今から20年以上前に、同人コンテンツとして奈須きのこ氏などが
関わって、同人発コンテンツながら、大きな話題をさらったタイトルで
今のTYPE-MOONの原点となっているタイトルである月姫。
凄まじいボリュームのテキストとともに綴られる世界観に、非常にコアな
ファンがつくことになり、その後TYPE-MOONはFateや空の境界といった人気タイトルを生み出し
今ではFateのキャラクターをメインに使ったスマホゲーFGO(Fate Grand Order)が
国内有数の稼ぎ頭のゲームアプリとして、多くのプレイヤーに支持されている状況となっている。
そのTYPE-MOONが、原点となった月姫をリメイクしスイッチとPS4に発売することを発表し先月の終わりに無事発売された。
結果は既に、このブログでの週販記事で触れたとおり、スイッチ版・PS4版ともに好調な売上を記録し
初週はマルチ合算で6桁以上の販売を記録する好スタートを切った。
スイッチはともかく、PSではここ最近での最上位の売上を記録したタイトルの一つで
間違いなく、今年のPSタイトルの中ではスマッシュヒットタイトルとなっていた。
初週で両機種ともに、ほぼ品切れになるほど売れたようで、現在も出荷している分は
粗方、売上を記録しているようである。分割商法になっているため、また次の作品が
出る予定があるが、この状況であれば次回作もある程度売れるのは間違いないだろう。
CERO Zというレーティングであることも勘案すると、まさにヒットタイトルになっているのは間違いない。
その月姫だが、まだ週販の記録が追える状況になっているが、その数字を足すと
マルチ合算で現在は17万本程度の売上が確認されている。
CERO Zのビジュアルノベルというジャンルを考えれば、相当な売上であるのは間違いない。
既に十分すぎる売上を記録している月姫だが、その累計販売は大きなものになっているのが報告されている。
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『月姫 -A piece of blue glass moon-』の出荷・DL累計販売数が24万本を突破!
というわけで、現在の月姫の売上状況を公式がツイートしたものを引用する。
【#月姫 累計セールス24万本突破】
『月姫 -A piece of blue glass moon-』(PlayStation 4・Nintendo Switch)の出荷・ダウンロード販売の累計本数が24万本を突破しました。手に取っていただいた皆様へ、御礼申し上げます。奈須きのこさんより、皆様への御礼メッセージをお届けいたします。#TYPEMOON pic.twitter.com/itAPrXGNhf
— 【公式】月姫 (@TM_TSUKIHIME) September 24, 2021
月姫 -A piece of blue glass moon-は、既に累計の出荷・DL販売数が24万本を越えたことを報告している。
メインシナリオを手掛ける、奈須きのこ氏のコメントを見る限り、販売側としても
想定を超える売れ行きだったということが示唆されており、公式で成功ということが明言されたということになる。
元々TYPE-MOONのタイトルは、スイッチが発売するまではほぼPSオンリーの展開だった
IPシリーズであり、Fateエクステラなどが後発移植されてからスイッチには
ある程度出るようになったが、今回の週販の結果を見る限りは、おそらくPSオンリーでは
この数字は不可能で、スイッチ分が追加されてこの好調な結果に繋がったのは間違いないだろう。
スイッチ版は、明確な数字はでないものの、ゲームソフトがかなり売れていることが
様々なデータから推測される、e-shopでもしばらく上位にランクインしていたため
スイッチでの販売本数は既に6桁を越えているのは確定だろう。(パッケージだけで現時点で8.5万本以上売り上げ)
PS4版とは、現時点でのファミ通週販での差は5000本程度だが、DL版ではかなりの差がついているのでは?と予想される。
現時点での週販ランキングでは、初回の品切れがあった分、まだ販売のポテンシャルが若干あると思われ
この調子で行くと、30万本突破ぐらいまでは余裕で達成してくるのではないかと思われる。
FGOという自社タイトルを遊んでいるユーザー層が、そもそも月姫というものを知らない
層も多いと思われるような状況で、かつて大きな話題を獲得したタイトルをこのタイミングで
リメイクしてきたのは、なかなか計算された展開だなと改めて思う次第である。
分割ものは、2作目以降は、一作目より売り上げが落ちる傾向にあるが、月姫に至っては
2作目がどれくらいうれるか?そちらの結果もまた注目に値する結果を残していると言える。