ニンテンドースイッチの有料オンラインサービスである
ニンテンドースイッチオンライン。
基本は月額300円。一年間まとめて契約すると2400円で一月200円のサービスとなり
ニンテンドースイッチのオンライン対応のゲームのオンサービスを利用できるようになるほか
様々なサービスがこの有料サービスに加入することによって利用できるようになる。
他機種の有料オンラインサービスと比べると、そのサービス内容は弱いとされるが
値段の安さがその内容に反映されているといえる内容になっていて、決して割高のサービスではない。
このニンテンドースイッチオンラインのサービスにおいて、途中から行われるようになった
会員限定のサービスの一つに、いっせいトライアルがある。
他機種の月額サービスにある、決められたゲームを会員に無料で配るフリープレイ的なものだが
フリープレイと違うのは、時限式であるということ。一週間ほどの期間を設けて
その間はフリープレイとなるが、それ以降はまた通常の販売に戻るというもの。
選ばれるタイトルは、当然ながら一週間ほどではクリアできないボリュームのあるタイトルが基本的に選ばれており
基本的には最後までプレイできる時限式体験版的な意味合いになっている。
つまり、これで面白ければ実際のゲームを買ってくださいということで
いっせいトライアル中と終わってから暫くは選出したタイトルが
ある程度の期間割引で販売されるのが通例となっている。
最初に選出されたのは任天堂のファーストタイトルのキノピオ隊長で、任天堂ソフトだけが
対象になるのかと思いきや、話題作はメーカーを問わずの選出となっており
今までインディーズの有力タイトルや、サードの大型タイトルなどが
これまでいくつかいっせいトライアルとして配信されている。
そのいっせいトライアルが、またしても行われることが告知されているが
今回はちょっと意外なタイトルが選出されている。
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次のいっせいトライアルに『戦場のヴァルキュリア』が選出される!
これまで多くの魅力的なタイトルを選出してきたいっせいトライアル。
基本的な評価が高いタイトルが多く選ばれており、任天堂的にも
何かしらの基準があると思われるタイトルを選出していると感じられるが
次のいっせいトライアルのタイトルが発表されている。
次のいっせいトライアルタイトルは、セガのタイトルである
戦場のヴァルキュリアが対象タイトルとのこと!
Nintendo Switchの対象ソフトを期間限定で、まるっとすべてあそぶことのできるNintendo Switch Online※加入者限定イベント「いっせいトライアル」。
※Nintendo Switch Onlineは有料のサービスです。次回の対象ソフトがセガさんの『戦場のヴァルキュリア for Nintendo Switch』に決定しました。期間は、7月5日(月)12:00 ~ 7月11日(日)17:59までの約1週間です。
『戦場のヴァルキュリア for Nintendo Switch』は、架空のヨーロッパで繰り広げられる戦争をテーマにしたシミュレーションRPG。
引用元: 『戦場のヴァルキュリア』が期間限定で遊び放題。Nintendo Switch Online加入者限定イベント「いっせいトライアル」開催。
元は今までPSメインで展開されてきた戦場のヴァルキュリアが初の任天堂ハードに
後発マルチということで4がスイッチで発売されたときに、合わせて過去タイトルができるということで
廉価で発売されたこのタイトル(ちなみに4を買っていると500円で購入できた)が
まさかのいっせいトライアル選出である。4のほうが新しいが、このシリーズの評価は
初代が一番高いということで、それで選ばれたのかもしれない。
今までインディーズソフトなどが選出されてはいるが、大手サードのソフトで
ついでの移植で、定価も2200円弱のこのタイトルが選ばれるというのは意外であった。
ただプレイヤーからは良作判定されているので、この機会に戦ヴァルシリーズに
触れてみるというのは、いちユーザーとしてはありだろう。割引で販売されれば
1500円ぐらいでの販売になると思われるので、未プレイの人がとっかかりにするには
この判断も良いものと言えるのかもしれない。問題は戦ヴァルシリーズが
これ以上シリーズが全く続きそうにないという点ではあるが…
新サクラの大失敗から早急に次の手を打たなければならない状態だし、また戦ヴァルに切り替える前振りなんじゃねえのと思う。
ここから新規タイトル立ち上げるなんて何年かかるって話だから、2~3辺りのリマスタして素材流用して5とかなら早く済む。
その際にまるでユーザを育ててこなかった任天堂サイドでは相手にもされないから、こうして種蒔きを要し、現在の惨状の根幹たるPSW傾倒SW軽視の体質改善も経営陣にやってますアピールってとこじゃねえかな?
今のセガは本当にダメダメですからね…新サクラもひどかったですが、他のシリーズタイトルも軒並み死亡していて、浮上の気配がありません。
オラ夏がスマッシュヒットしたことで、2021年のゲームソフトのメーカー別売上でネオスに既にまくられたそうです。ネオスはオラ夏以外しか出していないにも関わらずです。
今回のいっせいトライアルでスイッチユーザーに戦ヴァルを浸透させようという目論見があるのかもしれませんが…よほど計画的にやらないとまたしても単発で終わってしまうでしょうね。果たしてセガはどこまで本気なのやら…。