ヶ月を切ったが、スイッチは相変わらず好調で、先週もまだある程度

初週で売ったとは思うが、スプラ3本体の出荷が行われていると思われる。

なので、また有機ELが大きく数字を残すのではないかと現時点では予想している。

一方PS5は、来週の15日で値下げではなくまさかの5500円値上げを控えている。

小売としては、不良債権にも等しいこのPS5を今の価格で売るのか、それとも値上がりしてから

大いに売るのかといったところだが、転売需要も多いと見られるPS5であるので

小売側も値上げ前の価格で、あまり市場に出さないのでは?という見方もある。

5桁は超えてくるだろうが…それでもスプラ3本体でブーストがかかるスイッチに勝てることは無いと思われる。


ソフト新作は、ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル RがスイッチとPS4・5のマルチで発売。



ファミ通の信用を地に落とす決定打となった、PS3で発売されたジョジョの奇妙な冒険を

題材にした格闘ゲームのリマスター版がこのタイトルとなる。

PS3で発売されたオリジナルは、初週こそ大きな売上を残したが、無料で遊べちまうんだなどの

悪評やネタが出回った結果、2週目には初週の数値から90%程度ほど売上を落としていた記憶がある。

今回は流石に、無料で遊べちまうんだの迷言がないことや、あまつさえファミ通がレビューから逃亡という

状況になっているので、大体の人はこのゲーム発売時の騒動を知っているのだろうと思われる。

それでもTSUTAYAのランキングでは、スイッチ版が1位になっていたようなので、TOP10ランクインは確実にするだろう。


漫画原作のゲームであるメイドインアビス 闇を目指した連星はスイッチとPS4のマルチ。



原作がかなりエグイらしく、なんとこのタイトルのCERO区分はZ区分になっている。

日本でZ区分になるのは、基本的にグロ表現などの過激な表現が認められるゲームのみなので

(性的な表現のほうではD止まりが日本での通例)

バイオなどと同等のレーティングをされているこのゲームは、かなりキツいゲームになっていると思われる。

実際にファンからは、そこまで再現するかと言ったレベルで原作テイストが盛り込まれているようで

題材的に厳しいものではあるものの、一部で話題になっているのは間違いないようだ。


あとは機種的にはPS5独占となる、ラスアス1のフルリメイクも発売。



ラスアス1自体は評価が高いが、2でポリコレ関連でやらかしたのと

あとはPS5独占というのが、何より一番マイナスに働いてしまうであろうタイトルである。

フルリメイクであれば、リマスターだったPS4版とは違うわけで、ある程度の売上は出るだろうが…。

というわけで、色々なところが気になる288週目の結果やいかに?


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ニンテンドースイッチ288週目は合算で9.8万台を売り上げる!ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル Rスイッチ版が1.9万本売り上げTOPに!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル R』が首位! 新作では『メイドインアビス』やPS5版『The Last of Us』もトップ10入り【8/29~9/4】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 ファミ通発表の売上ランキング。今回は2022年8月29日~9月4日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。

 新作ソフトが4本、トップ10入りするなか、首位に輝いたのは『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル R』。本作は、2013年に発売された『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』のリニューアル版。登場キャラクターや各種モードの追加などが行われており、Nintendo Switch版は19807本を売り上げた。

 続いて4位と9位にランクインしたのは『メイドインアビス 闇を目指した連星』のNintendo Switch版とプレイステーション4版。テレビアニメ第2期の放送と同タイミングでの発売というのも影響したようで、両バージョン合計の販売本数は20262本を記録した。

 そしてもう1本、注目したいのが、5位に食い込んだ『The Last of Us Part I』。こちらは2013年にプレイステーション3版が発売され、2014年にはPS4でリマスター版も発売されたタイトルのフルリメイク作。

 プレイステーション5専用ソフトということで、同ハードならではのさまざまな機能に対応。売り上げは10000本を突破している。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(初登場) Switch ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル R
19807本(累計19807本)/バンダイナムコエンターテインメント/2022年9月1日

2位(前回1位) PS4 地球防衛軍6
15036本(累計83377本)/ディースリー・パブリッシャー/2022年8月25日

3位(前回7位) Switch マリオカート8 デラックス
12568本(累計481万5149本)/任天堂/2017年4月28日

4位(初登場) Switch メイドインアビス 闇を目指した連星
12542本(累計12542本)/スパイク・チュンソフト/2022年9月1日

5位(初登場) PS5 The Last of Us Part I
10954本(累計10954本)/ソニー・インタラクティブエンタテインメント/2022年9月2日

6位(前回8位) Switch Nintendo Switch Sports
9004本(累計71万5641本)/任天堂/2022年4月29日

7位(前回11位) Switch Minecraft
8565本(累計277万6718本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

8位(前回2位) Switch SDガンダム バトルアライアンス
7758本(累計46392本)/バンダイナムコエンターテインメント/2022年8月25日

9位(初登場) PS4 メイドインアビス 闇を目指した連星
7720本(累計7720本)/スパイク・チュンソフト/2022年9月1日

10位(前回13位) Switch 星のカービィ ディスカバリー
7246本(累計87万6792本)/任天堂/2022年3月25日

※11位より下の数値は、“ゲーム販売本数ランキングページ”にて2022年9月9日以降に公開予定です。
※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/22857台(累計1863万8901台)
Switch Lite/8869台(累計487万9602台)
Nintendo Switch(有機ELモデル)/66442台(累計237万7584台)
PS5/18431台(累計164万7464台)
PS5 デジタル・エディション/1861台(累計26万4173台)
Xbox Series X/4175台(累計15万8750台)
Xbox Series S/1263台(累計16万4962台)
PS4/10台(累計781万9849台)
Newニンテンドー2DS LL/56台(累計118万8606台)

というわけで、ニンテンドースイッチの288週目はノーマルスイッチが22857台

Liteが8869台、そして有機ELモデルが66442台を売り上げ

前週からの累計売上台数は合算で25,896,087台となった。

やはりスイッチ本体は、スプラ3本体が追出荷されたのだろう。

10万近くをファミリーで売り上げて、いよいよ国内累計2600万台が射程圏内に入っている。

PS5は相変わらず。値上げというような大きな動きがあっても、売れ方がいつもと同じというのは不気味にも思える。


ソフトランキング1位はTSUTAYAなどのサイトから類推された通り、ジョジョのスイッチ版が獲得。

売上は1.9万本ほどと、あれだけオリジナルの悪評が知れ渡っている状況では健闘したほうだとは思う。

しかし、PS4・PS5版はTOP10に入らず、10位の売上から、ジョジョにおいては

スイッチ>PS4・5版合算ということがすでに確定となっているのがなんとも言えない。

オリジナルはPS3独占タイトルだっただけに、こんなところでもユーザーが移ったことがわかる。


メイドインアビスはアニメも放送中ということもあって、マルチ両方共ランクイン。

マルチ合算で2万本超えと、漫画原作タイトルとしては上々の結果と言えるのではないだろうか。

ジワ売れは期待出来ないタイトルにはなるので、最終的には合算で3万本程度といったところだろうか。


ラスアス1リメイクは、PS5独占という最大のデバフを乗り越えて、5桁売れの5位にランクイン。

PS5では相当に売れたということが言えるが、逆を言えば健闘したと言うレベルで

これだけしか売れていないPS5は、発売からそろそろ2年が近づいている今に至っても

絶望的な売上しか出せない失敗ハードと、普通であれば言われるハードになっているのは間違いない。


2週目の地球防衛軍は、他のソフトが控えめだからとはいえ2位の好位置をキープ。

しかしやはりキープしたのはPS4版。これがPS5版のほうが上位に残るようになるのはいつの日か。

スイッチスポーツが記憶する限り、発売から初の4桁売上。

しかし、これから年末年始で盛り返していくのが目に見えるので、今の時点で一喜一憂してはいけないタイトル。

こういうタイトルが任天堂には本当に多い。


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