毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。
ニンテンドースイッチが発売されてから、週目となる2022年8月第4週の週販ランキングが
先程ファミ通で更新された!
気づけば2022年もすでに3分の2が経過し、残り4ヶ月となっている。
40を超えてからというもの、一日が早すぎて、個人的な焦りを感じているが
時の流れは止まらない…と、少しだけ感傷に浸ってみる←
先週であるが、スイッチにおいては、かなりの本体牽引が予想される
スプラトゥーン3モデル有機ELスイッチが発売されている。
マイニンテンドーストアでの販売もあるが、一般小売での販売も行われているので
この分の本体がかなり出ると予想される。果たして任天堂はどれくらいの出荷を行っただろうか?
これについては、おそらく出荷=販売台数になると思われるので
有機ELの台数について確認すれば、大体の予想はつけられそうだ。
さて、8月の最後の週であった先週であるが、お盆時期にゲームがあまり出ていなかった
(例年のことだが)こともあり、大量のソフトが発売されている。
先々週はPSソフトが30位圏内に入らない、パーフェクトゲームが完成したが
先週については、PSにて注目ソフトが2つ発売されている。
まずは、まさかのスイッチは選定プラットフォームに選ばれなかった
アトラスのソウルハッカーズ2が発売されている。
ソウルハッカーズは、1995年にセガサターンで発売された真・女神転生デビルサマナーの
2作目になり、現時点でオリジナルのセガサターン他、PS・3DSなどでも発売されている。
発表自体は唐突に行われたが、ソウルハッカーズの硬派な雰囲気が形をひそめ
往年のデビルサマナーファンからは、かなり不穏な雰囲気が漂っていたところに
公式でペルソナの流れを汲むことが発言されており、ペルソナファンはともかく
コアなデビルサマナーファンからは肩透かしということでかなりの失望を買ったようである。
ゲーム自体の評価もあまり高くないようで、25年ぶりの新作は不評で終わりそうだ。
もう一つのPSでの有力ソフトが、これもPSメインでシリーズが連綿と続いている
D3パブリッシャーの地球防衛軍6である。EDFと略されるアレである。
お馴染みの物量3Dアクションだが、こちらもあまり評価は高くないようである。
スイッチに過去作の移植が進められているので、この売上次第では
今後のシリーズもスイッチと同発マルチということにもなるのかもしれない。
マルチソフトで注目株なのは、洋ゲーでその膨大なテキストから
日本語ローカライズは不可能に近いとも言われていた
ディスコ エリジウム ザ ファイナル カットがスイッチとPS4・5で発売されている。
体験版がそこそこ好評?ぽかった、ガンダムゲーの一つである
SDガンダム バトルアライアンスもスイッチ・PS4・5でのマルチで発売。
アメコミの一つであるが、最近日本では展開が少なく
若いユーザーはあまり興味がないだろうが、かつてはコナミが日本で
ベルトスクロールアクションをファミコンなどで発売し、アニメが放映されていたこともあって
一定の人気を博していた亀忍者たちである。オールドユーザーに刺さる可能性が高いタイトルとなっている。
お盆が終わり、久々にソフトも大量リリースとなった先週の結果やいかに?
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ニンテンドースイッチ287週目は合算で11.3万台を売り上げる!地球防衛軍6がマルチ合算9.2万本売り上げる!
先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。
【ソフト&ハード週間販売数】『地球防衛軍6』が首位に! 『SDガンダム バトルアライアンス』『ソウルハッカーズ2』も好調な滑り出しを記録【8/22~8/28】
ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。
ファミ通発表の売上ランキング。今回は2022年8月22日~8月28日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。
新作ソフトが多数発売され、トップ10のうち8枠に初登場のタイトルがランクインする結果に。そのなかで首位に輝いたのが、プレイステーション4版『地球防衛軍6』。プレイステーション5版も4位に食い込んでおり、両バージョンの累計販売本数は92704本という順調な滑り出しになった。
続いて2位にランクインしたのは、Nintendo Switch版『SDガンダム バトルアライアンス』。6位と10位にも同作のPS4版、PS5版が並び、累計販売本数は66209本を記録。
同じく初登場の『ソウルハッカーズ2』も3位にPS4版、5位にPS5版が並び、好調な売れ行きを見せている。そして9位には、オープンワールドクライムアクションゲームのシリーズ最新作『Saints Row(セインツロウ)』が食い込み、10013本を売り上げる結果となった。
今週はハードの売れ行きも好調で、Nintendo Switchは計11万3530台、PS5は計25109台、XSX|Sは計16726台の売上となった。順調にいけば来週にはPS5の累計売上台数も190万台を突破しそうだ。
ソフト推定販売本数TOP10
1位(初登場) PS4 地球防衛軍6
68341本(累計68341本)/ディースリー・パブリッシャー/2022年8月25日2位(初登場) Switch SDガンダム バトルアライアンス
38634本(累計38634本)/バンダイナムコエンターテインメント/2022年8月25日3位(初登場) PS4 ソウルハッカーズ2
31604本(累計31604本)/アトラス/2022年8月25日4位(初登場) PS5 地球防衛軍6
24363本(累計24363本)/ディースリー・パブリッシャー/2022年8月25日5位(初登場) PS5 ソウルハッカーズ2
20257本(累計20257本)/アトラス/2022年8月25日6位(初登場) PS4 SDガンダム バトルアライアンス
17950本(累計17950本)/バンダイナムコエンターテインメント/2022年8月25日7位(前回2位) Switch マリオカート8 デラックス
11644本(累計480万2581本)/任天堂/2017年4月28日8位(前回1位) Switch Nintendo Switch Sports
10576本(累計70万6637本)/任天堂/2022年4月29日9位(初登場) PS4 Saints Row(セインツロウ)
10013本(累計10013本)/PLAION/2022年8月23日10位(初登場) PS5 SDガンダム バトルアライアンス
9625本(累計9625本)/バンダイナムコエンターテインメント/2022年8月25日※11位より下の数値は、“ゲーム販売本数ランキングページ”にて2022年9月2日以降に公開予定です。
※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。ハード推定販売台数
Switch/17558台(累計1861万6044台)
Switch Lite/8651台(累計487万733台)
Nintendo Switch(有機ELモデル)/87321台(累計231万1142台)
PS5/21628台(累計162万9033台)
PS5 デジタル・エディション/3481台(累計26万2312台)
Xbox Series X/10044台(累計15万4575台)
Xbox Series S/6682台(累計16万3699台)
PS4/15台(累計781万9839台)
Newニンテンドー2DS LL/130台(累計118万8550台)引用元: 【ソフト&ハード週間販売数】『地球防衛軍6』が首位に! 『SDガンダム バトルアライアンス』『ソウルハッカーズ2』も好調な滑り出しを記録【8/22~8/28】
というわけで、ニンテンドースイッチの287週目はノーマルスイッチが17,558台
Liteが8,651台、そして有機ELモデルが87,321台を売り上げ
前週からの累計売上台数は合算で25,797,919台となった。
やはり、スイッチがスプラトゥーン3同梱版が出たこともあって、有機EL版だけで
8.7万台を売り上げ、お盆週の一週の平均以上に本体を売り上げていることが判明となっている。
やはり、スプラトゥーン3の力は偉大だということか。当然ながら、今月の9日には
本命のソフトの発売が控えており、そのときにも大きく本体を牽引するのは間違いない。
9月中にも2600万台に到達するのはほぼ確定であろう。
PS5もソフトが多く出たので、妥当な売上となっている。ソフトと本体の販売数の比率が
これぐらいであれば、本体の売上数にも疑問も出ないというものだが…。
ソフトはやはり注目の新作が多くランクイン。今年に入って、エルデンリングの出た頃と
同等か、あるいはそれ以上にPSが元気な週となっている。
地球防衛軍6はマルチ合算で、9.2万本売り上げて、今のPSでは好調な数字が出ている。
しかし、2017年に発売された前作5は、年末商戦真っ只中という発売時期の良さがあるとはいえ
PS4オンリーで初週12.6万本程度だったことを考えると、PS5の分だけユーザーが増えているはずなのに
そこから2万本以上数字をマルチで落としているのは、やはりPSの勢いが落ちていることを実感させる。
ソウルハッカーズ2もマルチでランクインし、合算で5.1万本となっている。
前作はセガサターンの頃であるが、3DSで発売されたデビルサマナーソウルハッカーズが
9.8万本(ファミ通ゲーム白書2013年のデータ)だったことを考えると、やはり
ソウルハッカーズ2は失敗の部類に入ると言えるのではないだろうか。
下手にペルソナの流れを汲むといったようなことを宣伝してしまったのが逆効果だったのではないかとも思う。
その他の新作ソフトは、SDガンダムバトルアライアンスも順当にランクイン。
特にスイッチ版は3.8万本で2位に食い込んでいる。ガンダムゲーは一時は
任天堂ハードには殆ど出ていない時期があったが、今やマルチで出すことが当たり前となり
当たり前のようにスイッチ版が一番売れるという状況になっている。
その結果、3機種マルチの合算売上が6.6万本となっており、本数の底上げに成功している。
今後バンナムとしては、当然ながらスイッチの方に力を入れていくだろう。
セインツロウはノーマークであったが、9位にランクイン。
長続きしないタイプのゲームなので、来週か遅くとも再来週にはランク圏外になると予想。
スイッチソフトは押し出されてランクインが少ないが、その中でマリオカート8DXと
スイッチスポーツの安定感はさすが。こういうソフトがPSに一本もないのが問題と言える。
これだけ青い色のハードのソフトがランクインするのはかなり久し振りに感じます。
(ハード売上は必ずしも反映していないようですが‥‥‥)
ソウルハッカーズ2は、前作がサターンというややマニア向けハードで25万本超えだったことを思うと、寂しいのは否めません。
前作は、32ビット時代のメガテン関連作では最高傑作に上げる人も多い名作だったのに‥‥‥
記事にあるように、旧作のファンをないがしろにするような宣伝は、失敗以外の何物でもないでしょう。
任天堂以外のメーカーが、こういう「目先の利益に飛びつきIPの価値を自ら棄損」という行為を時々やらかすのが不思議でなりません。
(職場環境が安定せず、昔を知る人材があまり残らないせいでしょうか)
もはや、PSにおいてはハード売上とソフト売上が適正な状態にならないのが、正常という状況ですからね(汗
ソウルハッカーズ2は、発売前にペルソナの流れを汲むと公式が明言したせいで
本来のソウルハッカーズファンに、思いっきり失望を与えて、実際にその内容と違わぬものだったようで、やはり往年のファンにとってはコレジャナイものだったというのが明白でした。
結果、消化率が不振に終わり、投げ売り状態になってしまったというのが明らかになっていますね。
おっしゃるように、過去の作品のファンを蔑ろにするIPを棄損する行為ですね。
こういうことをやるのだったら、ペルソナ外伝みたいな扱いとかにするか、完全新規で出せばいいのにと思うのですが、なぜかそれが出来ないようです。
まぁ、完全新規は売れなくなるからですかね…。