当初の発売予定が今年の2月だったが4月になって、発売を7月に延期するという
謎の告知が行われた、PSVR専用ソフトであるカイジVR~絶望の鉄骨渡り~
【フェードアウト濃厚】カイジVR~絶望の鉄骨渡り~の発売日が2月から7月に延期!
元々は、福本伸行による、アニメ化や映画化もされた人気漫画である
カイジシリーズの1stシリーズにあたる
賭博黙示録カイジの、命をかけたゲームとして
登場した、高層ビル間の鉄骨渡りゲームがもととなっている。
超高層ビルの上層に渡された、鉄骨を渡るという命を賭けたゲームは
漫画でありながら、心理描写を得意とする福本伸行の精神状態描写もあり
読者も思わず、肝を冷やすような、緊迫感のある死のゲームとなっている。
そのカイジの極限までの恐怖状態を、疑似体験できるという触れ込みだったのがカイジVRであった。
確かに、PSVRで体感する高層景色というのは、上手く再現できていれば玉ヒュンになること請け合いだが…。
個人的には、一旦延期が発表された時点で、そのまま発売せずにフェード合うとしていくものと
予想していたのだが、予想に反してディベロッパーが意地を見せたようだ。
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カイジと一緒に鉄骨渡り→カイジ視点での鉄骨渡りに変更へ。価格はなんと1800円!
ファミ通が報じたところによれば、この一度はフェードアウトの危機を迎えた
カイジVR。無事8月28日に配信が決定したとのこと。
なお、お値段は1800円となるそうだ。
●原作の恐怖感や、数々の名シーンを再現
ソリッドスフィアは、プレイステーション VR用ソフト『カイジVR ~絶望の鉄骨渡り~』を2017年8月28日に配信開始することを決定した。
以下、リリースより。
福本伸行の大人気マンガ「賭博黙示録カイジ」の「絶望の城編」から、鉄骨渡りのストーリー部分をPlayStation VR向けにゲーム化した作品となります。
プレイヤーは主人公のカイジとなり、佐原や石田といった作中の個性豊かなキャラクターたちと共に鉄骨渡りにチャレンジすることができます。更にゲーム内では、VRならではの臨場感から、高所での鉄骨渡りの恐怖感はもちろん、原作での名シーンの数々が展開され、実際に作品の世界に入り込んだかのような体験をすることができます。
PVがショボイ…。1800円は強気過ぎだろ…。
VRで見ればある程度は変わるのだろうが、キャラのモデルはPS2ぐらいで十分に再現できるレベルに見える。
最初のリリースでは、カイジと一緒に鉄骨渡りにチャレンジできるという名目であったが
いつの間にやら、カイジになって鉄骨渡りをするというゲームに変わっている。
この鉄骨渡りの回は、実はカイジに絡む主要キャラは、石田という借金まみれのオッサンと
佐原という、カイジの顔なじみぐらいしかいないので、ドラマ性のある内容は期待できそうにもない。
また、ゲームとしてクリアは鉄骨を渡りきることなのだろうが、ある意味ゲームの一番の
売りどころは、鉄骨から落ちるというところにあるような
気がしないでもない。原作を改変するような展開も、鉄骨渡りだけで完結してしまうので
当然出来ないということで、何というか1800円でこれは…というゲームになりそうである。
リアルな体験が出来るVRで、専用ソフトがこの体たらくでは…。残念ながらPSVRが
VR普及を推し進めるデバイスにはならないだろうという、予感を確信に変えさせるようなソフトである。
パーティーゲームに収録される1つのミニゲーム的に見えますね。
これにこの価格は正直どうかと思いますが、PSVRを購入した層から見ると問題ないのかもしれません。
(コレを見て新規で買う人は居ないでしょうから、既存客向けかと思いました。またはカイジのファン向け??)
VRは視覚以外の感覚をプレイヤーに与えると、より臨場感が増すと言われていますので(NHKのサイセンスゼロより)、コントローラーの振動でどこまでプレイヤーにリアリティを感じさせれるかが肝ですかね。
なんにせよPSVR持っていないと評価できないソフトですし、
PSVRユーザーの多くはDMM動画利用者らしいので、開発会社には申し訳ないが売れるかどうかは推して知るべしといったところでしょうか。
そもそも、PSVRのユーザーが国内に8万人ほどしか居ませんからね。
1800円のこのソフトを買うユーザーはどれくらいいるのでしょうか。
臨場感がある程度あればいいのかもしれませんが、それにしたって1800円は高いですね。
個人的には、萩原聖人ボイスによる、佐原ァ…の慟哭があれば多少は評価します←何様
コントローラーの振動もどこで使うのかという感じですね。
電流の流れる鉄骨に触ったら、なんか震えるとかそんな感じですかね?
うーむ。どう考えても、ゲームとして面白くなりそうな図が思い浮かびません…。