毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日更新となっている。


先週はPSでGT7、スイッチではトライアングルストラテジーといった注目ソフトが発売された。

特にPSはホライゾン、エルデンリング、そして先週のGT7と注目タイトルが

矢継ぎ早に発売され、これで本体の売上もある程度牽引されるかと

思いきや上限は3万台にも届かない状況が続いている。

一方のスイッチは、アルセウス効果が強く残り、2月という小売閑散期ですら

毎週順調に売上を伸ばしている状況が続いているということで

2021年度もあと僅かといったところで、スイッチ一強の様相は

多少の有力ソフトが出たところで変わらないという結果も見られた最近の動向である。


ソフトランキングでは、当然ながら新作を3週続けて出しているPSが

年始の30-0の悪夢を振り払うべく奮闘しているところではあるが

結局、新作が数週ランクインしてそのままフェードアウトするという

流れが大作・一般的な作品問わず続いており、結局本体が売れるのと同時に

定番的に売れていくスイッチタイトルの牙城を崩せない状況になっている。

今後、この数週間に出たPSソフトも一ヶ月後にはランキングからほとんど

脱落しているであろう状況が、予測でき、結局しばらくしたらまた

スイッチ一色のランキングに戻ることはほぼほぼ確定となっている。

昨日のState of Playでヴァルキリープロファイルシリーズ最新作の

ヴァルキリーエリュシオンがPS縦マルチでCS機独占が発表されたが

それ以外のめぼしいタイトルは、ほぼ全機種マルチといった状況で

結局、ファーストタイトルが弱いSIEはまだまだ打開策を見出すのは

厳しい事態であろうことが容易に想像できる内容となっている。

本日は、TOP30までの結果が発表。新作のGT7、エルデンリング、そして

まだ発売から1ヶ月も経っていないホライゾンのランクインはまだあるだろうから

ある程度TOP30の中でPSソフトが見られる週になるのは間違いないが、結果は果たして?


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【ファミ通】2022年2月28日~2022年3月6日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2022年2月28日~2022年3月6日


まずは恒例の新作消化率。GT7はPS4・5版ともに上々の消化率。

あとで確認したが、PS5版のみ限定版があったこと。

またPS5本体と抱き合わせ販売といった販売方法が確認されていた模様。

それであればPS5版のほうが売れるのも納得ではある。

ただ、いずれにしてもシリーズ全盛から右肩下がりで売上が落ちているが。


他の新作のランクインは、バビロンズフォールがかろうじて

PS4・PS5版ともにランクインはしているが…消化率は惨憺たる有様。

メタスコアも低く、悪い方の点数は逆に信憑性があるので、バビロンズフォールが

この後急浮上するようなこともまずないだろう。

プラチナゲームズはここのところ、任天堂以外との仕事はことごとく失敗している

イメージがつくようになっているような気がする。


恒例・フリューのドラえもんのゲームが30位にランクイン…だが

消化率がかなりやばいことに…映画が公開されている間に

ある程度売ろうという算段ではあろうが、この消化率はかなり厳しいだろう。


先週のソフィー2は案の定、スイッチ版のほうが上位に入れ替わり。

ただ本数自体はそこまで大きな差がついてはいないので、累計の販売本数は

まだPS4のほうが上となっている。ただこの数値が逆転するのは間違いないと思われる。


PSソフトが3週続けて有力タイトルが出たため、PSソフトのランクインが

多くはなっているが、それでも9本…3割しかランクイン出来ていない状況で

今後スイッチの大作ソフトに対抗できるようなソフトが殆どないPSソフト群。

またしばらくすると、スイッチ一色ランキングに戻るのはそう遠くない話だろう。


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