毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、237週目となる2021年9月第2週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


国内でのLiteとの合算で売上が2100万台を突破したニンテンドースイッチ。

PS5も発売から43週と、およそ10ヶ月で国内100万台を突破したが

その差はどんどん開いていく一方であることは、既に週販を追っている

人からすれば、当たり前のものともなっている。

スイッチは来月8日に、新型有機ELモデルも来るわけで、今の時点ですらも

6万台が下限というレベルなので、それを上回る売上が来月の8日の週以降は

続くこととなり、そしてそのまま任天堂無双の年末商戦に入るのが確定となっている。

今年の年末商戦は、今の所大きなタイトルはポケモンダイパリメイクぐらいであるが

今までのソフト資産と、今月中にはあるだろうと思われるニンテンドーダイレクトで

やわらかあたま塾以外の何かしらのサプライズもあるかもしれないことを考えれば

ニンテンドースイッチの年内の不安要素はほぼ無いと言って過言ではないだろう。

ただ、先週はテイルズオブアライズといった注目タイトルがPSで出ているわけで

今年初の6万台を切る週販になるのではないかなとも漠然と思っている。

鍵を握るのはおすそわけるメイドインワリオだろうか。


ソフトであるが、まず先日記事にした、ゲオのバイヤーが

2021年のPSソフトの中で最も売れたタイトルと明言されていた

テイルズオブアライズがPS4・PS5縦マルチで発売(箱やSteamにも出ている)



バイオハザードヴィレッジが初週マルチでだいたい15万本ほどだったので、マルチで20万本に届くか程度だろうかと

漠然と思っていたが、どうやらテイルズオブアライズはテイルズ史上最速の

全世界100万本出荷を達成したというニュースが報じられている。

COMGなどのポイントを見て予測を上方修正。PS4版が20~21万本、PS5版が4~5万本程度で合算25~26万程度…と予測してみる。

これだけ売れれば、間違いなくPSでは今年最大の売上となり、久々の朗報ということになる。


おすそわけるメイドインワリオも新作として発売。



GBAから恒例となっているメイドインワリオの最新作。

ゲーム内容の見た目は相変わらずくだらないが、それでいて実はかなり

作り込まれていることもわかるタイトル。COMGポイントなどから

予測される売上は7~9万本程度と思われる。

任天堂タイトルと考えると寂しい感じはするが、ただ思いっきりパーティゲームなので

任天堂のこの手のタイトルがじわじわ売上を伸ばすことは、歴史が証明済み。

今年の年末商戦で、マリパの新作とともに結構な売上を残すと予測している。


PS関連では大型タイトルの一つとなるが、スイッチではファルコムが

基本的に関わってないため、いまいち盛り上がらないイースの最新作

イースIX – Monstrum NOX –も発売。



ファルコムもいい加減、スイッチにこれだけ発売していくのであれば

自社パブでやっていけばいいのにと思わないでもないが…。

まぁ、彼らなりの何かしらの譲れない部分があるのだろう。


他にはWiiの頃のタイトルのリマスターであるソニックカラーズアルティメット、任天堂ハードでは

初の移植となる、泣きゲー美少女ADVを世に広めたAIR、そしてランクインするとしても

PS版だけしかランクインしないであろうNBA2k22などが発売しているが、TOP10に入ることはないと思うので割愛。

テイルズオブアライズの売上が注目の237週目の結果や如何に?


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ニンテンドースイッチ237週目は合算で6.7万台を売り上げる!テイルズオブアライズがマルチ合算で20.1万本売り上げる!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『テイルズ オブ アライズ』がPS5版/PS4版合わせて20万本を販売。『メイド イン ワリオ』新作も上位に【9/6~9/12】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 ファミ通発表の売上ランキング。今回は2021年9月6日~9月12日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。

 幅広い層から支持されているRPGシリーズの25周年記念タイトル『テイルズ オブ アライズ』が初登場。プレイステーション4版が1位に、プレイステーション5版が3位にランクインし、販売本数もPS5/PS4版合わせて、20万1798本という好調な滑り出しとなった。

 続いて2位に食い込んだのは、さまざまなミニゲームが楽しめるアクションゲーム『おすそわける メイド イン ワリオ』。2003年の第1作発売以来、任天堂の各ハードでリリースされてきた定番シリーズの最新作だけあり、今回も好セールスが期待できる。

 さらに4位以降には、先週上位だったタイトルがそのままスライドして並ぶ中、9位には初登場の『イースIX -Monstrum NOX-』がランクインし、トップ10のうち4本が新作タイトルという結果になった。

 一方、ハードに目を向けると、発売44週目のPS5はスタンダードモデルとデジタル・エディションを合算して16975台、Xbox Series X|Sは合算で2089台の売り上げを記録している。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(初登場) PS4 テイルズ オブ アライズ
15万1316本(累計15万1316本)/バンダイナムコエンターテインメント/2021年9月9日

2位(初登場) Switch おすそわける メイド イン ワリオ
72277本(累計72277本)/任天堂/2021年9月10日

3位(初登場) PS5 テイルズ オブ アライズ
50482本(累計50482本)/バンダイナムコエンターテインメント/2021年9月9日

4位(前回1位) Switch リングフィット アドベンチャー
14628本(累計281万8859本)/任天堂/2019年10月18日

5位(前回2位) Switch マリオカート8 デラックス
13863本(累計403万9388本)/任天堂/2017年4月28日

6位(前回3位) Switch Minecraft
13529本(累計218万811本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

7位(前回4位) Switch 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~
8749本(累計236万7610本)/KONAMI/2020年11月19日

8位(前回5位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
8428本(累計441万6060本)/任天堂/2018年12月7日

9位(初登場) Switch イースIX -Monstrum NOX-
7324本(累計7324本)/日本一ソフトウェア/2021年9月9日

10位(前回8位) Switch ポケットモンスター ソード・シールド
7012本(累計413万5212本)/ポケモン/2019年11月15日

※11位より下の数値は、“ゲーム販売本数ランキングページ”にて2021年9月17日以降に公開予定です。
※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/56177台(累計1706万5684台)
Switch Lite/10937台(累計405万2976台)
PS5/14847台(累計86万2268台)
PS5 デジタル・エディション/2128台(累計16万7363台)
Xbox Series X/351台(累計58551台)
Xbox Series S/1738台(累計29439台)
PS4/1763台(累計780万9185台)
Newニンテンドー2DS LL/789台(累計117万2840台)

というわけで、ニンテンドースイッチの237週目はノーマルスイッチが56,177台

Liteが10,937台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で21,118,660台となった。

スイッチはテイルズオブアライズがあったので、多少売上に影響があるか?

などとも思ったが、全くの見当外れであった(笑)

今回も6.7万台以上の売上ということで、相変わらずの抜群の安定感を見せている。

PS5も相変わらずの安定感。少ないが←テイルズオブアライズが予想通り

バイオハザードヴィレッジより売れているのに、あまり本体の売上は大きくは変わっていないのがどうにも。


テイルズオブアライズはマルチ合算で20.1万本という結果に。

売上の予測としては、最初の予測よりは大きく、今回の予測よりは

少ないという結果で、個人的予測は大外れとなった。(苦笑)

PS4・PS5版ともにGEOのバイヤーが言っていたように、いずれも

バイオハザードヴィレッジの売上を越えているので、コメントは間違っていなかったということになる。

マルチ合算とはいえ、今のPSでは20万以上の売上を初週で叩き出せるのは

ごくごく限られたタイトルになるので、これは朗報であることは間違いない。


ただ一方で、それまではほぼ毎年のように出ていたマザーシップタイトルの

実に5年ぶりの新作がこの売上であるというのは、同時に寂しい数字でもある。

固定ファンが多いタイトルとはいえ、やはり新作の間が空いてしまったことで

ユーザーもある程度は脱落しているのではないかと予測している。

テイルズシリーズ自体は、固定ファンはまだまだ居るものの、この結果を今後も維持していくには

流石に次のタイトルがまた5年空くのは大問題で、せめて3年ぐらいの間には

次の作品を出さないと、どんどん忘れ去られていくだけだろうとも思う。

果たして、今のバンナムにある程度のクオリティのものを、定期的に出していける余裕はあるだろうか?


おすそわけるは、個人的予想の範疇。任天堂のソフトということを考えると

やはりもうちょっと売れてもいいのでは?とも思うわけだが、任天堂タイトルを

一週で見ることは愚の骨頂であるわけで、今後の売上がどう推移していくかを見ていきたいところ。


また同じく新作イースIXも9位にランクインだが、この売上だと明日の消化率は

緑色ではないか(=低い)とも予測される。やはり、別の機種で今まで

任天堂ハードにほとんど展開していなかったようなタイトルは、別機種で有名であっても

地道に過去タイトルを移植していくとか、種まきをしていかなければ

ただのネームバリューだけで売れるほどスイッチ市場は甘くないとも言える結果なのではないだろうか。

果たしてファルコムにどれだけやる気があるのか…。明日のTOP30の消化率にも注目である。


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