毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
昨日のTOP10についても、いつも通りスイッチがTOP10を独占する無慈悲なランキングとなった。
ファルコム自社パブで、任天堂ハードには実に27年ぶりの発売となった
那由多の軌跡は、10位に入らなかったが、その代わり?に
乙女ゲーのラディアンテイルが7.3千本を売り上げ、4位に入るという健闘を見せた。
スイッチでは公式でもかなり推されているジャンルのタイトルとは言え、元々知名度が高い
ときメモGS4や刀剣乱舞無双ではない、完全新規の乙女ゲーがこれだけ売れる市場になっていたのもすごいと感じる。
ニッチなジャンルだが、固定ファンは確実にお金を落としてくれる(グッズ関連が特にすごい)ジャンルだけに
スイッチで乙女ゲー市場は、今後も一定の存在感を持って展開されていくのだろう。
スイッチは既に6年目に突入しているが、まだまだその勢いは落ちず
毎週の週販更新は、スイッチ無双をずっと続けているのだが、まだまだこの無双状態は
PS5が不甲斐ない状況が維持される限りは、今後も続いていくのだろう。
さて、前置きはこれぐらいにして、274週目のTOP30ランキングを見ていくことにする。
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【ファミ通】2022年5月23日~2022年5月29日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2022年5月23日~2022年5月29日
まずは恒例の新作消化率。ラディアンテイルは消化率は60~80%程度。
出荷はだいたい1万本程度ということか。前段で触れたが、乙女ゲーは
ゲームのほかにも関連グッズが多く売れる傾向にあり、ソフトがコレだけ売れれば
そういった関連グッズ展開もはかどるのではないかと思われる。
来週にはTOP30圏外に陥落する可能性も高いが、初回出荷分は売り切れるだろう。
TOP11以降の新作ランクインは、まず那由多の軌跡が12位にランクイン。
PAC-MAN MUSEUM+のスイッチ版が17位、そして冤罪執行遊戯ユルキルのスイッチ版が25位に登場。
消化率はどれもまずまずだが、そもそもの出荷が少ないのは間違いないので小売はダメージは少ないと思われる。
パックマンとユルキルはPSとのマルチだが、見事に両方ともPS版は入っていない。
同発マルチでスイッチに勝てるPSゲームは皆無になったといっていいだろう。
あとはFIFAぐらいがかろうじて勝てるぐらいだろうか…パワプロも既に
累計販売本数でダブルスコアが付きそうなレベルになっており、PS離れは歯止めがかからない。
スイッチのソフトも閑散期であまり売れていないこともあるため、エルデンリングPS4版が
まだTOP30から陥落していないが、間違いなく商戦期になると、ジワ売れが見込めない
エルデンは他のジワ売れするスイッチタイトルに売り上げで抜かれるのは確定で
一回圏外に落ちたら、よほどのことがない限り上がってくることはもうないだろう。
GT7がPS4・PS5版ともに顔を出しているが、課金地獄が多くのユーザーの不評を買っており
売れば売るほど傷口が広がるだけのような状況が、なんとも言えず絶望的である。