様々なプラットフォームで、精力的にゲームを制作し続ける
フランスにあるゲームディベロッパーであるUBIソフト。
日本でもお馴染みの海外のディベロッパーの一つで、得意なジャンルは主に
FPSだったりオープンワールドのゲームだったりする会社である。
PSやXboxのユーザーと親和性が高いゲームが、そのラインナップの中には多いが
その一方で、Wiiでバカ売れを記録し続けたシリーズで、今もなおそのシリーズが続く
JUST DANCEシリーズや、同社の看板キャラの一人としてレイマンといった
タイトルも定期的に出して、その存在感は一定のものを築いている。
そのレイマンが登場するタイトルのシリーズで、本来はレイマン4として
リリースされる予定であったはずが、メインプラットフォームがWiiであることから
途中で方針が転換され、パーティーゲームとなったタイトルに
ラビッツ・パーティーというゲームがあった。
ラビッツ・パーティーに出てくるこの奇妙な、いわゆるキモカワイイキャラ…
ラビット…すなわちうさぎで、複数形となってラビッツということになるが
このキャラクターがレイマンとはまた違う、独自の人気が出たため
ラビッツもUBIソフトの看板キャラの一人として扱われるようになり
そして2017年のスイッチ元年には、まさかのマリオとコラボを果たした
マリオ+ラビッツ キングダムバトルが発売された。
まさかのコラボのジャンルはシミュレーションRPGということで、海外ではUBIソフトが
自らパブリッシャーとなり、日本や韓国などでは任天堂販売となったこのタイトルは
日本でも一定の注目度と売上を記録し、十分に話題となったタイトルとなる。
今回のE3でこのマリオとラビッツコラボの新作が2022年に発売されることが
決定したのは、昨日の記事で更新したとおりだが、おそらく今回の決定を後押ししたのではないかと思われる
前作のキングダムバトルが、全世界でかなりの数のプレイヤーに遊ばれていたということをUBIソフトが公表している。
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『マリオ+ラビッツ キングダムバトル』全世界で750万人以上に遊ばれていたことが判明!
日本でもリリース後は一定期間、週販の上位に入っていたマリラビ。
ラビッツの知名度は日本では低いと言わざるを得ないが、それでも
マリオとのコラボということと、ゲーム自体も良い出来だったことが
評価されて、日本でも売れ行きが好調だったタイトルとなっている。
マリオとラビッツの意外なコラボでありながら、その親和性はなかなかのもので
またゲームもゴリ押しではなかなかクリアできない硬派なストラテジーSLGだったことで評価の高い一作となっている。
そのマリオ+ラビッツ キングダムバトル、どうやら全世界で750万人以上に遊ばれたと
UBIソフト自身が公表していることが確認されている。
Mario + Rabbids Sparks of Hope
Ubisoft is pairing its cartoon Rabbids with Nintendo’s popular Super Mario Bros. characters in a new strategy game, launching next year. The game marks the first sequel of 2017 Mario + Rabbids Kingdom Battle game, which Ubisoft said more than 7.5 million people have played so far.
引用元: Ubisoft E3 2021: All About Avatar, Far Cry 6, Rainbow Six Extraction and More
というわけで、マリラビは750万人以上の人に遊ばれたとのことである。
日本での売上は最終的に何本だったかは覚えていないが、海外では
ラビッツとの相乗効果で相当売れたというのは間違いないのだろう。
この結果があったからこその、今回の続編というわけで、今度の続編が出る来年には
まず間違いなく世界でスイッチが1億台以上普及しているであろうから今度は一体どれだけ売れるのかが楽しみである。
もちろん、ある程度のソフトの出来が良いことは必須条件であるが
任天堂が一枚噛んでいる以上、一定以上のクオリティが保証されるのはほぼ確実だろう。
こんなに売れていたんですね!
任天堂の看板キャラを使って、これだけの成果を出すとは‥‥‥ちょっとSFC・64時代のレア社を思い出しました。
海外のこういう巨大メーカーって負の側面も結構聞こえてきますけど(今調べたら従業員総数18,000人!? 任天堂の約3倍‥‥‥)、UBIソフトはアサシンクリードで実在の歴史をモチーフにするなど、割と「知恵」をちゃんと使ってゲーム作りをしてる印象を受けます。
ちなみにアサクリシリーズには特に興味なかったんですが、最近Youtubeのゲームさんぽというチャンネルを偶然見たら、第一線の歴史家の長時間の解説に耐えうる位しっかり時代考証がされていることを知り、かなり感心しました。
この売れ行きは自分も驚きました!
まさか750万以上プレイされていたというのは、両者の人気によるものでしょうね。
残念ながら日本ではラビッツの知名度は低いですが、マリオがそれを補ってあまりあるので、今回の結果が出たということでしょう。
UBIはソフトを安定して供給しているところは素直に評価できる会社だと思いますね。
日本でも法人があって、積極的にゲーム広報を行っている会社の一つですが、ゲームのジャンル上どうしても認知度は低いのかなとも思ってしまいます。頑張ってほしいメーカーの一つですね(日本ではPSで表現に関するやらかしが少し前にありましたが…)