今は亡き、個性的なゲームを出すことでカルトなファンを多く獲得していた
日本のゲーム会社の一つであるデータイースト。
そのデータイーストがファミコンで1991年5月に発売した個性的なRPGタイトル…
それがメタルマックスである。
当時、ファミコンで大ヒットを飛ばすこととなったドラクエに続けとばかりに
多数のメーカーから雨後の筍のようにRPGタイトルが発売されていた。
基本的にはドラゴンクエストと同じジャンルである、ファンタジー風のタイトルがほとんどを占めており
その中からファイナルファンタジーシリーズなどが生まれるきっかけとなった。
いわゆる剣と魔法の世界のファンタジーRPGが乱立するなか
メタルマックスは竜退治はもうあきたという挑戦的なメッセージを打ち出し
剣と魔法の世界から戦車と人間のRPGという、当時の王道に対して
アンチテーゼ的な立ち位置を意図的に確立していた。メインスタッフの中にはかつて
ドラクエを生み出した堀井雄二とともに、少年ジャンプ誌上でファミコン神拳の
メンバーの一人で、ミヤ王の名前で活動していた宮岡寛氏が参加している。
自由度の非常に高いゲームデザインが特徴で、初代に於いては
賞金稼ぎになる夢がある主人公が、何もせずにゲーム開始直後に引退して
そのままエンディングを迎えることもできるという奔放さが一部で話題になった。
戦車をカスタマイズして冒険するが、人間状態でも戦う必要があったりして
今見ても色々と斬新なゲームであったメタルマックス。
ファミコンの初代がカルト的な人気を博して、その後のゲーム機にも名前を冠した様々な作品が発売されている。
DS・3DSで発売していたナンバリングタイトルがなかなか好評なのに対して
PS系に出しているのは評判が芳しくないのが多く、かなり当たり外れが大きいシリーズでもある。
ここ直近の最新作は、最初はPS4・Vitaで発売されたものをリメイクした形でスイッチとPS4で
リリースしたメタルマックスゼノリボーンが最新作となっている。
当たり外れの大きいシリーズと書いたが、ゼノとゼノリボーンについては
残念ながらハズレの部類に入るタイトルとなっている。個人的にプレイしていないので
個人的なレビューはできないが、ネット上ではかなり酷評されているのが
レビューを検索すればすぐに参照することができるタイトルとなっている。
メタルマックスシリーズ自体は先述したように、このゲーム性が他になかなかないものなので
コアな固定ファンがついているタイトルであるが、残念ながらゼノ・ゼノリボーンともに
それらのコアなファンを満足させることはお世辞にもできたとは言えないタイトルとなっている。
かつてのファンには、最近のメタルマックスシリーズの体たらくに、新作が出ることよりも
もうこのシリーズの名前を冠したタイトルを出さないでほしい…などと言った複雑な
想いを抱いているユーザーもいるのではないかと思われるほどの迷走ぶりが
ここのところは続いているが、現在のパブリッシャーである、角川ゲームスは
まだまだこのシリーズを諦めていないようだ。なんと新作の制作が3本、一挙に発表されている。
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メタルマックス30周年記念で新作3本が一挙発表へ!
今年の5月で発売から丸々30年を迎えるメタルマックス。
30周年という周年については普通であればめでたいが、最近のゲームの出来の
微妙さを見る限り、もはやこのシリーズを掘り起こさないでほしい…と思っている人もいるのではないだろうか。
最近のゼノシリーズの出来を見ると、そんな気分にさせるメタルマックスシリーズだが
発売から30周年ということで一挙に3本、ソフトが発売されることが公式で発表されている。
気になる新作の展開も発表。『メタルサーガ』シリーズにも動きが……!
その後、『メタルサーガ』シリーズを手掛けるサクセスから、『メタルサーガ』プロジェクトプロデューサーのKAZ氏が登場。“鋼のコラボ”と銘打ったキャンペーンの内容が紹介された。
その中で、『メタルサーガ』の完全新作プロジェクト“PROJECT WOLF”が発表。これには生放送を視聴していたファンも驚いたようで、発表を喜ぶコメントが多く流れていた。気になるゲームタイトルや、世界観、ゲーム内容は2021年5月23日の前夜祭生放送での発表を予定しているとのこと。
『メタルマックス』30周年直前生放送をリポート。『メタルサーガ』完全新作などの新展開に関する発表も!
また、『メタルマックスゼノ リボーン2』として情報が発表されていた作品の正式タイトルが『メタルマックス・ワイルドウェスト』に決定。こちらも、前夜祭生放送でさらなる情報が公開されるそうだ。『メタルマックス』30周年直前生放送をリポート。『メタルサーガ』完全新作などの新展開に関する発表も!
さらに、24Frameが開発を行っている『METAL DOGS(仮題)』という新作タイトルも発表。30周年の節目を祝うタイトルとして、2021年初夏にSteamにて配信を予定している。
粗製乱造感がすごい…(不安
ゼノシリーズが出来が良ければ期待度も高まっただろうが、これは正直…。
角川ゲームスのゲームはどうにも出来が良くないのが多いので、今回のメタルマックスシリーズにおいても
期待はできないのでは…というのが正直な所。
この不安を良い意味で裏切ってくれることを少しは願いたいものだが
その可能性はかなり低いのではないだろうか…今回の出来が悪かった場合は
今残っているファンも呆れ果ててしまうと思うが…。その認識は製作者にあるのだろうか?
30周年でシリーズにトドメを刺すことにならないことを祈りたいが果たして?
同じくドラクエアンチテーゼなキャッチコピーで登場を果たした「世界を救うのはもうやめた!」の方のシリーズは今でも順調だと言うのに…
最新作のPS5パッケージ版の発売中止の動きは芸術的でしたね。
世界を救うのをやめたのほうは、なんだかんだで継続的にタイトルを出してますからね。今はコエテク母体なので、結構したたかですし。PS5版パッケージ版中止は露骨すぎて笑いましたがw
メタルマックスはしばらく空白期間があってDS後期から再びある程度の活動が再開されましたが、やはり売り方的にも問題が多く、どうしても期待できないタイトルになってしまってますね。
たまに顔出します笑
ファミコン、スーファミ版は夢中でハマりました。
おや?となってきたのがアドバンス版の
移植当たりから。あれは下請けのミスも
なんちゃらで。
その後ハード変わる度に残念な出来に。
私の中ではドリームキャスト版が発売中止に
なった時点でこのシリーズは終わったのです涙
こちらではお久しぶりですw
確かにハードが変わっていく度に評価が落ちていった記憶がありますね。
DSの3や2リローデッド、やや尖ってはいるもののシリーズとしては評価を得た4以降はもうだめですね。
任天堂ハード以外やマルチで出したものは、大体失敗してますね。
ドリキャス版なんてあったんですねwそれは完成を見たかった…。