今年の3月末時点で、発売から4年で全世界の普及台数が8400万台を超える
凄まじい勢いで売れているハードであるニンテンドースイッチ。
今年で発売から5年目。今のところは、最初に発売されたものから
バッテリー持ちを長くした改良型と、携帯モード特化型の
Liteのみの発売でありながら、未だに量販店などでは品切れも起こる
超人気ハードとなっており、普通であればそろそろ次世代機の姿も見えてくるような
時期にありながら、まったくもってその勢いは落ちることが無い。
様々な憶測のある新型の発売や、更には値下げといったこともされておらず
まだまだ余力を残した状態で、すでに国内では据え置きハード歴代2位の
2030万台以上を合算で売っており、今のペースで売れ続ければ
国内据え置きハードで歴代一位の記録を持つPS2のおよそ2200万台の売上も
年内に抜けるレベルで売れ続けている。2021年度1Qの決算が今月末ぐらいには
発表されると思われるが、それで数字がどこまで伸びているかもまた興味深いハードとなっている。
全世界で今の売れ行きが続けば、年内に1億台を超えるのもほぼ確実で、それでもまだ
今の売れ行きであれば、スイッチはまだまだ売れていくことを予感させるハードとなっている。
現在は全世界でスイッチが一番勢いがあるハードとなっており、その好調を示すように
国内外の多くのディベロッパーが、スイッチにソフトを発売している。
今回は先日のE3ダイレクトにて、恒例のこの後配信枠として配信が行われた
あのSTGを作っている会社が、スイッチにリリースした当たり前過ぎる理由を語っていることが確認されている。
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スイッチにケイブSTG移植のLiveWire「Switchを選んだ理由は採算性」
先日のE3ダイレクトでは、メトロイドドレッドや、スマブラの追加ファイターが鉄拳のカズヤであること。
ブレスオブザワイルドの続編が来年2022年に発売されるなどの新たな情報が多くもたらされた。
当然ながら、この発表だけでかなり濃密なダイレクトであったことは間違いない。
その中で、先に挙げたどの発表よりも歓喜した人が居たかもしれない発表が
弾幕STGというジャンルを確立したほぼSTGディベロッパーである
ケイブが全盛期にACや当時のCS機にリリースした
弾幕STGである、虫姫さまやエスプガルーダ2、怒首領蜂大復活といった
凶悪弾幕STGをスイッチに移植しDL専用タイトルとして配信するというものであった。
かつて、Xbox360で多くのケイブSTGが移植されたものの、その後のハードで
ケイブSTGが本格的に移植されるということはなかった。
しかし、携帯モードを使うとかんたんに縦STGをACと同じ感覚でできる
スイッチでは、2DSTGが復権を果たしており、ゼロディブによる彩京復活プロジェクトから
現在まで積極的に2DSTGが発売されている状況にある。今回のケイブSTGの
スイッチでの配信はまさにその流れを汲むものであるが、開発にあたったディベロッパー
LiveWireの関係者によれば、このタイトルが改めてスイッチで
発売されることになったのは、採算性が高いから…ということであったのが語られているとのこと。
1名無しさん必死だな2021/07/03(土) 20:02:37.86ID:I0ZIEYGd0>>32>>343>>413
515 名前:名無しさん@弾いっぱい[sage] 投稿日:2021/07/02(金) 22:56:12.03 ID:2ht3JERY0
さっきまで某配信で虫姫さま発売記念イベントやってたので内容をざっくりlivewireは設立して3年程度の会社だがスタッフは業界経験が長いものが多く、平均年齢が45歳を超える。
ネバーランドカンパニー、CAVEの他にトレジャー出身者も在籍している。単に他機種版を流し込んでハイおしまいではなく、ちゃんとスコアラーにテストプレイを頼んで調整を繰り返した。
ハードにSwitchを選択した理由は、採算性から。
売り上げによってはパッケージ版や他機種展開もやりたい。
パッケージ版が作れるならSwitchを縦にして収納できるミニ筐体の商品化を任天堂にプレゼンかけたい。
(画像はlivewire浅見氏お手製の試作品)
https://i.imgur.com/n0cjf5l.jpg移植に当たってはCAVEから過去のソースコードの提供有りでガルーダ2、大復活もベースの移植はほぼ終了。
後は多言語対応や移植警察の監修を行う状態。
当たり前といえば当たり前なのだが、やはりスイッチが一番売れて採算が取れることから
まずはスイッチで移植することが決定したとのこと。LiveWire自体は引用にもある通り
かつてルンファクを作っていたネバカンや、大本のCAVEスタッフ、そして同じく
STGの名作として今も根強いファンがいるレイディアントシルバーガンや斑鳩を
制作したことでも知られるトレジャー在籍者が集っている会社であるとのこと。
更にはコアなユーザーにテストプレイをしてもらっての忠実な移植を目指しているようである。
このスイッチ版が売れれば、他機種のマルチの可能性もあるということでノリノリであるようだ。
スイッチではDLソフトが売れる市場であるということはすでにインディーズにも知れ渡っているし
更に開発機材も安上がりで、開発しやすい環境が整っている。さらには今まで日本での
ゲーム審査機関で一定額を払って審査を受けなければいけなかったCEROも、DL販売のみのソフトであれば
今はスイッチとXboxではIARCという新たなレートが利用できるようになっており、こちらであれば
審査料もかからないということで、この虫姫さまはIARC7+でレーティングされているタイトルとなっている。
そういう経費のかからなさも採算性が高いということにもつながるといえる。
当然商売として考えたときに、スイッチが一番旨味のある市場ということでディベロッパーの判断は
ごくごく当たり前のものという認識にしか過ぎない。当然ながら、今回のLiveWireのように
考えているインディーズディベロッパーも多くいるわけで、今後スイッチにますます
インディーズタイトルや、過去のソフト資産が移植され配信されることが続いていくのは想像に難くない。
カプコンの情報流出で白日の下にさらされた某ハードメーカーの時限独占保証金でもない限り、一般メーカーがスイッチを選ぶのは自然の摂理以外の何物でもないですね。
(最近のあちらはまた、セクシャル描写などの表現規制がやや偏執的と呼びたくなるレベルに達してますし‥‥‥)
トレジャーと言えば、メガドライブでマニア好みの作品を連発したかと思えば、64時代にはまさかの任天堂発売作を手がける(罪と罰)など、業界有数の「尖った」メーカーというイメージがあります。
近年はあまり新作を手がけていないようですが、DNAはこちらの作品にも受け継がれているとのことで、ちょっと嬉しいです(それにしてもハードな開発業の現場の平均年齢が45歳‥‥‥ 自分も年齢を言い訳にしないよう気張らねば)。
金銭的な話でもそうですし、やはり開発者であれば自分が開発したゲームを一人でも多くのユーザーにやってほしいという親心もあると思いますしね。
当然ながらゲームを購入してくれるユーザーが多いことがわかりきっているスイッチに出すのは当然の判断と言えます。
livewireにはトレジャー他、ネバカンやCAVEなど人を選ぶような
尖ったゲームを作っていた会社の人材が集まっているようですね。
他にもオリジナルで発売したEnderLiliesも好調なようですから、今後の開発実績に期待が高まりますね!