スクウェア・エニックスは12月20日、PS4向け『ファイナルファンタジーVII リメイク』について、フリープレイで入手したユーザーもPS5版にアップグレード可能になることを発表した。アップグレードは12月22日より可能となる。
中略
同作においては、2021年3月にPS Plus加入ユーザー向けにPS4版がフリープレイにて配布されていた。しかしながら、フリープレイ版においてはPS5向けのアップグレード不可という措置がとられていた。PS5版ではユフィの登場する追加エピソード「EPISODE INTERmission」などが用意されているが、PS5へのアップグレードが不可ということもあり、フリープレイで入手したユーザーは、新たにPS5版のゲーム本編を購入しないと、それらを体験できなかったわけである。
しかし、12月22日から、フリープレイでPS4版を入手したユーザーも無償でPS5版にアップグレード可能。なお「EPISODE INTERmission」をプレイするには、別途税込2178円を支払う必要がある。とはいえ、フリープレイにて入手したユーザーも、PS5にてゲーム本編を購入することなく、ユフィの冒険を体験できる手段ができたことになる。
引用元: PS4『ファイナルファンタジーVII リメイク』フリープレイ版、PS5に無償アップグレード可能に。ユフィDLCを本編購入なしで買えるように
ファイナルファンタジー7リメイクがPS4で発売されたのはまだ2年も経たない話。
PS5のインターグレードが発売されたのは、今年の6月。
PS4版を持っていれば、100円でインターグレード版にアップグレードできて
PS5版限定でユフィのDLCが買えるという、いろいろとアレな展開をしてきた
FF7Rが、オリジナルから2年経たずにPS4のフリープレイ版から
PS5版に直接アップグレードできるという展開をしてきました。
そもそもPS5本体がロクに普及していないということもあるからでしょうが
ユフィのDLCを意地でも買わせたい…といったところじゃないでしょうか。
さすがにソフトも値崩れしてるでしょうし、スクエニとしては
ソフトを売るよりはユフィのDLCを買ってもらって少しでも儲けたいというところでしょうか。
しかしこれもまた、結局のところ信用をかなぐり捨てる愚策だと個人的には思いますね。
発売から2年経たずに最初のが実質無料となって、さらにアップグレードまでできてしまうわけです。
分作で次のが出ていればともかく、まだ次のものが発売日すら決まっていない状況で
2年も経たずに一作目を実質無料でばらまければ、正直2作目も皆買い控えますよね。
どうせ、発売日に買ったって次のが出るのがいつかわからない状況なわけですから
別に少しだけ世間の話題に乗っかれるぐらいしか、発売日に購入するメリットがないわけです。
正直、ゲームをプレイしていくだけなら発売日にゲームは買わずに
次のフリープレイとして配られるのを待てばいい。
そうすれば実質無料で、シリーズのほとんどを体験できるという算段です。
ほんと、なんというか呆れるしかない展開で、これでは次の作品が出たときの
売上は惨憺たるものになるのではないかなぁと今から予想しておきます。
というか、次がいつ出るかも全く不透明ですけれどね。
こういう、複雑で分かりにくい仕組みをユーザーに強いることが何よりゲーム離れの一因になる、ということになぜ気づかないんでしょうか。
(将来のことを考える余裕もなく、目先の売上に追われてるのでしょうけど)
オリジナルのFF7は、あの時代に多くのユーザーの夢を体現したソフトだったのに(自分はスクウェアの引き抜き報道などを予め知ってしまい、あまりハマれなかったですが)、リメイクが悪夢に変わっていくのを見るのは、やっぱり悲しいものがあります‥‥‥
しかも分作ですから、これだけやっても2作目以降どんどん売上が落ちていくのは必定です。
あまりにもやり方がお粗末で、伝家の宝刀と言っていたFF7ですらこの扱い。スクエニの崩壊も近いのかもしれませんね。
次のFF関連のタイトルで直近は、ラーメン屋と揶揄されているオリジンですが、売り上げはどうなりますかね。
結局伝家の宝刀として最後の隠し玉だったFF7Rも自滅で終わっていきそうですね。
当時PSでワクワクしながらリアルタイムでやった人間としては、おっしゃる通り寂しい限りですよ…。
フリプってなんか「パンとサーカス」みたい