カーリング日本代表の快進撃で、ゲームソフト「みんなのカーリング」が好調な売れ行きをみせている。販売元のイマジニア株式会社の秋山弘毅さん(51)は「日本代表の活躍とともに反響も大きく、売り切れも出ている状況で、予想以上の売れ行き」と話す。
同作はニンテンドースイッチのソフトで10日に発売したばかり。現在、ダウンロード版は入手可能だが、都内の大手家電量販店では一部で品切れ状態という。
少し前の記事ですが、Fit Boxingをスイッチで当てたイマジニアが
またしてもメーカーの想定以上のヒットを飛ばしているとのこと!
2月10日にスイッチ独占で発売された、冬季オリンピックの種目として
すっかりおなじみとなったカーリングを題材としたゲームである
みんなのカーリングが北京冬季五輪で決勝まで行った
ロコ・ソラーレ効果でメーカーの想定以上の売れ行きになっているとのことです!
勝負事なので、蓋を開けるまでその結果はわからない要因となりますが
ロコ・ソラーレが劇的な形で準々決勝まで上がり、金メダルを争ったことから
この結果が生まれたと言ってもいいでしょう。
ゲームを発売したイマジニアも、このコメントを見る限りは想定の範囲外といったところでしょうか。
ただそういった時流に乗れたとしても、やはりゲームとしての出来が
良くなければ売れないものであったりします。
ゲームとしての評判は、堅実な作りとなっているようで傑作とはいわないまでも
カーリングの雰囲気をつかめて、安定して楽しめるゲームとなっているようです。
値段もお手頃なので、ロコ・ソラーレの快進撃に売れた要因はこのあたりでしょうかね。
本数は週販のTOP30に入ってきていないので、DL版が売れているのか
それとも記事にもある通り、品切れで数字が伸びないかは不明ですが
いずれにせよ、イマジニアが好調と言っているので売れていると言っていいのでしょう。
何度も言っていますが、すでにスイッチはファミリー全部で2400万台間近を
国内だけでも売っている大きな市場となっています。
その市場に、需要のあるタイトルを投入し、ゲームの作り込みも一定以上あれば
大きな売上を記録できる可能性が一番高いハードになるわけです。
イマジニア含め、この大きな市場を見逃すのはあまりにももったいない話です。
イマジニアがまたもやってくれましたか。
大手メーカーがフォローしてないテーマを、適切な時期に上手に展開するなあ、と感心します(カーリングはルールが複雑であるゆえに、ゲームで追体験したい、と思う気持ちは自分にもあるので)。
昔アニメ・一休さんで、腕力自慢の大男と餅つき競争をするという話がありました。
大男が力任せに全体を一度にかきまわす横で、一休さんは少量ずつ小分けにして仕上げるやり方で周囲がハラハラするも、結局大男の方はつき具合に偏りが残り、一休さんが勝利する‥‥‥という結末です。
別に、一休さんをイマジニア、大男をスクエニなどに見立ててあてこすっている訳では全くありません(←)。
決して大きなメーカーでないからこそ、ピンポイントで需要があると思われるジャンルを見極めているのでしょうね。きっと。もちろんロコ・ソラーレの望外の活躍も有りましたが、やはりこういうところは運も味方につけるのでしょう。
一休さんの話は興味深いですね!恵まれた環境にあるものが必ずしも良い結果を残すとも限らないという話で、要はやり方が重要なんだということを教えてくれる逸話ですね!