毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。
ニンテンドースイッチが発売されてから、283週目となる2022年7月第5週の週販ランキングが
先程ファミ通で更新された!
世間一般ではいよいよ夏休み…ただ、コロナ感染数が爆発的に増えており、あまり浮かれた気分は無いようにも見える。
ただ流石に、コロナ禍が本格化してから2年半も経っているということもあって、最初の頃のような
緊急事態宣言と言ったものは、おそらく発令はされず、巣ごもり需要が伸びるということも無いだろうと考えている。
昨日は任天堂の第一四半期の決算が発表されており、ハード・ソフト販売数ともに数字が落ちていることが
一部の口さがないメディアに、批判的な内容でも書かれていたようだが、6年目という状況を見れば
まだまだスイッチの勢いは衰えておらず、本体の台数を伸ばせる余地はまだまだあると考えられる。
今年後半については9月にスプラトゥーン3、11月にポケモンSVがあるわけで、まだまだ
6年目のスイッチも意気軒昂という状況が続くのは間違いない。
先週の新作ソフトであるが、大量のソフトがリリースされているがまずは大注目タイトルとして発売されたのが
当初は9月発売予定だったのが、まさかの前倒しで先週の発売となった
任天堂販売・モノリス開発のゼノブレイド3である。
ニンテンドースイッチ1年目の年末商戦の目玉であった、ゼノブレイド2から
実に4年半強で発売されたこのタイトルは、相変わらずの大ボリュームのようで
海外のレビューサイトのレビュアーが150時間ほどプレイしてようやくクリアしたとか
圧倒的な物量を誇っているのが、すでに確認されているタイトルとなっている。
発売日は当然のようにツイッターで盛り上がり、プレイヤーからの評判も上々なこのタイトル。
果たして、どれだけ売れたのだろうか。ただ、値段が高くカタログチケットの
対象タイトルにもなっているこのタイトルは、見た目の本数はあまり出ない可能性も高い。
パッケージ版だけで果たして初週6桁に届くのかどうか。ここが焦点ではないかなと思っている。
ファンの熱量はすごいが、やはりJRPGで圧倒的ボリュームのこのタイトルは
他の任天堂タイトルのように、そこまで大きく売れるようなタイトルではないことも間違いない事実である。
シリーズとしては3DSから続く、インティ・クリエイツの看板アクションタイトルである
ガンヴォルトシリーズの最新作として蒼き雷霆 ガンヴォルト 鎖環が発売。
マルチタイトルなのだが、なんとスイッチとXboxで発売されているタイトル。
PSは選定プラットフォームになっておらず、まさかのハブ状態。
もはや、PSではこの手のタイトルは出しても採算が取れないと判断されているということなのだろう。
こちらもシリーズ展開としてはかなり長寿IPとなっているタイトルの
最新作であるデジモンサヴァイブもスイッチ・PS4マルチで発売。
かつてはPSのほうでメインとしていたこのシリーズも、今や同発マルチ。
果たして、どちらのほうが売れるのだろうか。
他にも多数ソフトが出ているが、注目されるのはこの2本と次点で紅魔城レミリアやアノニマス・コード辺りだろうか。
PSでのみ出ている、軌跡シリーズのセットや牧場物語あたりもある程度は売れるだろうか。
ゼノブレイド3の結果が特に気になる283週目の結果やいかに?
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ニンテンドースイッチ283週目は合算で7.3万台を売り上げる!ゼノブレイド3が11.2万本売り上げTOPに!
先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。
【ソフト&ハード週間販売数】11万本を売り上げ『ゼノブレイド3』が首位に! 新作では『デジモンサヴァイブ』『天獄ストラグル -strayside-』もトップ10入り【7/25~7/31】
ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。
ファミ通発表の売上ランキング。今回は2022年7月25日~7月31日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。
初登場のタイトルが3本、トップ10入りするなか、首位に輝いたのは『ゼノブレイド3』。
本作はドラマティックな物語や広大な世界で展開する冒険、戦略性と爽快感が両立したバトルなど、さまざまな要素が高い支持を得ているRPGシリーズの最新作。販売本数は11万2728本を記録した。追加コンテンツの配信も決定しており、さらなる売り上げアップも期待したい。
続いて2位にランクインしたのは『デジモンサヴァイブ』。こちらは、ゲームやアニメでおなじみの『デジモン』シリーズの最新作で、ジャンルはテキストアドベンチャー+タクティクスバトルゲーム。多くのファンから支持され、好調な滑り出しとなった。
3位以降には『Nintendo Switch Sports』や『モンスターハンターライズ+サンブレイク セット』、『ライブアライブ』など、先週上位だったタイトルがずらりと並ぶなか、9位に食い込んだのは『天獄ストラグル -strayside-』。
地獄の罪人たちとの“煩悩バトル”を描いた女性向け恋愛アドベンチャーゲームで、販売本数は10912本を記録している。
ソフト推定販売本数TOP10
1位(初登場) Switch ゼノブレイド3
11万2728本(累計11万2728本)/任天堂/2022年7月29日2位(初登場) Switch デジモンサヴァイブ
28536本(累計28536本)/バンダイナムコエンターテインメント/2022年7月28日3位(前回2位) Switch Nintendo Switch Sports
24966本(累計62万3493本)/任天堂/2022年4月29日4位(前回4位) Switch モンスターハンターライズ+サンブレイク セット
17209本(累計21万7472本)/カプコン/2022年6月30日5位(前回1位) Switch ライブアライブ
14098本(累計85235本)/スクウェア・エニックス/2022年7月22日6位(―) PS5 グランツーリスモ7
12453本(累計13万9888本)/ソニー・インタラクティブエンタテインメント/2022年3月4日7位(前回6位) Switch マリオカート8 デラックス
11542本(累計474万5609本)/任天堂/2017年4月28日8位(前回7位) Switch 星のカービィ ディスカバリー
11201本(累計82万3909本)/任天堂/2022年3月25日9位(初登場) Switch 天獄ストラグル -strayside-
10912本(累計10912本)/アイディアファクトリー/2022年7月28日10位(前回8位) Switch Minecraft
9873本(累計272万7866本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日中略
※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。
ハード推定販売台数
Switch/20489台(累計1854万7427台)
Switch Lite/10394台(累計482万7025台)
Nintendo Switch(有機ELモデル)/42355台(累計209万7719台)
PS5/36237台(累計154万8670台)
PS5 デジタル・エディション/3099台(累計25万5311台)
Xbox Series X/7093台(累計13万4893台)
Xbox Series S/1895台(累計14万8132台)
PS4/14台(累計781万9783台)
Newニンテンドー2DS LL/87台(累計118万7961台)引用元: 【ソフト&ハード週間販売数】11万本を売り上げ『ゼノブレイド3』が首位に! 新作では『デジモンサヴァイブ』『天獄ストラグル -strayside-』もトップ10入り【7/25~7/31】
というわけで、ニンテンドースイッチの283週目はノーマルスイッチが20,489台
Liteが10,394台、そして有機ELモデルが42,355台を売り上げ
前週からの累計売上台数は合算で25,472,171台となった。
スイッチは夏休みに入ったこともあってか、相変わらずの絶好調。
有機EL版が再度4.2万台を販売しており、出荷が増えている状況であると推測される。
これから夏休みの期間中は、おそらくは出荷数が増えるのは予想がつく。
また、8月26日にはスプラトゥーン3デザインのスイッチも出るので、まだまだ伸ばせるだろう。
一方のPS5はマルチ合算で4万台弱の販売。数字だけ見ればかなりの売上になっているのだが
相変わらずソフトが、おそらく抱き合わせ販売であろうGT7しかランクインしていないのはもはや様式美(?)
これだけ売れているのに、ファミ通が目を向けていないのは色々と察してしまう。
新作ソフトだが、やはりゼノブレイド3が11.2万本でトップとなっている。
ゲームのジャンル的に6桁を超えるかそうでないかが、個人的な売上の分かれ目の一つであったが
無事初週6桁を突破し、好調な滑り出しであるということが言えるのは間違いないだろう。
ちなみに、2017年12月、まだ本体がだいたい252万台程度だった普及台数の頃に発売した
ゼノブレイド2は初週9.7万本を売り上げている結果が確認できる。
その数字から見れば、1.5万本程度しか増えていないという状況とも言えるかもしれないが
2017年の時点では、まだサービスとしてなかったカタログチケットの存在があることを
忘れてはいけない内容となり、当然ながらゼノブレイド2自体もある程度DL版が売れているのは
間違いないが、ゼノブレイド3はカタログチケットで購入すると凄まじくオトクな値段で
買うことが出来ることを考えれば、パッケージ版の半分ぐらいの数がカタログチケットで
売れているのではないかと、強めな予測を個人的にはしていたりする。
次の決算まで、数字はわからないものにはなるが、かなり好調な数字が出ると個人的には予測している。
2位にはスイッチ版のデジモンサヴァイブがこちらも新作ランクイン。販売本数は2.8万本と上々。
しかし、PS4版は9873本以下の売り上げであり、TOP10ランク圏外という結果に。
この調子だと、ダブルスコアどころかトリプルスコアをつけられている可能性が高い。
もともとPSメインだったタイトルも、今やスイッチのほうが売れるのが当たり前になっている。
そんなデジモンサヴァイブPS4版を抑えて、もう一つ新作ソフトとして入ってきたのが
スイッチの乙女ゲーである、天獄ストラグル。
注目乙女ゲーが、PS4でもそれなりのタイトルとなるようなデジモンサヴァイブより
売れているというこの事実は、衝撃以外の何物でもない。
一体、PSはどこまで落ちていくのだろうか。浮上の目も見えない以上、PS事業の縮小は不可避にも思える。
決算で、FE風花雪月が国内DL比率48%というデータがあったそうなので、ゼノブレ3は諸条件から見て、さらにDL率が高くなることは充分考えられます。
風花雪月が初週約14万本からトータル48万本達成とのことで、ゼノブレ3もYoutuberなどの評価はおしなべて高いようですし、ぜひその水準まで伸ばしてほしいです。
(海外で非常に熱狂的な反応なのも頼もしいですね)
J・RPGとして、ペルソナシリーズと肩を並べる存在となったゼノシリーズ(テイ〇ズは明らかに凋落傾向に‥‥)。
新しいシリーズ開幕となりそうな次回作(さすがに新ハードでしょうか)でどんな世界を見せてくれるのか、スーファミ時代のスクウェア作品のワクワク感は、本家ではなくモノリスが継承しているなあと、つくづく痛感します。
あとの記事で書きましたが、様々なパッケージが売れない要素をはねのけてのこの結果ですから、相当売上が高くなっているのは間違いないと思っています。
ゼノブレ2もジワ売れにジワ売れを重ねて、相当な売上を出していることも確認されていますし
ゼノブレイド3もこれから売上を伸ばして、任天堂を支えるタイトルとしての存在感を示してほしいところですね。
それにしても、かつては全盛だったJRPGも今や見る影もなく凋落しているジャンルの一つですね。
その中で気を吐く一部のタイトルにはこれからも頑張って欲しいところです。
モノリスソフトは任天堂のソフト開発補佐をしながら、独自の路線の追求を今後もしてほしいところです。