毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日更新となっている。

今回は年末年始の影響で、2週の結果がいつもと違うタイミングで行われている。


年末年始の2週分のランキングでは、やはりスイッチソフトが2週合算で10位までの

ランキングを独占するという、ごくごく当たり前の結果が展開された。

昨年終わりに発売された、注目タイトルがPS側では真・三國無双8 Empiresしかなかったため

それがランクインできなければ当然この結果になるだろうと、売上を追っている人からすれば

誰もが予想がついたであろうが、案の定という結果であった。


TOP30においては、速報ランキングと違い、毎年それぞれの週の

TOP30が更新されるのがファミ通では通例になっているが

気になるところは、真・三國無双8 Empiresがスイッチの30‐0を阻止したか?

というところである。正直、このソフト以外のPSタイトルは年末年始のランキングに

載ってくる可能性はほぼ0と捉えている。本体の販売台数はそれなりであったが

そもそもPSソフトは年末年始に福袋に入れられる以外に、特に需要が伸びるとも思えない。

年末年始の任天堂無双の時期に、またしても30‐0をやられてしまうのか?

それともPSが一矢報いるのか?明らかにレベルの低い話になっているが、今のPSでは

これが本当に精いっぱいという状況であるのは、昨年の売上推移を見ていた人であれば

誰もが思うことは間違いないだろう。真・三國無双8は本編がかなり酷評されたので

売上も厳しいと思われるが、一体どうなるか?

また、昨年終わりのゲーム総選挙の結果がどう反映されるかも注目したいところだ。

2週の売上については見出しのあとで一気に確認していこうと思う。


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【ファミ通】ニンテンドースイッチ252・253週目のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2021年12月20日~2021年12月26日









出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2021年12月27日~2022年1月2日


新年一発目…30‐0が今年は来てしまった模様。

真・三國無双8 Empiresは一週目はなんとか、すべての機種でランクインしたが

2週目にはすべてランク圏外という結果に。いくら評判が悪かったタイトルとはいえ

2週目でスイッチ版含めて、圏外になってしまうのはあまりにふがいない…。

そして8はスイッチには発売されていないのに、スイッチ版と僅差のPS4版。

そこからは大きく水をあけられているPS5版と、やはり2021年最後の週でもPSの存在感はなかった。

本編の無双はもはや求められていないということであろうか。

8は無理やりなオープンワールドが結局ゲーム性にあっておらず、酷評されるにいたったが

果たして次回作の9では挽回することができるのか?正直難しいと思っている。


年末年始は案の定、パーティゲームが多く売上を伸ばしている。

その中でおどろきなのは、年始のランキングに久々に顔を出した

スーパーボンバーマンRである。廉価版でのランクインとはいえ

元はスイッチロンチで発売されたタイトルであるということを改めて確認しておきたい。

売上も20万本近くまでいっており、ハドソンの復活IPはスイッチでは桃鉄含め

非常にコナミに良い利益をもたらしていることは間違いないだろう。

また、その桃鉄も大きな売上を記録し300万本に向けて着々と数字を伸ばしている。

スイッチの強いところは、過去のタイトルでもその時の特需で売上が再燃することがあるということ。

バンナムの太鼓や釣りスピもその好例で、気づけばこの2タイトルも65万本以上売上を伸ばしている。

ロングセラーになればメーカーとしては利益が入って来るだけなので、こういうソフトを狙って

スイッチでは作ることが、メーカーの一つの目標となるのかもしれない。


個人的に気になっていた、ゲーム総選挙で一位を取ったブレワイだが

12月27日にその結果が発表され、その影響がわかる年始の週ではなんと

エキスパンション版も含めて2.9万本という売上を記録している。

やはりテレビの影響力はまだまだあるのだなと感心するとともに

名作はいつまで経っても色あせないということが改めてわかる結果といえるのではないだろうか。

総選挙でランクインした他のタイトルとしてはドラクエXIの廉価版がスイッチ版だけ

やっぱりランクインといったものもあるので、よいゲームはこれからもランキング圏外でも

ジワジワ売れて伸びていくのだろうと感じられるランキングとなった。

あと、マリオ3Dワールドもあと少しでミリオン達成。1月中にはその節目の結果を見れるだろう。


というわけで、年始一発目がパーフェクトゲームだった2022年は

スイッチにとっては幸先の良いスタート。PSにおいては、2月のエルデンリングまで

注目作品がほとんどないため、PSの受難はまだまだ続くだろう。


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