日本のゲーム会社の中で、アーケード黎明期からゲームをリリースし

家庭用ハードでもゲームを継続に出している老舗和サードであるコナミ

アーケードで出したゲームを初め、今現在ではかつてのハドソンが持っていたIPも

吸収しており、間違いなく日本では屈指のIPを保有する会社の一つである。


しかし、最近ではその数あるIPについてはかなり休眠状態になっており

新作が全く近年発売されていないIPが多い。特に名作2DSTGのグラディウスシリーズや

かつては凄まじいまでにゲームが発売されていたゴエモンシリーズなど

眠らせておくにはあまりにもったいないIPを複数持っている。


それでも最近は、某氏がコナミを去ってから、主にスイッチメインで

これらの休眠IPが復活される動きも見られており、先日のニンテンドーダイレクトでも

リメイク作品とは言え、パワプロクンポケットRが発表されるなどファンを喜ばせるような発表もされている。

コロナ禍の影響で、かなりの利益を出したスポーツジム事業が厳しい状態になっており(コロナ禍より前に業績は下降していたが)

巣ごもり需要で、家庭用ハードが好調になってからは、一時期に比べると

相当にリリース頻度があがっておりゲームのプレイヤーとしては喜ばしい状況が続いている。

そして機を見るに敏なコナミは主にスイッチに力を入れてゲームを発売・発表している。

その最たる例が、以前はほぼPSオンリーで展開していたリアルさを追求した

野球ゲームであるプロ野球スピリッツの新作が、まさかのスイッチ独占であったり

他にもいくつかのタイトルのスイッチ独占というリリースの仕方である。

実際パワプロの新作はPS4とスイッチでマルチで発売されているが、スイッチ版のほうが

大きく売れているのは間違いない状況になっており、コナミが得意とするスポーツゲームも

いよいよスイッチがメインとなってきている。それに伴い、かつてのIPも徐々に復活する兆しが

見えている今のコナミだが、今後あのタイトルのコレクションタイトルがリリースされるかもしれない…

そんな希望を抱かせるような事象が確認されている。


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『悪魔城ドラキュラ』のGBAコレクションが発売か?オーストラリアの分類サイトでCASTLEVANIA ADVANCE COLLECTIONというタイトルが分類されているのが確認される。

コナミが持つIPの中で、カルト的人気を誇るシリーズが悪魔城ドラキュラシリーズである。

ゴシックホラーのアクションゲームとなっていて、様々な要素がかなりダークなタイトルとなっている。

海外ではキャッスルヴァニアの名前で知られており、メトロイドとキャッスルヴァニアを

足し合わせた造語・メトロイドヴァニアが存在するほどのタイトルとなっている。


かつては多数の機種にシリーズタイトルが積極的にリリースされていた

このシリーズも、今現在では完全新作はリリースされていない。

かつてこのタイトルに関わった開発者が、インディーズとなって

精神的続編的なタイトルをリリースしているが、悪魔城ドラキュラを冠したシリーズ作品はご無沙汰である。


しかしこのタイトルが完全に忘れ去られているかというと、そうでもなく

例えばスイッチやPS4などに悪魔城ドラキュラシリーズをコレクションしたタイトルが

DL専売ソフトとしてリリースが行われており、またスマホアプリなどでリリースもある。

完全新作が出ていないだけで、コナミ的にはまだ活かせるIPであると考えているのではと思われるが

この悪魔城ドラキュラに新たなコレクションタイトルが発売される可能性が浮上している。

オーストラリアのゲームの分類サイトにCASTLEVANIA ADVANCE COLLECTIONという

タイトルのゲームが分類されていることが、以下のページで確認されている。


https://www.classification.gov.au/titles/castlevania-advance-collection


リーカーのリークなどとは違って、こういう分類やレーティングについては

実際にゲームを発売する前の審査に当たるものになるため、かなり信憑性が高い情報となる。

少し前では、海外のサイトで二ノ国2のスイッチ版がレーティング審査

通っていたことを紹介し、その少しあとに正式で発表されたと言ったことがあった。

今回の分類サイトでの確認が果たして、今後のリリースにつながるのか。

タイトルのCASTLEVANIA ADVANCE COLLECTIONから類推するに、ゲームボーイアドバンスで発売された

悪魔城ドラキュラシリーズのコレクションタイトルではないかというのが容易に想像できる。


アドバンスで発売された悪魔城ドラキュラシリーズは悪魔城ドラキュラ Circle of the Moon

Castlevania 白夜の協奏曲、そしてCastlevania 暁月の円舞曲の3作品。

いずれもWii UのVCにて配信はされているが、コレクションタイトルとなれば

嬉しいユーザーも多いのではないだろうか。いずれも評価は良いタイトルとなっている。

今の所分類がされているだけで、ハードなどの情報は出ていないが、アドバンスタイトルの移植となれば

まず任天堂ハードのスイッチは確定的であるのは間違いないだろう。今後正式に朗報がもたらされることを期待したい。